少人数でバルの料理をを楽しむのは非常に難しいのですが、そこを何とかアレンジ
今回は合計9種類(パン・コン・トマテ含む)の料理を堪能して頂きました。
アレンジの工夫として、料理にミニハンバーガーも入れてみました。
サグラダファミリの夜景ライトアップ、こちら生誕の門側が先週より消えたまま
いつ元に戻るのでしょうか?
と諦めていあたら突然ライトが!
さて、今日のツアーは名古屋からのご夫婦にご参加いただきました。
案内は、スタッフのミランダもやはり同じ愛知出身。
皆さん、なんだか良い感じですね!
前回はカウンターでしたが、この円卓の方が椅子が快適そうだったので
こちらに。
ただ、後で気が付くとテーブルが小さくて食べにくい (笑
さて、お目当ての牡蠣登場! 3€/個
あれ? 8個頼んだはずが7個しかありません・・。
前回、この店で飲んだナバラ産の白は悪く無かったので、この店のセレクションは
大丈夫だろうと信じて適当に地元のペネデス産の白を頼んだら、なんだかイマイチ。20€
一緒に出て来たパンは薄切りカリッとしていますが、何かもう一工夫欲しいですね。
真ん中の緑はオリーブをクリーム状にしたものですが、特に印象に残らない一品。
ロカデイージヨ 。 10€
ボカデイージョのRoca版と言う事らしいです。
中は煮込みが入っていました。
食べた感想は、具だくさんの肉まんと言ったところ (笑
ボケロン(ヒコ鰯)とサルデイーナ(鰯) 8€
初めて見ると2週類のイワシの組み合わせですが
2人で軽く食べて
69.00€ (白1本含む)
サービスは、トラガルースグループ店らしく若くて見栄えするオシャレなスタッフ揃い。
但し、きびきびやってはいるのですがイマイチまとまりが無い。
その原因の一つはバルとラウンジ、レストランが一体化している非常に大箱な店の形態によるものかと思います。
さてお目当ての牡蠣。
小ぶりの上に味もあっさりし過ぎ、ただ食べたと言うだけで全く印象に残らず
つまんだタパスのロシアンサラダは街場のバルで食べるのと何ら変り無く
創作ボカデイーヨは1個100円井村屋の肉まんと言うなら許せますが、
10ユーロ、日本円で1,400円もする肉まんでは子供騙しと言われてもしょうがないでしょう。
あと2種のイワシの創作はアイデアだけで完成度が低いもので、今日食べた物全てに言えるのですが、全く良いところ無く
最後の止めはワインが不味くて、ホント散々な目に遭いました。
前回の訪問時はそれなりの満足感があったのですが今回は
選んだ物が悪かったのかもしれませんが当分は・・・ 来たくないなあ~。。。
トホホ。。
味わい:2.5 食材:3.5 技術:3.8 個性:4.3
雰囲気:3.9 ボリューム:3.9 コスト:3.5 サービス:3.7
満足度:58点
ところで、このお店に来た理由はこの人のプロデユースする店と聞いたからです。
バルセロナのグルメなら誰でも知っている、あのXavier Pellicer シエフ↑
今日はこの2階席で食べました。
窓からはビーチが見渡せます。
お通しのオリーブは、お馴染の地元産のアルベッキーナ。 イケます。
パンはパリッと焼けていて良い感じ。
ところで、入れ物がフエルトで面白いですね。
さて最初に、つまんだのがシーフードレストランの定番物のブニュエロス。 7.90€
鱈のすり身を揚げた物です。
割ってみると、こんな感じ。
団子の中身はいつも食べる物より軽めです。
つまみの2品目は、これも定番タパのブラバス。 5.60€
ジャガイモは皮付きなのは最近の流行り。
さて、このソースなんですが・・・。
今まで色々な店で食べた、その中でもワースト3に入るぐらい不味い・・
何なんでしょう?この味のしないソース、呆れてしまいます。
悪くは無く及第点なのですが、この周りにあるシーフードレストランでも普通に食べれるレベルです。
先月、確かこのワインをどこかの店で飲んでイマイチだったと 18.50€
飲んでから、それを思いだしましたが・・・ 後の祭り (笑
貝の身はプリッとしていて、火の通りは良いのですが、ただ炒めただけ、素材だけでは芸が無い。
パエリヤは炊き上げた、ご飯の厚さがこの位が一番良いと言われています。
俗に言う「un dedo」日本語で言うと指1本を横にした厚さです。
アバンダとはアロース(お米)と具が別々と言う意味なのですが
具がナバハス(マテ貝)と言うのは初めて食べました。
マテ貝は美味しかったです。
ところで、ご飯はアルデンテに炊きあがっているのですが、カルド(スープ)が、ご飯にからんでいなくて、ご覧の様に真っ白。
表面は、こんな感じで味が濃そうに見えますが全体的にコクが無い。
店を出ると前は通りを挟んでこんな感じ。
暑くなってきましたねバルセロナも。
3人で食べて
総額:126.10€ (ワイン1本、水1本、ビール3杯含む、デザートは2人分です)
サービスは、ハッキリ言って素人の寄せ集め。
マニュアル通りには一応やってはいるのでしょうが一年後に来ても、この海の家のバイト的な素人集団には、正直 大して進歩がなさそうにも思えます。
・・と言うと辛口すぎでしょうか (笑
料理については、ブニュエロスはまあまあ、ブラバスはガッカリ、あさりは普通 エスケシャーダは悪くは無いですが、かと言って特筆するものでも無く メインに頼んだパエリヤ(アバンダ)に至っては私が作るパエリヤが間違い無く美味しい。
この料理が、かつて二つ星のレストラン「Abac」と、あの「Can Fabes」2軒を率い剛腕シエフと異名をとったXavier Pellicer氏の本当に手によるものなの???
まるで狐につままれたとは、正に今日のこの事。
味わい:3.6 食材:4.0 技術:3.8 個性:3.7
雰囲気:3.9 ボリューム:3.9 コスト:3.8 サービス:3.4
満足度:60点
入店したのは14時前ですが私達以外に一組のみ。
当日の午前中に電話して簡単に席が取れたので、案外と空いているなと思いきや
結局、最後は満席で予約無しで飛び込みで来た人は断られていました。
久しぶりに来てみると、コース料理が3種類に増えています。
短いコースが5皿、以前からのコースが9皿、そして長いコースが12皿。
あと、これまでいた日本人の女性スタッフShokoさんが辞めていました。
上にはパンセッタ。
この店のシエフは、このパンセッタを料理に使うのが好きですね。
ワインは以前よく飲んだいた、リベラ・デ・ドウエロ産の赤。 34.50€
市売価格の1.5と言う事でバルセロナのレストランの標準的な掛け値です。
私の前菜はバカラオ(鱈)にホウレン草と上に掛っているのは白トリフ・・
なんて事はあるわけは無く(笑) クルミを薄くスライスした物です。
15€
最初バカラオの皮かと思ったら、身を焼いて少し焦がしていました。
香ばしさが出て良い感じ。
パンセッタを切るとこんな感んじで、グチャグチャ。
少し私も食べてみましたが面白い創作とは思いますが、いま一つピンときません。
今日のお目当てはこれ肉。 46€(2人前)
この店の肉の盛り合わせは特筆物で私の一押しなのですが・・・・
盛り合わせは、もう無いとのことで結局このチュレトンに。
付け合わせのポテトは、マスタードにもう少しパンチがあっても良い様な・・
デザート。5.20€
ちなみに二人でシエアしました。 半分に切ってそれぞれの皿に出してくれます。
写真のこれで1/2人前
この店のデザートは、お金を出して食べる価値あり。
つまり、他のレストランでは大したデザートは無いと言う事です、スペインでは。
二人で食べて
総額:138.40€ (ワイン1本、水2本、カフェ2杯含む)
サービスはシェフの奥様と、あと一人も女性。
以前からそうなのですが、皿出しが遅くなると言う様な事はありませんが満席になると見ていても二人では大変そうです。
あと非常に狭い店なので満席の際、特に家族、グループ客がいると非常に騒々しく、その点は街場のレストランと変わりません。
料理については前菜は、良かったと思います。
特にバカラオ(鱈)は、あまり美味しいと呼べる食材にも関わらず工夫しています。
ただし、メインの肉が以前の3種類の熟成肉の食べ比べが無くなり、チュレトンかエントレコット(リブロース)の選択しか無く、この日の肉の熟成具合、味にはその価格からすると不満が残る物でした。
味わい:3.8 食材:4.0 技術:4.2 個性:4.3
雰囲気:3.7 ボリューム:4.1 コスト:3.7 サービス:3.8
満足度:63点