このブログのお勧め店の一つ。
ランチに限定するなら、バルセロナでもベストの一軒。
ドリンクは私は定番のガス入りの水 2.20€ 相方は ビール2.00
パンは街中のバル、カフェテリアの10€程度のランチに比べれば、まだマシと言えますが、かと言ってこの程度では芸が無い。
何かもう少し工夫が欲しい。
Salmorejo con mozzarella fresca 8€
私の前菜は、トマトの冷製スープでスペインの夏の定番料理。
どこで食べても、わりとハズレの無い料理ですが中の具に寄ってそれぞれ店の個性を出します。
ちなみにスープの底にフレッシュモッツアレーラチーズ入り。
Ensalada de tomate,higos sardina ahumada 7.50€
相方の選んだのは、夏らしいサラダ
イチジクは日本で子供の頃に食べた物に比べ、甘みはありませんがサラダにはちょうどいい。
Taco de ternera reposado con patata,cebollay mostaza 14.95€
私のメインは肉。
スペインらしい赤身肉。
がっつり肉で量は十分ですが、お味は普通。
Steack tartar Emabat 10.50€
この日の魚は、バカラオ(鱈)とサーモンがあったのですが、それでは面白く無いと言う事で、結局悩んだ末に相方も肉。
2 人で食べて
総額:51.40ユーロ (グラスワイン1杯、ビール1杯、水1本、カフェ2杯含む)
サービスは過去の記事でも書いていますが、ビストロとして見れば特に気になるようなところは一つもなく、いつも通り今日も合格点。
次に料理についてざっと述べると・・
前菜のサルモレーホ並びにサラダ共に、特筆する様なものはありませんがそれなりに無難な出来で不満はありません。
メインのタルタルは味付けがイマイチ私にはピンと来ませんでしたが、量は十分。
肉のグリルは悪く言えば焼いただけ、また旨みに関しても普通でこれまた量だけ満足。
常連客として何度も訪れているこの店の評価並びに平均値は正確に把握しています。
今日のメイン料理は私のその確と言える目からみても、いつもより弱かった。
なので合格点とする70にはあと一歩及ばずと言うのが結論です。
さて、以上が料理とサービスについてのコメントですが、この店が開店時から抱える最大の問題点であった、冴えない店内の作りが非常に長く掛かりましたがついにリフォームされました。
ついでに、
それに付いて私の感想を述べさせて頂きますと・・
ぱっと見はオシャレで良い感じ、特に前の通りから見た感じは以前とは雲泥の差。
以前の街場のくたびれたバルを 転用したレストランの、あのしょぼさは無くなり木を多用したそれは非常に現代風。
ただし、モダンな作りとなってはいるのですが食事しながらゆっくり改めて眺めてみると、使われている木材がなんだか安っぽい。
それはまるで割り箸、蒲鉾板の様な安っぽさ、 と言うと言い過ぎでしょうか?(笑
またテーブルの配置が変わり、席の一方が奥の壁に作り付けた長椅子になったのもファーストフード店じゃあるまいし・・と思ったり。
自分勝手とは思いますが、よく見かけるどこにでもある薄っぺらいこんなオーガニックレストランもどきよりも、レストランとしては確かにショボかったけど今となっては見慣れた以前の方がまだ好き。
お気に入りの店、そして常連としてほんとに惜しむべきは、あと少しお金を使ってでも材料に拘り質感を高めて欲しかった。。 それが残念。。。
味わい:3.9 食材:4.2 技術:4.2 個性:3.9
雰囲気:4.0 ボリューム:4.5 コスト:4.8 サービス:4.2
満足度:69点
PS,この数日後にまた再訪してメインを魚に選んで食べたところ満足度UP。
改めて記事にはしませんが、合格点だったと言う事を報告しておきます