サグラダファミリ教会近くのレストラン、このブログでお勧めしている
「Caldeni」に久しぶりにやって来ました。
左の白い看板の方が姉妹店のバル「Bardeni」は値段もお手頃、料理もしっかり。
私には使い勝手が良いので、このブログに記事を最近はUPしていませんが、
皆さんに隠れて、ここ最近何度となく通っています。(笑
さて、お通しのチップス。
特にどうって事はありませんが、まああれば嬉しいというところでしょうか。
今日のドリンクは、写真はありませんがCAVA18.70€と
ご覧のVICHY2.85をそれぞれ1本。
アスパラのクリームスープの中にベルベレッチョと言うスペインでは非常にポピュラーな貝。
貝殻は日本の赤貝に似た物なのですが、身はアサリが小さくなっ多感じで 甘味の強い貝です。
肉がウリのレストランなのでメイン料理の中心はやはり肉。
毎回少しづつですが、その内容を変えています。
前菜に頼んだタコ料理。 14€
今日の料理は全てハーフぽーションで、値段は1/2となります。
下にはカルソッツ(ネギ)と付いているソースもカルソッツソース。
メニューには無かった子豚ですが、シエフが試してみないかと言うう事で 20€
これは来週から出すそうです。
バスク料理店やアルゼンチン料理店、ブラセリアとはまた一線を画した肉です。
デザートはミニサイズもあるので、頼もうかなと思いましたが今日はやめました。
ちなみに、先日隣のバルで食べたこの「Crema Ctalana espnjosa」が
日本から来た友人に好評でした。
2人で食べて
総額:105.10ユーロ (ワイン白1本、水1本、カフェ2杯含む)
サービスは特に何の問題も無く、今のままで良いでしょう。
観光ずれしたサグラダファミリ教会の周りにはロクな店が無いですが、
その中にあっては珍しく、ちゃんとレストランと呼べるまともな店。
いつもの様に料理についてざっと述べると・・・
お通しは前回来た時と同じですが、クリームの中に甘い貝の組み合わせはなかなかイケます。
タコ料理、決して悪くは無いのですがソースを単純にカルソッツソースとしてしまっては
面白みに欠けます、 正直何かあと一工夫ほしいところ。
コメ料理の海老は鮮度、質と共に抜群、セプス茸の味が良く効いたご飯と共に
満足感が非常に高い。
子豚料理は外皮パリパリ中ジューシーと言うセオリー通りに仕上がっていますが
それはある意味ありふれていて印象に残らず、肉のエキスパートと知られるシエフ
なのですから、他とは違う何かが欲しい。
最後の肉は他の店で食べる物に比べて極めて繊細、得意料理だけの事はあると納得。
肉料理がウリの店ですが、それ以外もレベルが高く且つ安定していて
誰もが行くサグラダファミリ教会、そのすぐ近くにる失敗の無い店としてお勧めできます。
ちなみに
この店の常連と化して来たせいか、今日は何も言わないでも前菜、メインをそれぞれ
半分づつ皿に盛られて出て来ました。
それは・・・
いつも私達が二人で勝手に皿回ししていたのが、バレていた?と言う事でしょうか(笑)
味わい:4.0 食材:4.2 技術:4.1 個性:4.0
雰囲気:4.0 ボリューム:4.3 コスト:4.0 サービス:4.2
満足度:71点