「EL Xanpnyet」に行ったら、オーナーのフアン・カルロスが、隣に新しく店を開けたと言う事で見て見ないかと連れられて行ってみました。
名前は「La Puntual」、一応ボデガ(立ち飲み系居酒屋)と言う事になっています。
中は古い建物を利用してはいますが、こんな感じで最近の流行りの造り。
メインとしてマグロのタタキ、肉、米料理で最近の流行りを一応押さえた料理構成。
タラのすり身の揚げ物、これまた定番ですがブニュエロス。 6.60€
総額:69.90€
【総評】
店の建物は旧市街のボルン地区と言うこともあり古い訳なんですが、新たにこの店の為にリフォームしたせいか、店には味が無くどこででも見かける最近の店と言う感じになっています。
サービスに付いていは、新規開店ですがそれなりに経験者をやっといている様で特に不満は感じません。
料理についてざっと述べると・・
パン・コン・トマテは合格点。
生ハムは少し乾き気味でジューシーさが乏しく、また味も最高級のホセリート等に比べるとインパクト無し。
ブラバスは揚げがイマイチな様に見えましたが、ソースの味も良くて印象は悪くない。
マグロのタルタルはイクラを使うなど、最近の流行りを取り入れてはいますが特に秀でたものは感じず。
ブニュエロスはサクッと揚がっていて◎
最後のアルボンデイガス、上品な味付け。
まとめると・・
定番タパスに流行りの創作も入れて、料理の全体的な出来はまずまずと言うところでしょうか。
ただし・・
本店である隣Xanpanyetのあのインパクトと比して、この店ならではと言うような個性が店の造りまた料理その両方共に乏しく、既に述べましたがハズレ料理は無いのですが、なんだか妙にこじんまりとまとめすぎな様な気がして面白みがありません。
あと値段設定は場所柄、バルセロナでも超一等地ですからしょうがないのですが、ちょっと高め。
まあ、とは言えこの店これから春夏秋にかけ観光客が押し寄せ大繁盛していることでしょう。
追)フアン・カルロスとは10年以上の付き合いで仲良しなのですが、だからこそ少し辛口に書きました。
ただ褒める方が本当は楽なんですが、そんな事していても意味が無いと思うのは私だけでしょうか?。
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