入店したのは14時前ですが私達以外に一組のみ。
当日の午前中に電話して簡単に席が取れたので、案外と空いているなと思いきや
結局、最後は満席で予約無しで飛び込みで来た人は断られていました。
久しぶりに来てみると、コース料理が3種類に増えています。
短いコースが5皿、以前からのコースが9皿、そして長いコースが12皿。
あと、これまでいた日本人の女性スタッフShokoさんが辞めていました。
上にはパンセッタ。
この店のシエフは、このパンセッタを料理に使うのが好きですね。
ワインは以前よく飲んだいた、リベラ・デ・ドウエロ産の赤。 34.50€
市売価格の1.5と言う事でバルセロナのレストランの標準的な掛け値です。
私の前菜はバカラオ(鱈)にホウレン草と上に掛っているのは白トリフ・・
なんて事はあるわけは無く(笑) クルミを薄くスライスした物です。
15€
最初バカラオの皮かと思ったら、身を焼いて少し焦がしていました。
香ばしさが出て良い感じ。
パンセッタを切るとこんな感んじで、グチャグチャ。
少し私も食べてみましたが面白い創作とは思いますが、いま一つピンときません。
今日のお目当てはこれ肉。 46€(2人前)
この店の肉の盛り合わせは特筆物で私の一押しなのですが・・・・
盛り合わせは、もう無いとのことで結局このチュレトンに。
付け合わせのポテトは、マスタードにもう少しパンチがあっても良い様な・・
デザート。5.20€
ちなみに二人でシエアしました。 半分に切ってそれぞれの皿に出してくれます。
写真のこれで1/2人前
この店のデザートは、お金を出して食べる価値あり。
つまり、他のレストランでは大したデザートは無いと言う事です、スペインでは。
二人で食べて
総額:138.40€ (ワイン1本、水2本、カフェ2杯含む)
サービスはシェフの奥様と、あと一人も女性。
以前からそうなのですが、皿出しが遅くなると言う様な事はありませんが満席になると見ていても二人では大変そうです。
あと非常に狭い店なので満席の際、特に家族、グループ客がいると非常に騒々しく、その点は街場のレストランと変わりません。
料理については前菜は、良かったと思います。
特にバカラオ(鱈)は、あまり美味しいと呼べる食材にも関わらず工夫しています。
ただし、メインの肉が以前の3種類の熟成肉の食べ比べが無くなり、チュレトンかエントレコット(リブロース)の選択しか無く、この日の肉の熟成具合、味にはその価格からすると不満が残る物でした。
味わい:3.8 食材:4.0 技術:4.2 個性:4.3
雰囲気:3.7 ボリューム:4.1 コスト:3.7 サービス:3.8
満足度:63点