メニューは、黒板にかいてあるこれのみ。
なんだか見づらい、今日のお勧めだけにして定番物はメニューにしてはどうでしょう。
直にフォークとナイフが置かれていますが、テーブルは綺麗に拭かれているのでしょうか?
スペインなので、何となく不安で信用ならん (笑
最初に出て来たパン・コン・トマテ 4.50€
専用のパンで皮がパリパリ。
中身はなんでしょう?
良くあるハムでは無いようで・・ 少し甘くて?
お味は、まずまず。
最初のワインは白、マジョルカ産。 17 €
ところで、この店のワインリストは微妙。
数百ユーロもする様な非常に高価なワインも揃っているのですが、
この店の出す料理は普通のタパス、一体だれが飲むのでしょうか?
ちなみに、このワインの掛け値は市売価格の2倍と言うところ。
適度にイカにプリプリ感はあり美味しいのですが、欲を言えば
ただ焼く以外にも何かもう一工夫欲しい。
予想はしていたのですが、一言で言って硬いタコ焼き。
日本もそうですがスペインもタコの調理方は非常にり限られていて、その代表は
茹でたタコにオリーブオイルとパプリカと言うオーソドックスなプルポガイエゴ。
色々な創作を食べましたが、それを越える料理に未だに巡りあった事がありません。
今日のお勧めは、もうそんな季節になったんですね・・の白トリフです!!
ちなみに28€だと当たり前ですがたったの5グラム。
卵のフリートの上に、鉛筆の削りかすの様な感じで白トリフが掛かっています。
卵を割って、トリフに絡めてパクリ!
・・・・・・・ う~ん~~ 何だかあまりにも少なすぎて・ 良く分からん! (笑
食べたかどうだか良く解らない微量の白トリフの後は、
地元の定番料理のアルボンデイガス 13€
先日、市場の「El Quim de Boqueria」で食べたのも良かったですが
出来あがり。
特に今まで食べた中で印象に残ると言う物ではありませんが、
他店のタルタルと比べても、まあ合格点の味でしょう。
本店が老舗レストランの「Can Pineda」だけあって、この手の伝統料理にはそつがありません。
隣りのテーブル食べていて美味しそうに見えて、最後に頼んだ一品 12€
ラタトウーユの上にチーズと言う感じでしょうか。
思ったほどのインパクト無し。
4 人で食べて
総額:176.50€ (ビール4杯、ワイン白赤それぞれ1杯含む)
最近の流行りからすると、わりと地味なタパスですが
料理に関しては、ある程度のレベルにあるのは間違いありません
ただ現在の値段ではお得感が感じられません。
市内の外れ立地的に非常に不便な地にあるのですから、私的にはあと3割安いか
この店にしか食べれない無い料理を出してくれないと再訪は厳しいです。
もっとも、近くに住まれている方ならまた違う評価になるかも知れません。
味わい:4.0 食材:4.0 技術:4.0 個性:3.7
雰囲気:3.7 ボリューム:3.8 コスト:3.5 サービス:3.8
満足度:67点
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