今日は、グラシア通りを中心に展開する外食チエーンANグループのこの店にやって来ました。
普通なら来る事の無い店なのですが、理由はこれ
日本から来た知人がカルソッツを試したいと言う事で、日曜日の夜に選択の余地も無く、立地の良いお手軽なここにやって来ました。
店はANグループらしく、大箱店で200人ほどのキャパがあります。
来ている客は、ほぼ全員が観光客。
本場のVALLSのネギと書かれていました。
この店はブラセリア、いわゆる炭火焼きレストランで、ここでネギはもちろん肉もパンも何でも焼いてしまう豪快料理屋。
なんだか面白いテーブルセッテイングでナイフとフォークが互い違い。
ネギ定食のカルソターダと決め手いましたが、ちょっとメニューを見てみると、ANグループ店らしく立地が良いにも関わらず値段はわりとリーズナブル。
喉が渇いていたので、まずビールを一杯。 1.80€
これはセットメニューには含まれず別料金。
含まれているのは、このワインと、水にカフェ。
オリジナルのラベルのワインは、安物らしくよく冷えていました。(笑
まず、最初に出てきたのはパン・コン・トマテ。
焼いて時間が経った物らしく、なんだか硬い。どういう訳かアリオリソースも付いて来ます。
さて、カルソターダにお決まりのエプロンと手拭ですが、手袋は付いてこないようですこの店。
そして次に持ってこられたのが、カルソッツ(ネギ)用のソースですが、なんとヨーグルトの瓶にはいっています(笑)。こんなの初めてみました。
さて、ここでネギが登場!
一応セオリー通り瓦には載っているんですが、なんだか瓦がピカピカの新品、また紙に包まれているのは、4蒸らしていると言う事なのでしょうが、紙の中は乾いていて形だけのようです。
開けてネギを見ると、たったこれだけ・・・ 少ない・・(涙
とりあえず、ロメスコソースを付けてパクリ、もう一つパクリ、さらにパクパクパクと食べ終えると
ネギの残骸が、こんな感じで残りました。
ちなみに手は真っ黒。
次にメインの肉。
2.55€の追加料金を払ったこれが、肉とソーセージの盛り合わせ。
こちらは、追加を払わずセットメニュー内で選べるソーセージ。
これもセットで選べた、チキン。
デザートは、シュークリームと
定番のクレマカタラナ。
このあとカフェを飲んで終わり。
3人で食べて
総額:84.05€(ビール3杯と肉のグレードUP料含む)
店の造り、私の好みではないのですが、ANグループらしい大箱店はそれなりにお金は掛けているので、まずまずと言うところ。サービスもいわゆるファミレスなので、まあこんなものでしょう。
料理について述べると。。。
ネギは量が少なく、温かくはあったのですが焼いて時間がたったものでイマイチ。
ソースがヨーグルトの空瓶に入って出てきたときは、悪い冗談かと思いましたが味は悪くはありません。
メインの肉は、追加を払った盛り合わせは悪くないですが、ソーセージとチキンは単品それだけでは何だか寂しい。付け合せの豆も、こんな物ならな無いほ方がましと言うレベルで、チキンの付け合せにフライドポテトとはあまりにも安直。最後のデザートは、まあどこでもこんなもでしょうと言う事で平均点。
まとめると。。。
決して満足感高いものではありませんが、しかし値段が値段ですから。。と言うのが正直なところ。
23€でネギと肉が食べれて、それにワイン、水、カフェが付いてきて、更に店はバルセロナでも一等地にあるのですから、これで文句を言うのはおかど違いもいいところ。この値段で良くやっているとさえ思います。とりあえあず、ネギを経験したいと言う知人に喜んでもらえたので、今日はこれで良し。
ちなみ、少ないと言ったネギですが本当のところ、メインとデザートまで食べるなら、この位が日本人には適量と言えます。
味わい:3.5 食材:3.8 技術:3.8 個性:3.5
雰囲気:3.8 ボリューム:3.8 コスト:4.5 サービス:3.9
満足度:63点
(参考資料)今回度々でてきた、ファミレスANグループ店一覧です。
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