久しぶりにやってきたこの店。
前の道の工事も終わって、周りの雰囲気も変わりやけにスッキリ。
今日は店の一番奥にあるテーブルに案内されました。
その奥には、こんなワインセラーもありますが、お手頃なワインを中心に揃えています。
まずビールを1杯。 1.60€
久しぶりの訪問ですが、メニューの内容は殆ど以前と変わっていません。
食べた事はありませんし興味もありませんが、15.50ランチメニューなんかもあります。
いつも盛り合わせを頼むのですが、今日は無いと言う事で生ハムを最初につまむ事に。 23€
パン・コン・トマテ。 （生ハムとセット）
多少水っぽい感じもしますが、悪くないでしょう。
ワインはToro産の赤。 28€
この店値段の割に、そこそこ飲めるワインを揃えています。
スペインでは珍しいサン・ペリグリーニョ。 2.50€
生ハムの次は、この店で必ず食べるアンチョビ。 5€/個
ゴルゴンゾーラチーズの味がしますが・・・
あれ？ こんなだったっけ？？
独特なパンと、甘いソースとアンチョビの組み合わせは
過去、ご一緒したプロの料理人の方達に好評。
ブユエロス 6€
ほとんど、大阪名物のたこ焼きです （笑
中の練り物はこんな感じ。
なかなかイケます。
カルソッツ 9€
日本から来た友人が食べたいとの事で注文。
良く見かけるマガイモノ。
ただのネギのオイル焼きです。
コメ料理はフォアグラ入り 14.00€
今日のお勧めと言う事で頼んでみました。
上にはウニが載っています。
この店を代表する料理モルシーヤとイカ。 13.00€
これもプロの料理人さん達に好評。
ただ今日は下のイカ墨を塗り固めたモルシーヤにパンチが感じられす・・・。
3人で食べて
総額：115.30ユーロ （ワイン赤1本、ビール3杯、水1本含む）
サービスは特にコメントする様な事も無く、このタイプの店としはて平均点。
店の造りは私の嫌いな流行りのオシャレでモダンなのですが、その中にあっても
まだこの店は安っぽく無くてイイ。
ただし冬場のせいか、店の中が全体的に少し寒々しい感じがするのは私だけ？
さて料理、いつもの様にざっと述べると・・・
生ハムは値段もそれなりで高いですが、良いイベリコを使って ◎
いつも食べるアンチョビはゴルゴンゾーラチーズの味が新たに加わった様ですが
それはそれで悪くない。
ブニュエロスもサクッとした食感、それに味も良く次回も必ず食べると思います。
季節のカルソッツはオイル焼きで話になりませんが、まあお愛嬌としましょう。
フォアグラ入りのコメ料理は味と量的に、タパスとして食べるの分には悪くない。
〆に食べた店の代表料理のモルシーヤ、今日はなぜかパンチに欠けました。
開店当時から料理が殆ど変わらず、私の様な在住者のリピーターは
最近少々飽きてきているのも事実なのですが・・・
ただ、そうでない方で創作タパスの良し悪しが分かる方には
トータル的に間違いなくお勧めします。
味わい：4.0 食材：4.3 技術：4.2 個性：4.5
雰囲気：3.9 ボリューム:3.8 コスト：4.0 サービス：3.79
満足度：72点
