このブログに紹介されている店の中でも一番記事が多いこの店。
まずはビールで乾杯ですが・・
以前とはビールのブランドが変わったようです。
お通しのオリーブも変わりましたが
このオリーブは絶品、非常に気に入りました!
Coca de sardinas con olivada y bernjena 5.5€
イワシのコカ
イワシはオイル漬けの缶詰物、その下はエスカリバーダ(焼き野菜)。
見た目は良いのですが味はあまりインパクト無くこの組み合わせには疑問。
このレベルの創作ならオーソドックスにアンチョビで良いのでは・・
Maranones11 24€
珍しいマドリッド産の赤、ブドウはガルナッシュ100%。
値段と味のバランス的には、まずまずと言うところでしょうか。
パンはいつもの外皮パリッ、そして中しっとり。
メニュー以外の今日のおすすめ。
セプス茸とブテイファラブランカ 18€
18€とこの店のタパスの中では高めですが、
食感、味共に値段なりの価値は十分あります。
このブテファラブランカは地元産の白ソーセージ。
キノコのちょうど良いアクセントになっていました。
Ceviche de pescado blanco con aguacate y verduras 12€
次はバルセロナで流行りのセビッチエ。
以前食べたのを忘れて頼んだのですが・・・
思い出してみると前回と同じでインパクト無し。
現時点でバルセロナでセビイチェを食べるに値するのはレストラン「Pakuta」のそれだけ。
正直そんな気がします。
とは言っても、この生牡蠣は美味しかった~! (笑
Rost beef de presa iberica con salsa de fricando 12€
イベリコ豚を使ったローストビーフ。
食べてみての感想は・・
イベリコ豚をローストする意味が全く分かりません。
シエフには申し訳ありませんが、こんな料理は必要なし。
Huevo frito con pure de patata y sobrasada 6€
この卵料理は三つのバージョンがあって私が一番好きなのは
このSobrasadaを使ったこれ。
ちなみに他にチストーラとイベリコがあります。
前回も言いましたマジョルカ産のソーセージのSobrasadaの独特な味は
私的には日本の味噌の様、そしてそれがこの料理のアクセントに
ところで、もともとこの料理の付け合わせてのポテトのピューレは粘っているのですが
今日のはまた一段と粘っていました。
Ensalada de anchoas del Cantabrico,tomate y freson 8€
トマトとアンチョビのサラダにイチゴ。
リコッタチーズを使ったこのアイスが特筆物。
キノコ調理とこれが今日のベストでした。
Mollejas de ternera a la mantequilla negra 8€
仔牛の胸腺と言われる部位の肉。
肉には独特の食感がありますが味は平凡。
デザートも食べてみました。
ジントニックと言う名前に惹かれたのです、味は普通。
2人でかなり食べて飲んで
総額:136.95€ (ビール2杯、グラスワイン3杯、ワイン赤1本、水1本含む)
まずサービスは、カウンターだけのバルなので特に評価する事もありませんが
関ジャニの錦戸君にどことなく似たお兄さんは良い感じでアテンドしてくれました(笑
料理に付いては、良い、それなりに良い、普通、イマイチがそれぞれ混在しています。
以前からある料理でも大したレベルで無いセビッチェ、イワシのコカ
イベリコのロースト等はいつまでもメニューに留めている必要はないでしょう。
そろそろメニューを一旦整理し直す時期かと常連としては感じます。
ところでシエフのアルベルト氏、今日は最後まで見かけず珍しく不在でした。
味わい:3.9 食材:4.1 技術:4.0 個性:4.2
雰囲気:4.0 ボリューム:3.9 コスト:4.0 サービス:4.2
満足度:68点
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