一応ミシュランのお勧めに店にも入っています。
店は一時代前の造りと言う感じで
客層は地元の中流の年配の人が多く、外人客を見かけた事がありません。
名物は店名にもなっているカタツムリですが、私はこの店のより
レストラン「Can Cargol」のオレガノの効いたカタツムリが好きなので
今日はそれ以外の物を、この店のお勧め料理から選んで食べてみます。
まずお通しのブニュエロス。
カラッと揚がって中はサクサクでイケます。
客の殆どがCAVAを飲んでいたので私もそれにならって
何も考えずに適当に頼んだCAVA 12.30€
味はまあまあ。
前菜に頼んだムール貝 9.61€
稀に見る小つぶな貝です。
炒めた物でワイン蒸しをとはまた違った味。
パン・コン・トマテは
合格点。
続いて、セピア（甲イカ）の炒め煮 12.90€
濃そうな味の料理ですが、それ程ではありません。
ただ少々パンチが足りないか
ちなみにパンが付いて来なかったのですが、注文すれば良かったと後から。
さて次はメインの肉になりますが
ここで、熱々の石板か登場！
そして、エントレコットの生肉 15.95€
石板に載せるとご覧の通り、自分で焼いて食べるまるで焼肉の様です。
焼き加減はお好みで調整できます。
ついでに、お遊びでイカもジュッーと焼いて みました （笑
〆のエスプレッソ 1.85€
2人で食べて
63.88€ （CAVA1本、カフェ2杯含む）
この地区の地元の人達に支持されている人気店らしく、サービスはこなれたも、。
店は一時代前の造りで、時代遅れ感は否めませんがかと言って
変にモダンにするよりこの方がまだまし。
さて、いつもの様に料理の感想をざっと述べると・・
お通しのブニュエロスはサクッとした食感で◎。
ムール貝は今まで食べた中でも最小、味も良いのですがもう少し量があれば。
小さいセピア（甲イカ）は、パンチが少し足りないと言いつつ味はしっかりしていてまずまず。
あと目の前でジュウジュウ焼くメインの肉料理は、結構楽しめます。
ただし、肉の味に関しては旨味はあまり感じず塩も弱く焼いただけ料理。
多くの日本人観光客が訪れるFCバルセロナのスタジアム。
周りにはロクな店がありませんが、その中にあって私がお勧め出来る唯一の店。
料理は特筆する程の一品はありませんし、また派手さもありませんが
決してがっかりさせない普段使いができる店。
小金を持った味にこだわるジモピー達に人気の理由が分かります。
場所は地下鉄Collblanc駅から市場方向へ徒歩5分程。
スタジアム見学の行き帰りにちょうど良く、また一人前でも、
それなりの味のパエリヤが食べれるのでその点もお勧めできます。
味わい：4.0 食材：4.3 技術：4.0 個性：4.0
雰囲気：3.9 ボリューム:4.1 コスト：4.0 サービス：3.9
満足度：70点
