市内から地下鉄で10数分で行けると言う、お手軽な市内のビーチなこともあり
夕方も既に19時にも関わらず、まだまだ人が一杯でした。
さて、この店に来るのは半年ぶりぐらいでしょうか。
色々パエリヤの食べれるレストランはあるのですが、
日本人の舌に一番あう様な気がして接待には いつも使っています。
ところで店の前にはランチメニューの看板が仕舞われずにまだ置いてありました。
見ると「Menu My Way」・・・ マイウェイって・・・・ 一体どんな??
なんとなく、オヤジメニューを勝手に想像してしまいました! (笑
さて店内の海側の席は団体、グループの席になっていて個人で行くと
中々座らせてくれませんが外のこのテラス席(喫煙席)ならいつも問題無く座れますのでお勧め。
屋外でテーブルの間隔も充分あるので例えタバコ吸っている人がいても気にならないと思います。
ちなみにテラス席は店の手前にある方より店の奥にある方が私の好み。
このあと、日が沈んで夕闇の地中海に囲まれて風に吹かれながらの・・
前置きが長かったですが、今日もはじめますと
まずパン・コン・トマテを二人前。
スペインの定番タパスのパドロン。
ビール好きにはたまりませんね。
以前は、豆も使っていましたが少し変わった様です。
ちなみに素材の鱈もわりと良い物を使っていて合格点。
日本から来られた方に喜んでもらえるので、いつも注文するナバハス(マテ貝)
砂抜きも完璧ですし、火の入れ具合もちょうどいい。
ちなみに時々遭遇するのですが、弱った貝は臭うのですが ・・
これは鮮度も◎で美味しい。
今日のは小粒の貝でした。
火の取り具合もちょうど良い具合です。
ダメな店は貝に火が通り過ぎることが多くて身が縮こまってゴムの様になっています。
さてここで、パエリヤになるのですが・・
このメニューにも書いていますが通常最低2人前からなのですが、
今日は二人で前菜を一杯頼んだので2人前は多くて完食できないかと思っていたら
お店のおじさんが気を効かせて 一人前も特別に作ってあげるとのこと。
さて、これがシーフードパエリヤ一人前・・ と言ってもスペインなので
やっぱりそれなりの量があります。
本当なら具と、ご飯は別々に炊き上げる(アバンダ)が良いのですが
まあ、この店のパエリヤなら許せます。
そのはずが・・ 今日のはご飯が柔らかすぎ。
パエリヤ炊きあげるのには大体二十数分かかります。
なので客の食事の具合をを見計らって炊きはじめるわけですが、今日は私達が
あまりにゆっくりと食べすぎたせいで、出す出せなかった様でタイミングが遅れてしまい
出て来た時は麺類が延びたようになっていました。
総額:80€程 (CAVA1本、白グラス2杯含む)
サービスは特にコメントする程のものはありませんが、このビーチ沿いの多くの観光客が
利用するレストランの中では平均点をクリアして合格点。
料理は前菜のどれもが悪くなく満足感の高い物でした。
ただ今回は肝心のパエリヤのご飯がべたっとしてそれが唯一残念でしたが
その原因は私自身が招いたことでもあるので、お店の問題ではありません。
日本からの来た知人も大満足。
このブログのお勧め店に長年リストアップされていますが
未だに劣化する事も無く自信をもって皆様におすすめできる店かと思います。
味わい:4.2 食材:4.3 技術:4.3 個性:3.8
雰囲気:4.3 ボリューム:3.9 コスト:4.0 サービス:4.0
満足度:78点
味わい:4.2 食材:4.3 技術:4.3 個性:3.8
雰囲気:4.3 ボリューム:3.9 コスト:4.0 サービス:4.0
満足度:78点