
このブログのお勧め店の一つのレストラン「Caldeni」。
その向こう隣りにあるのが姉妹店のガストロバル「Bardeni」

お昼たまたま近くに用が。
今日は軽く食べたかったのでレストランはやめてこちらのバルにしました。

メニューと、これ以外に黒板に今日のお勧めがありますが
他のガストロバルと比べると料理の種類は少なめ。

さて、喉が渇いていたので今日も真昼間からですが
ビールを一杯キュッ!っと1.90€ (笑

まず最初に頼んだのは、これ。
Huevos camperos escalfados con pulpo 7€

ビシソワーズみたいな感じの中にタコとポーチドエッグが入っていて

海の食材は小さなセピア(甲烏賊)のセピオネタが入っていました。
ちなみに、シエフはこの食材が好きみたいですね、
以前にも隣のレストランで何度も食べています。

肉はつなぎを全く使って無い様みたい。
そのせいか食感はゴリゴリ、あとオレガノが結構効いています。

ハンバーガー 7.50€
包んである紙の色には意味があって・・

パンを少しずらしてみるとこんな感じ。
肉に上にはアリオリソース。

注文する時に焼き加減を聞かれるのですが、元来私はあまり火が通って無い方が
好きなので今日もレアにしてもらいました。

ここでワインをグラスで一杯飲もうかと・・・。
種類自体、多くは無いですがCAVA、白、赤、それにシエリーなんかもあり

さて次。
肉料理が得意の店なんですがサーデインのマリネが今日のお勧めにあったので
も試してみることに。

あの今世紀初め料理界を席巻した、あのエルブジ風に缶詰の容器に入って 5€

最後の一品。
これも今日のお勧めとなっていたカネロニは14€と結構高いお値段ですが

切ると中は肉がギュウギュウ詰め、見たとこ牛テールでしょうか?
この日2人で少し軽めに食べて
総額:58.85ユーロ (ワイン白2杯、赤1杯、ビール2杯含む)
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サービスについては、カウンター内でアテンドしてくれるお兄さんが微妙かも?
私はこの店の常連で彼にも慣れているので大丈夫ですが、初めての方には
彼が少しぶっきら棒の様な感じがするかも知れません、
でも特に悪気があるわけで無いのでご安心を。(笑
料理についてざっと述べると・・・
ビシソワーズの中に地鶏のポーチドエッグ、タコを使った最初の一品。
濃厚な味の卵は悪くは無いのですが、もしかしたらそれは必要無かったかも?
変に一皿の中に食材の数を足していくんじゃなく、この場合は私的には
タコだけでまとめた方が却ってスッキリしたように思えます。
定番アルボンデイガスは肉肉しい食感にオレガノを効かせ、それに海物の
セピオネタを合わせたものですが、料理自体は特に印象に残らず、
ですがソースはイケました。
ハンバーガはインパクトのある色、肉のソースはもう少し味が強めでも
良かったか様な気もします。
この店のハンバーガーは定期的にそして少しづつ変更を加えていますが
何時食べても安定したもので、また量的に二人でシエアするにはちょうど良い一品、
そう言う意味で結構気に入っていて毎回必ず頼みます。
サーデインのマリネ、レストランの方もそうですが肉がウリの店ですが
魚も決して悪くない。
今日食べた中ではシンプルな一品にも関わらず結構気に入りました。
最後のカネロニ、何度も食べた料理で特にインパクトはありませんでしたが
この秋初めて白トリフをこの値段で食べれたので、これで良しとしましょう。(笑
さてトータルしてみると、今日の出来はまずまず。
コスパに優れ、値段の割にはしっかり手を掛けた料理。
また創作と言っても分かり易い方ですし、流行りの和食材を
無理に加えようとせず直球勝負。
軽く食べて飲むにはもってこい。
私にとっては非常に使いやすい店です。
味わい:4.0 食材:4.3 技術:4.2 個性:4.2
雰囲気:4.1 ボリューム:4.1 コスト:4.5 サービス:3.8
満足度:70点











