メニューと言っても数は少なく、黒板の下半分は飲み物。
食べ物もオリーブ等ボデガ(立飲み)系のつまみがそのほとんど。
さてカウンターの中では豪快にポテトを揚げています。
バルとしては正直イマイチなこの店を有名カリスマバルにしているのは、何を隠そうこれ!
油ギチャギチャポテト、その上に秘伝のアリオリソースとピカンテ(辛いソース)。
この日4人でブラバスを軽く2皿食べて
総額:10ユーロちょっと (ビール4杯含む)
サービスはこの手の場末バルとしては非常に活気があって◎。
店の作り、最近のモダン、オシャレなだけで味っけないどこも同じ様なバルばかりの
バルセロナにあって、繁盛店にも関わらずよく昔の雰囲気を残していてそれも◎。
料理ついて・
と言っても、この店で語る語れる物はパタタス・ブラバスしかないわけですが
それについて述べると・・
まずポテトの揚げは普通、他の場末のバルで食べるのと何ら変わりありません。
特筆すべき、またそれがこの店のブラバスをバルセロナで一番と
巷で言わしめている理由になっているんですが、アリオリソースは絶妙。
但し、旧市街のバル「El Tropezón 」のアリオリもこんな感じですし、これと同じ様な
ソースは何度も今まで食べいるので、特に奥が深いと言う様な物ではありません。
今日はブラバスだけですが、他のツマミも何度か以前に試しました。
そのどれもが普通、料理のバラエティーの少なさも踏まえて冷静に良く考えると・・・
この店のファンには怒らるかもしれませんが、特に何という店でもない。
と言うのが私の評価、また感想としては・・
雰囲気、活気、手ごろな値段、ツボを突いたソースに既に世間に広く知られた知名度
それらが絶妙偶然相まって、カリスマバルとなっているものと思えます。
お勧め度:★★★★★ (近所に住まれている方なら)
お勧め度:★★★☆☆ (そうでない方なら