第2回 グルメツアー
Can Majó
エスケシャーダ。
良い鱈の肉を使っています。 食感があってこれは美味しい。
プルポ・ガジェゴは運ばれた来た時の写真を取り忘れてしまい、これ1枚のみ。
タコの下に敷いてあるジャガイモはこの店、独特の物なのですが私の好みではありませんでした。
以前食べた時は、確かトマトソースの味が強かったような記憶があるのですが味が変わったのか、まずまずの及第点。
6人で食べて
総額:190.11€ (CAVA2本、ワイン白1本含む)
サービスに関しては、オーダー取り、皿だしともに特に問題無く合格点。
前菜として食べた料理については、同地区にある他のシーフードレストランの平均点はクリア。
メインのパエリヤは以前のトマトソースを強く感じる味から変わったようですが、それはそれで悪くありません、またイカ墨のパエリヤも米の炊きあがり、味共に合格点。
尚、イカ墨にはアリオリ・ソースを付けると更に美味しくなります。
パエリヤ、シーフードレストランとしては特に一押しと言う事はありませんんが、同タイプの店が多数競合するこの地域の店の中では悪くない選択枠の一つと思います。
市内からほんの地下鉄で少し足を延ばすだけで地中海。
海を横目に見ながら食事は、市内観光とはまた違ったバルセロナの顔が見れるはず特にこれからの季節はお勧めです。
味わい:3.9 食材4.0. 技術:3.9 個性:3.7
雰囲気:3.9 ボリューム:4.1 コスト:4.0 サービス:4.0
満足度:69点
大きな地図で見る
Kaiku 2
ビーチ沿いのテラス席は、なんだか野ざらしの様な感じでイマイチ。
柵が無いので、観光客は気を付け無いとコソ泥に鞄をすぐに持って行かれそう (笑
冴えないテラス席ですが、そうは言ってもこの時期やはり外は混んでいて中に座りました。
この写真ではテーブルが空いていて、混んでない様に見えますが人気店で、ランチは2回転
この日はテーブルによっては、なんと3回転させていました。
Menu(定食)が11.10ユーロであるのですが、せっかく来ているのですから
アラカルトで食べる事にしましたが、メニューはカタルーニャ語と英語メニューのみでスペイン語がありません。
揚げた油の切れがイマイチでしたが、すきっ腹に飲む前の胃の粘膜保護には、ちょうどと思う事にして、さてワインは
もちろんこの時期ビーチとくれば白、地元Monsant産で19.40€
市売価格の2倍弱で適正価格。 葡萄はガルナッチャ・ブランカ主体ハズレがわりと少ないので最近は良くこの葡萄を使った白を飲んでいます。
zamburiñas サムブリニャと呼ばれるホタテの一種です 14.10€
掛けて食べると、夏にピッタリのスッキリした味に。
ちなみに、こんなバカみたいにソースを掛けないで下さいネ (笑
頼まないでもパンも付いて来ますが、これは場末バルで出て来るパンと同じで評価する以前の物。
パプリカがたっぷり掛けてあって、あとカレー粉も使われていました。
タコは素材的には美味しいのですが、アボガドとの組み合わせは微妙。
アクセントのカレー味については面白いと思います。
メインに頼んだ、アロース・ネグロ(イカ墨パエリヤ)16.06€×2人前=32.12€
海老とイカはこれ、と言う事はそれぞれを別に調理して最後に乗っけたと言う事ですがよく見る、これらの具を全部一緒に炊きこむ標準的なパエリヤだと火が通り過ぎて素材が死んでしまうのですが、この方がちゃんと素材を味わえて美味しいです。
2人で食べて
総額:84.08€ (ワイン白1本、カフェ2杯含む)
サービスは10€のランチを出して、客を2回転させている店ですから、特にサービスがどうのと言ってもしょうがないですし、今の大衆食堂のノリで全く問題無し。
この地区に大量に林立する他のシーフードレストランと比べると、ザンブリーニャ貝に生姜とライムのソース、タコにカレー粉を使うなど料理に一ひねりがあります。
メインに食べたイカ墨パエリヤは、最初は水っぽい様に見えましたが、これまで他の店で食べて来た中では最高レベルと言える物で、非常に満足感がありました。
以前はお昼のみの営業でしたが夜もやるようになって使い勝手が良くなりました近所の「La Mar Salada」と共に、この地区のお勧めレストランの一つと言って間違い無いと思います。
私でしたら定食で食べるなら「La Mar Salada」、アラカルトで食べるなら、この店でしょうか。
味わい:4.3 食材4.3 技術:4.1 個性:4.2
雰囲気:3.5 ボリューム:3.9 コスト:4.2 サービス:3.9
満足度:76点
大きな地図で見る
Roca Bar 1
クールなお店ですが、週末にも関わらず相変わらず集客に苦しんでいる様です。
オイスターバーを担当しているのは彼女↑ なかなか感じが良い女の子です。
早速、注文してみました。
このソースも試してみて、と持って来られたのはみじん切りの玉ねぎが入っているワインビネガー。
さすが、デザイン至上主義のトラガルースグループの店だけあって、オシャレですね
さて、この店の創作タパスを試してみます。
まずはイワシのフライ。
切って中を見てみると、イワシを発見。
中に入っていたバジルの葉が味のアクセント、 清涼感を与えてくれます◎
中はいつものクリーム系ですが、美味しい~♪
久しぶりに美味しいと思ったコロッケです。
真ん中に珍味のホタテの紐の様な物が乗っていますが、イカです。
味的にはどうでもいいか。
Joan Rocaシエフの初期の料理に、こういうのがありましたね。
魚料理を、幾つかのソースで食べ比べると言うやつ、懐かしい。
と言う事で今日は4種類の味を楽しめ、ってことでしょうね。
もし行かれる方は、パンは薄くて脆いので、一口で食べて下さいネ。
そおしないとボロボロに砕けますヨ! (笑
味付けは◎
2 人で食べて・・
総額:約89.00ユーロ(ワイン白1本含む)
スタッフの数はお客の数に比べて、異様と言うぐらいに多いのですが 、見ていると、ただ皆がバタバタ動き回っているだけで、ワインを一度も注ぎに来ない、精算を頼んだにも関わらず忘れているなど肝心の目配りテーブルウオッチングが出来ていません。
料理は、世界ランキング1位のJoan Roca氏の店..と言ってしまうと、思考を止めた様なコメントになりますが、他の店で食べる創作タパスとは確かに違いを感じます。
味、オシャレナ盛り付け、そしてお手頃な値段と、それなりに納得できる店かと思います。
2013年世界のレストランでNo.1に輝いた「Celler de Can Roca」がプロデュースするガストロ・バル。
今は予約が取れないだろう、Gironaの本店まで足を延ばす時間がない方に市内にあってアクセス最高、ここで軽くつまんでみるのも良いかも知れません。
味わい:4.0 食材4.0 技術:4.0 個性:4.0
雰囲気:3.8 ボリューム:3.9 コスト:3.9 サービス:3.5
満足度:69点
大きな地図で見る