今日も満席、人気店です。
開店して5分後に着いた時には既に一杯だったので、右手に見える壁側の狭いカウンターで食べることに。
今日は会社の同僚と二人で。
過去に食べて印象の良かったピンチョスを適当に・・
ボケロン(カタクチイワシ)にピーマン、ウズラのゆで卵。普通に美味しいです。
玉子サンドの具。
中にはアンチョビのペーストが入っていてこれも、悪くない。
ここから前回食べ損ねた、念願の肉です。
パンは皮がパリッとしていてまあまあ。
メインの肉の前にピンチョスを結構食べたので最終的には半分残しました。
これが噂に肉、チュレトン(2人前)です。 30€
軽く500グラム、それ以上ははあります。
肉には甘みがあり、美味しいのですがレアで注文したせいか微妙に中が冷たい。
総額:58.10€ (ビール2杯、ワイン5杯、カフェ2杯含む)
ピンチョスは相変わらずレベルが高く、尚且つ1個1.45€。
グラスワインも良くある地元ペネデス産の不味いワインで無くそこそこ飲めて1.50€と言うのは文句無しに安い。
お目当ての肉は焼き加減をレアで注文したせいか、中が微妙に冷たくてその点がイマイチ。
ただ、熱々の皿に乗せられて来たせいか食べている途中から気にならなくなりましたが最初に注文する時の焼き加減はミディアムレア ぐらいが良いのかも知れません。
次回は、それで試してみます。
あと掛かっている荒塩は粒が大きくて硬いので噛み潰した時に塩の味を強く感じます。
肉の温度と同様に食べている途中で気にならなくなって来るのですが、もう少し粒の細かいもしくは違うタイプの塩が良いのではないでしょうか。
ところで肉には甘みがあり最後まで美味しく食べれました。
熟成の加減が絶妙なんでしょうね、魚に関しては日本人の足元に及ばないのですが肉に関しては、さすがヨーロッパ人よく知り尽くしていると称賛できます。
また、以前よく通ったアルゼンチン料理レストランの肉より、こちらが上。
ピンチョスの前に客が座っていて不便な点、ウエイター達が何とも愛想のない点
その2点を過去に指摘しましたが、今回は私自身が大分それに慣れたせいかあまり気にならなくなりました(笑
今日は合格点の70点以上を付けますが、とは言ってもやはりこの店は日本からの観光客にはお勧めとは言えません。
バルセロナの外食に慣れた在住者向けの店でしょう。
味わい:4.1 食材:4.2 技術:4.1 個性:3.9
雰囲気:3.6 ボリュームと:4.3 コスト:4.5 サービス:3.5
満足度74点