今日のレストランは、この高層ホテルの24階、3度目の訪問。
ちなみに窓の外遠くには、あの世界遺産のサグラダファミリア教会も見えます。
さて、この一つ星レストランのシエフなんですが世界的にも珍しい なんと双子。
ところで本来ならコースは頼まないのですが、日本から来た知人の希望により
デグスタシオン(テーステイングメニュー)100€/人 にしました。
最初のお通しは、エルブジ風のオリーブで皮の部分はココナッツの脂肪を凍らした物でした。
ドリンクは料理とのマリアージで45€。
この最初のピンボケしたCAVAは、それとは別にアペルティーボとして頼みました 36€。
この手のレストランのコースのお決まりとして、お通しが続きます・・・
今日は、この後の料理は非常に長いのでいちいち今回は説明しないで
最後の総評でまとめてみたいと思います。まあ手抜きですが・・(笑
4人で食べて
680.00€ (CAVA1本、水4本、カフェ4杯含む)
まずサービスは、満席だったと言うこともあるのでしょうが全体的に少し雑な感じが残りました。
店は高層ホテルの最上階で、その眺めの良さは特筆物ですが、レストランの造り自体は
ワンフロア全部使ったその割には狭く、ゆったり感がありません。
料理に付いては、特に前半は悪くなかったと思います。
ただ長いコースの殆どが、ある意味奇をてらった創作の連続で途中で飽きました。
また最後のメインとも言える肉料理が、ラビオリだったのには今日食べた皆がガックリ。
話題の星付きレストランだからこそ、創作に走らなければとは分かるのですが・・
もう少し何か他に表現の仕方が無かったのでしょうか?
ワインのマリアージュは45€と言う値段のせいもあるのか、
見慣れたつまらない物の連続で全くインパクト無し。
この程度のマリアージュならソムリエなんて必要ありません、私でも出来ます。
最後に・・・
以前に比べて、その料理は創作性をよりハッキリと前面に出して来ています。
もしかすると、それは数年内に二つ星を狙っての料理構成なのかもしれませんが
その思惑は別として、私には今日の料理決して満足感の高い物ではありませんでした。
不本意ながら食べたコース料理だったので、アラカルトで食べればまた違った印象
だったのではと言う気がしますので、改めて再訪それを確認してみようと思います。
味わい:3.8 食材:4.0 技術:4.0 個性:4.0
雰囲気:4.0 ボリューム:4.0 コスト:4.0 サービス:4.0
満足度:64点