前菜1品目は、Rossinyolと言う独特の食感のキノコを使った卵料理 25€
下のトマトはまるで、ピミエントキーヨの様
そしてその下にはパイ生地ですが、トータルするとインパクト無し。
ワインは、良く見かけるマジョルカ産の赤。 19.50€
この日のお勧めになっていました。
ちなみにワインの値付けは安め。
かなりの量でとてもデザートまでは・・
と言う訳でエスプエレッソで〆 1.15€
2人で食べて
総額:114.35ユーロ (ワイン赤、水それぞれ1本、ビール2、カフェ2杯含む)
サービスについて一言で言うと、それは街場の定食屋。
また店の造りはお世辞にもレストランと呼べない、これまた場末のバル。
ただ正当評価とは言えませんが、家族経営の店は常連(私)には居心地悪くありません。
さて、いつもの様に料理について述べると・・・
前菜の卵料理は25€の料理としては満足感が低く、面白い食感だけのキノコに
珍味トリフを組み合わせた安直料理には、工夫と言う文字が見当たらない。
続く前菜、苦味のあるトマトと甘味のあるホタテ、そしてパイ生地。
これまた一見考えた様で実はどこかのコピー料理、その完成度は低レベル。
メインの肉はバスク料理とは言え、ありふれた物で面白みに欠け、
魚も肉同様ボリュームは凄いが、焼いただけ料理と言えなくも無く
付け合わせが唯一面白いという程度。
今日は今までこの店で食べた中で、一番インパクトが無い日でした。
それぞれ決して不味くは無いのですが退屈な料理の連続、それに尽きました。
シエフはバスクの星付きで修業、しっかりした技術に裏打ちされた料理と
他店とは一味違う、面白い物を出してくれるので非常に気に入っている訳ですが・・・
こんな不運な日に当たるのも、食べ歩きの常
常連ならこそ、また次回に期待したいと思います。
味わい:3.8 食材:4.2 技術:3.9 個性:3.8
雰囲気:3.3 ボリューム:4.3 コスト:3.9 サービス:3.7
満足度:63点