ビーチ沿いのテラス席は、なんだか野ざらしの様な感じでイマイチ。
柵が無いので、観光客は気を付け無いとコソ泥に鞄をすぐに持って行かれそう (笑
冴えないテラス席ですが、そうは言ってもこの時期やはり外は混んでいて中に座りました。
この写真ではテーブルが空いていて、混んでない様に見えますが人気店で、ランチは2回転
この日はテーブルによっては、なんと3回転させていました。
Menu(定食)が11.10ユーロであるのですが、せっかく来ているのですから
アラカルトで食べる事にしましたが、メニューはカタルーニャ語と英語メニューのみでスペイン語がありません。
揚げた油の切れがイマイチでしたが、すきっ腹に飲む前の胃の粘膜保護には、ちょうどと思う事にして、さてワインは
もちろんこの時期ビーチとくれば白、地元Monsant産で19.40€
市売価格の2倍弱で適正価格。 葡萄はガルナッチャ・ブランカ主体ハズレがわりと少ないので最近は良くこの葡萄を使った白を飲んでいます。
zamburiñas サムブリニャと呼ばれるホタテの一種です 14.10€
掛けて食べると、夏にピッタリのスッキリした味に。
ちなみに、こんなバカみたいにソースを掛けないで下さいネ (笑
頼まないでもパンも付いて来ますが、これは場末バルで出て来るパンと同じで評価する以前の物。
パプリカがたっぷり掛けてあって、あとカレー粉も使われていました。
タコは素材的には美味しいのですが、アボガドとの組み合わせは微妙。
アクセントのカレー味については面白いと思います。
メインに頼んだ、アロース・ネグロ(イカ墨パエリヤ)16.06€×2人前=32.12€
海老とイカはこれ、と言う事はそれぞれを別に調理して最後に乗っけたと言う事ですがよく見る、これらの具を全部一緒に炊きこむ標準的なパエリヤだと火が通り過ぎて素材が死んでしまうのですが、この方がちゃんと素材を味わえて美味しいです。
2人で食べて
総額:84.08€ (ワイン白1本、カフェ2杯含む)
サービスは10€のランチを出して、客を2回転させている店ですから、特にサービスがどうのと言ってもしょうがないですし、今の大衆食堂のノリで全く問題無し。
この地区に大量に林立する他のシーフードレストランと比べると、ザンブリーニャ貝に生姜とライムのソース、タコにカレー粉を使うなど料理に一ひねりがあります。
メインに食べたイカ墨パエリヤは、最初は水っぽい様に見えましたが、これまで他の店で食べて来た中では最高レベルと言える物で、非常に満足感がありました。
以前はお昼のみの営業でしたが夜もやるようになって使い勝手が良くなりました近所の「La Mar Salada」と共に、この地区のお勧めレストランの一つと言って間違い無いと思います。
私でしたら定食で食べるなら「La Mar Salada」、アラカルトで食べるなら、この店でしょうか。
味わい:4.3 食材4.3 技術:4.1 個性:4.2
雰囲気:3.5 ボリューム:3.9 コスト:4.2 サービス:3.9
満足度:76点
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