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Harrison Foc

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店の名前になっているHARRISONとは、あのハリソンフォードから取ったと言う
変わった名前の店。 ちなみにFOCとは炎と言う意味。

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さて今日は、このブログではあまり扱わない安価なお昼の定食を試してみます。

 

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店の中はこんな感じでキャパは50人弱というところでしょうか。
この日の客は近所で働く サラリーマンにOL客が多くいました。

 

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まず出て来た、お通しのオリーブは平凡。

 

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パン・コン・トマテは自分で作ります。
田舎風のパンはカリッと焼けていましたが少し時間が経っていたようで、
欲を言えば、もう少し温かければ良かったですが

 

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ドリンクは今日も水にしました。

 

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前菜に選んだのは地元の伝統料理
シャトサラダ。

 

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味が濃そうに見えましたが、定食ランチのサラダとして悪くない。
ツナもしっかり入っていました。

 

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この店の定番のブテイファラは見た目が寂しい・・・

 

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ですが、このブテイファラはとても
フレッシュで美味しい。

 

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行け合わせのポテトはあと一工夫と言うところ。

 

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定食なのでデザートも試します。
選んだのはシンプルなプリン。

 

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味は普通ですがプリンはずいぶん堅め、それがなんだか気に入りました。

この後〆にカフェ1.36€を一杯飲んで終わり。

 

1人で食べて
総額:14.26ユーロ
(水1本、カフェ1杯含む)

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サービスは女性二人、移民の人達が多いバルセロナの飲食業界ですが
最近では珍しい、地元のノリの普通のスペイン人。
店のキャパがそれなりにあるにも関わらずこの日は二人で回っていたせいか
ぎりぎりと言う感じで、あと一人は最低入れないとだめでしょう。
ただ、注文また皿出しで待たされる事も無く特にストレスは感じず。

料理に付いて述べると・・・
前菜のシャトサラダは、お昼の定食として食べるものとしては優秀。
メインは皿としては寂しい物がありましたが、ブティファラは最近食べた中でも、
なかなか美味しい物でした。
ただ付け合わせに関してはもう少し工夫があっても良いかと思います。

お昼の安価な定食とは言ってもチップを入れると15€で、バルセロナの相場から言うと
それは少し高めな訳ですが、シンプルながら料理自体は悪くないと思います。
周りには何も無い場所ですので、日本から旅行で来られる方がわざわざ来る
理由は全く見当たりませんが、近くを通ったらまた立ち寄ってみます。

味わい:4.0 食材:4.0  技術:4.0 個性:3.8
雰囲気:3.9 ボリューム:4.0 コスト:3.9  サービス:3.8

満足度:70点

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Mosaic

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やって来たのはヒルトンホテル。

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特に目指して来た訳では無いのですが、ランチ時に前を偶然通りかかって
どんな感じか試してみる事に

 

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レストランは一階のホテルの入り口横に併設されています。

 

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中へ入って見るとこんな感じ。

 

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店内はかなりの大箱で、この日の客の殆どはビジネスマンでした。

 

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席に着いて出されたメニューは、なんだか・・

 

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ペラペラ紙のまるで日本のファミレスの様なメニューで、びっくり。
今日は前菜、メイン、デザートをそれぞれアラカルトメニューの中から一品選んで
ワンドリンクとカフェが入って35€のお得なランチメニュー、それを試してみます。

 

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お通しのオリーブは、地元の定番のアルベッキーナ種。

 

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最近、胃の調子が良くないので今日は大人しく水にしました。  (笑

 

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パンは2種。
どちらも、あまり美味しいとは言えないのですが

 

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このバージンオリーブオイルを付けると、まあそれなりに食べれました。

 

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前菜のスクランブルエッグ。
オーガニックの卵を使用との事で

 

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中にはマッシュルームがたっぷり入っていて

 

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味もしっかりついています。

 

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メインは、本日の魚ロダバーヨ。

 

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かなりのボリューム。
上に載っているはキノコ

 

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下にはポテトが敷いてあって、ソースはスケット。

 

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う~ん、あまり味がしません。

 

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デザートはティラミス。

 

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見た目はいつも美味しそうに見えるのですが。
本当にスペインのイチゴって甘味が無くてまるで木の様です。

この後カフェを一杯飲んで〆。

 

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1人で食べて
総額:35.00ユーロ
(水1本、カフェ1杯含む)

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近代的なホテル内の店は、窓が大きく大量の光が入って明るく開放的。
ただし大箱のそれはモダンでオシャレと言うだけで、何か私には味気ない。
サービスに関しては、とりあえずマニュアルを最低限こなしていると言うところ。

さて料理ですが・・
前菜のオーガニックの卵を使ったスクランブルエッグは、しっかり味が付いていて◎
メインの魚(ダルマガレイ)はボリュームはたっぷりは良いのですが
表面に塩が効いているだけで、その肉厚な身のせいか中は殆ど味がしない。
ただ初めからそれは計算づくで、スケットのスープで食べてもらう意図・・・だった
と分かるのですが、肝心のそのスープは味が薄く弱過ぎて、これでは話にならない。
それはまるで、味のしない白身魚を味噌汁に浸けて食べる様な物
最後のデザートはシンプルでしたが、まずまず。

さて、一応はヒルトンのレストランなので少しは高級感を期待しましたが
食べた印象は高級は高級でも高級ファミレス。
35€のランチ、特に損したと言う気はしませんでしたが・・
ファミレス好きの人ならともかく、グルメと自称する人が わざわざ食べに来るような店で無い事は確かなようです。

味わい:3.8 食材:4.0  技術:3.9 個性:3.8
雰囲気:3.8 ボリューム:4.3 コスト:3.9  サービス:3.7

満足度:65点

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Ipar Txoko

Ipar Txoko
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毎年夏にショボイお祭り
と言うと地元の人に怒られますが、それが開かれるグラシア。
路地が狭くて下町の雰囲気もあるこの地区ですが、旧市街とはまた違い観光客も少なく
地元の若者また留学生なんかにも人気の地区となっています。
さて、今日はそこにあるバスク料理店にやって来ました。
店構えはレストランと言うよりピンンチョス・バルに見えますが・・

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中へ入ってみると
フォトはちょっとブレてしましたが・・  お店は、この物置き台と化しているカウンターと

 

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こんな感じの客席と言う、何だか地味なレストラン。
ところでこの店は紙のメニューが無くオーナーのおじさんが口頭で料理を説明。
スペイン語が解らないと全く話にならないのはもちろん、料理、食材、調理方等の単語を
かなり知っていないと大変で留学生の方だとちょっと厳しいかも。
..と偉そうな事を言う私も前菜とメイン10種類以上ある料理を一度に口頭で言われると
さすが全部は頭の中で整理しきれず聞き返しました(笑

 

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さてまず最初にお通しとして出て来たのがこれ

 

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チストーラ。
中はこんな感じで荒挽きでセコ(乾)、お味はまずまず。

 

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ちなみに相方は海外出張で居なく一人ランチ。
さすがにボトルは頼めないのでグラスの白を一杯。 3€
メインで赤も1杯飲んだのですが、この店のグラスワインはわりと飲めます。

 

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見た目不味そうなバゲットですが結構美味しい。

さて、ここから料理
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前菜に頼んだバカラオのトルテイーヤ。 9.50€
1人で食べるには、かなりのサイズ。

 

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中を見てみるとこんな感じで、ちょうど良い焼き加減。
そしてバカラオ(鱈)がぎっしり入ってます。

 

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タラ塩加減も良く身はプリプリ。

 

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メインの肉。 25€
この店の定番は、チュレトンらしいのですが1.4キロと聞いて、さすがにそれは・・・
オーナーのおじさん曰く基本は同じ部位だからエントレコットにすれば良いよ
と言われそうしましたが、これはこれでかなりデカイ!

 

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焼き加減はレアで頼んだのですが、結構表面が焦げています。

 

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ただし切ってみると、中はしっかり注文通り。
日本で食べる脂身たっぷりの肉は、ある程度火が通った方がいいと思いますが
赤身はやっぱり、これこれレアに限る。

 

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付け合わせのポテトは油切れが悪そうに見えますが・・
一つ食べて実際それを確認した後は、全て残しました。

 

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ピミエントは甘くてこれはイケます。

 

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デザートは食べなくても想像できるので、それは頼まずいつものエスプレッソで〆。 1.25€

 

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1人で食べて
総額:44.25ユーロ
(ワイン白、赤それぞれ1杯、カフェ1杯含む)

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まずサービスですが、オーダーはオーナーのおじさん自らが取ります。
ただ着ている服もズボンもなんだかヨレヨレで普段着姿の近所のオヤジそのもの。
もう一人のお兄さんも、とてもレストランで働くレベルでは無く安定食屋がお似合い。
サービスもそうなんですが、店の造り含めて全て場末のバルでまるっき雰囲気無し。

続いて料理に付いて述べると・・
バカラオのトルテイーヤは焼き加減、味そして中身の具がプリプリしていて悪くない。
メインのエントレコットはバスク料理店らしく旨みのある肉で、かなりの量でしたが
最後まで美味しく頂けました。
ただし付け合わせのポテトは揚げ加減、味共に近年まれにみる。。 最悪レベル。

先日訪問した「Can Pineda」と同様の伝統料理がメインになっている店で
料理に関してはピネダより更に直球勝負。
従って料理の面白さと言う点では何も無いのですが、味自体はしっかりして肉は
最近食べた中では印象が良かったのも事実。
あと既に述べましたが、オシャレでクールな店が大流行りのバルセロナにあって、
ここまでお金を掛けないその姿勢は、この時代にあっては全くもって潔い(笑)
とも言えます。

今日は1人だったので種類が食べれなかったので、次回は相方と
肉に目が無い 友人の(肉食系女子)を 誘って再訪してみようかと思います。

味わい:4.0 食材:4.0  技術:3.8 個性:3.3
雰囲気:2.0 ボリューム:4.6 コスト:3.8  サービス:3.3

満足度:65点

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Can Pineda

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前回訪問した「Can Valles」も辺鄙な場所にありましたが、
今日のこの店は更に街外れの冴えない地区にぽつんと。

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開店して50年以上と言う老舗は 歴史を感じるレトロのな店内。
ただ、見ての通りレストランと言うよりり場末のバルと言えなくもない。

 

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天井にワイン樽が並んでいますが、それはまるでボデガ(立ち呑み系居酒屋)のノリ。

 

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ちなみに壁にはバルセロナの老舗レストランでお決まりの、有名人の訪問写真の数々。

 

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その一つを良く見ると、近年最も成功した監督の一人、現在は
FCバイエルン・ミュンヘンの監督でもある、あのグラデイオラ氏もここで食べた様です。
ところで、私の年齢がバレてしまいますが・・・ (笑
写真の右端の「白木みのる」に似たおじさんがレストランのオーナーさん です。

 

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さてメニューを見てみると定番以外にも、これだけ今日のお勧めがあります。

 

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頼まないでも出て来たパン・コン・トマテ。
現在の流行りの、あのパリパリ感たっぷりのパンを使っています。

 

pinesann (9)
これは、お通しのエンサラデイーヤルーサ(ロシアンサラダ)。
実に美味しい。 今まで食べた中でベストの一つと言って良いでしょう。

 

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では、とりあえずこれらをツマミにして、早速ビールを一杯キュッ!
ムシャムシャ、ゴクゴク ムシャムシャ ゴクゴク・・・

それでは、ここから本番の料理に入ります・・
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私が前菜に選んだのはこれ、ムルグラと茸OCAの卵のフリート。 19€
ちなみにOCAとはガチョウのことです。

 

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ニワトリに比べて卵が大きい。

 

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相方はタラのカルパッチョを前菜に選びました。 12€

 

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鱈の上には流行りのマスの卵、こちらでは鱒のキャビアと呼ばれています。
ちなみに以前なら、こんなの気持ち悪い~
と言ってスペイン人は食べませんでしたが、時代は変わりましたね~。

 

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カルパッチョの下にトマトが隠れていました。
老舗と言っても、ただのエスケシャーダにしないでちゃんと工夫しています。

 

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ワインはリベラの赤。 30€
味は、まずまず。

 

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相方のメインは、この店の定番料理のRape  25€

 

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シンプルですが伝統料理とすれば上質。

 

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私のメイン。
これもこの店の定番料理、牛テールと手長エビ  22€

 

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海の幸山の幸と言うところでしょうか。
ところで気のせいか私にはこれ、なんだかガンダム系の戦車に見えるのですが・・・ (笑

 

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デザートは二人でシェアしました。
マトと呼ばれるフレッシュチーズのムース。 7€

 

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いつもの事なのですが、スペインのデザートなので・・
味は・・・  まあ、どうでもイイか (笑

 

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〆はいつもの通りエスプレッソで終わり。 2€

 

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2人で食べて
総額:128.00ユーロ
(ワイン赤1本、水1本、ビール2杯、カフェ2杯含む)

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まず場所ですが、よくもこんな所に言う様な街外れの不便な所。
また低所得者層が住民の多数を占めるこの地区で、決して安く無いこの店が
どうして存在するのかが不思議です。
店の造りに関しては、歴史は感じますが小奇麗な場末のバルというところで
レストランとして見ると非常に物足りなさを感じます。、
ただその一方ではサービスに関しては老舗らしくそつが無く、プロフェッショナルで高レベル。

さて、いつもの様に料理についてざっと述べると・・
お通しのロシアンサラダは今まで食べてきた中でも一番と言える出来。
前菜のムルグラ茸とOCAの卵のフリートは、素材以外に全く印象に残らず。
鱈のカルパッチョは伝統料理がウリの店に関わらず工夫がみられて◎
メインのアンコウは、この手の料理としては悪くは無いですが、直球過ぎてつまらない。
もう一つのメイン、この店の定番名物料理の牛テールの煮込み。
煮込みの味は合格点ですが果たして、わざわざ手長海老の組み合わせる意味があるのか?
私には、その点が大いに疑問。

まとめると・・
伝統料理としては、素材もそうですが上質な物を提供しているとは思います。
ただし、場所と店の雰囲気、値段をトータルすると特にこの店に拘ら無くても
バルセロナには他にも選択の余地が幾つもあるのも事実。
私なら、街外れのここまでわざわざ来るぐらいなら「Casa Jordi」で充分。。でしょうか。

味わい:3.9 食材:4.3  技術:3.9 個性:3.7
雰囲気:3.6 ボリューム:3.9 コスト:3.0  サービス:4.2

満足度:64点

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