店は元々バルだったであろう造りでレストランとしてはイマイチ。
お通しのオリーブ。
ダメな店っていうのは、もうこの時点でダメ訳ですが中々イケますこれ。
最初の頼んだのはメニュー以外の今日のお勧めの貝の盛り合わせ。
ムール貝に日本の赤貝の様な形のベルベレッチョにホタテの一種のザンブリーヤの三種類入っています。
上にパンジーもしくはビオラの花弁ですが、ちょっと萎れていました。(笑
写真に撮りませんでしたがCAVAを既に1本飲んで、今度は赤。
今日は友人夫婦と来ていたので冒険はせずに、手堅いリオハ産の「Roda」にしました。
〆はチュレトン。
下は焼いた石で、ジュウジュウ音をたてて出てきました。
肉に付いてくるいつものズッキーニのチップスとポテト。
サックり揚がっていて今日は今まで食べた中で一番良い感じでした。
どれもありふれたデザートなんですが、その中では右のイチジクが美味しかったですね。
スペイン人いわく、これが胃の消化を助けると言う話ですが。。 ホントでしょうか?
酔っている上に更に酔う様な気がいつもするんですが(笑
4人で食べて
一人50€程(ワイン1本、CAVA1本、水、カフェ含む)
まず店の造りは冒頭に述べたように特別の物は何もありません。
詰め過ぎのテーブルの店内はバルセロナのレストランの平均レベルからすると最低部類。
サービスはベテラン揃い、店の造り同様華やかさはありませんがかと言って特にストレスは感じません。
料理についてざっと述べると・・
最初の貝の盛り合わせ、どこでも見かけるオリーブオイルとニンニクで炒めた物ですが胡椒を少し効かせて面白い。
食べた感想は予想外とも言うべき美味しさ、素材ももちろんありますが最近食べた海鮮の中では特筆もの。
ムール貝も食べやすい様に一つづつ貝殻と離してあったりと芸も細かい。
グリンピースの料理も平均レベルを超えて中々の物。
次のエスパルデーニャスは悪くは無いですが正直特に、と言うほどでも。
今日唯一イマイチだったのがマグロタルタルはいつもより味付けが濃かった。
〆の肉は、部位や調理と言うより牛の個体の差がでるのでしょうか?
毎回微妙に肉の味が違うのですが今日は合格点。
あとデザートはスペインの事なので、まあこんなものとしておきましょう。
まとめると。。
全体的にはいつも通りのレベルをクリアーして合格点。
今回特に印象に残ったのは貝の盛り合わせで、それは絶品級。
やっぱりこの店は面白い!私のお気に入り食べに来る甲斐があります。
と言う訳で自信を持って、お勧め店のリストに追加することを決めました。
味わい:4.3 食材:4.7 技術:4.2 個性:4.0
雰囲気:2.8 ボリューム:3.9 コスト:3.9 サービス:3.9
満足度:75点
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