店内。
この奥にレストランがあるのですが、右のカウンターバーが私のお気に入り。
夏のバケーション明けの平日の夜、そのせいかカウンターも奥のレストランも暇そうです。
オリーブ。
お通しとしてはありふれた物ですが、微妙にチョリソの様な味がして
これは美味しい。
味は濃厚。
話は変わりますが、日本の岩牡蠣って大きいだけで、美味しいと思わないのは私だけ?
最近、エルブジもどきのどうでも良い様なトッピングをするのが流行っていますが
単純にレモンを絞って素材その物を楽しむのが一番でしょう。
最近と言うか、ここ一年程になるのですが
冷えた美味しく無いパンが出される事が多かったのですが、今日のは美味しいマトモ。
オリーブオイルは初めて見るブランド。
地元を代表するアルベッキーナ種のオリーブオイルはなかなかイケます。
この店の定番のブラタチーズを使った料理ですが、またアレンジが変わって
今度はアンチョビとのコンビネーション。
ちなみに、この店で使われる皿最近の流行りの日本風の物になっていました。
今日はワインはボトルで頼まずにグラスで色々試しました。
地元ジローナ県のエンポルダ産の白のエコ(オーガニック)ワイン。
これも、この店の定番料理ですが、また少しアレンジを変えました
卵のフリートですが、もう少し油で揚げた香ばしさが欲しいところです
ポテトに半熟玉子それにソブレアサダと言う組み合わせは悪くない。
メニューには書いていませんでしたが、下のプエロには西京味噌の様な
甘い味噌だれが使われていました。
ソースも付いて来ますが、味が薄くてこんな物ならわざわざ付ける必要無し
肉は、Vaca Viejaらしい、肉の旨味が感じられました。
2 人で食べて
総額:124 .80ユーロ (グラスワイン6杯ビール3杯、水1本、カフェ2杯含む)
開店時から通い続けているこの店、定期的に料理が変わるのですが、前回訪問時の料理が
イマイチだった事もあり、しばらく足が遠のいていました。
さて、いつもの様に感想を順番に述べていくと・・・
サービスはいつも通りで特に問題無しですが、またスタッフが新しく変わっていました。
ちなみに今日は暇だったせいか、シエフのアルベルトがずっとカウンターに。
料理は・・
素材になりますが牡蠣は味が濃厚で非常に満足感あり。
アンチョビと組み合わせたブラタチーズは、ラモラッチャを使う等の工夫もみられ
前回よりも好印象。
リガトーニは特に印象に残る物ではありませんが、まあそれなりと言うところ。
次の定番の卵料理は、卵のフリートの香ばしさが少し足りなかったのですが
それさえクリアーすれば問題無く、実際今日のそれは良くある日々のブレ程度でしょう。
ただしバカラオを使った料理は不満が残る物で、それは塩漬けのバカラオの
戻し加減が微妙で塩がかなり残って、最後の最後まで舌に塩が残って
甘い味噌を使った工夫を台無しにしています。
〆の肉は、今までこの店で食べた肉料理の中でも肉の味が旨味が
よく感じられたもので悪くない、ただし付いてくるソースは無意味。
ちなみにグラスで色々試したワインは今日は特に印象に残る物はありませんでしたが、
いつも考えたセレクションを揃えていて、過去に何度か当たりを引いた事があります。
さて前回訪問時の料理は満足感が低い物でしたが、
今回は合格点を付けて何ら問題ないでしょう。
味わい:4.1 食材:4.4 技術:4.2 個性:4.1
雰囲気:4.3 ボリューム:4.0 コスト:4.1 サービス:4.2