店の中はこんな感じで街場のバルそのものなのですが・・
実は、この店バルセロナのグルメの間では知る人ぞ知ると言うレストランなのです。
お通しのオリーブ。 なかなかイケます。
ちなみに今日はカメラを忘れたのでI-Phoneで撮りました。 なので写真はいま一つ。
生ハム入りのコロッケは1個 1.80€
これは別に食べなくても良かった。
パン代は取られません、良心的です。
ランチにしては美味しいパンでした。
Coca de hueva alinadas con mjillones es escabeche y olivas Cunsatte 15€
コカは何とウエバ(魚の卵)です。
何の魚の卵かと聞くとロダバーヨ(ダルマガレイ)との事でしたが大きい。
ルエダ産の白 グラス2.75€
最近バルセロナでは定番となっていますね、ベルデホ種のブドウを使った白。
Tartar de langostinos con aguacate citrico y yemas de erizo 19€
海老のタルタル
上には雲丹がのっていました。
下のベースになっているアボガドが未熟で、その青臭さが肝心の甘味のある生の海老の良さを消しています。
Arros negre de calamrs i carxofes 19€
イカ墨パエリヤ。 スマホでは上手く撮るのが難しいですね。
皿に盛ってもらってこれが一人前。 イカがたっぷり入っています。
イカ墨のパエリヤにも関わらず、サフランがたっぷり入っていました。
ところでサフランは入れ過ぎると薬っぽい味になりますが、今日のこれは食べ慣れない
日本人には厳しいかも。
リベラ・デ・ドウエロ産の赤グラス 3.25€ グラスワインにしては美味しかったです。
La cap i pota amb samfaina 12€
地元の伝統料理の「Cap i pota」 カタルーニャ語でcap は「頭」 pota は「足」いわゆる臓物料理です。
Tubo crujiente de pistachos con mousse de Mel i mato 6€
これも地元定番デザートです
蜂蜜とMatóマトというカッテージチーズの様なフレッシュチーズのよくある組み合わせ。
お味は普通。
2人で食べて
総額:91.30€ (ワイン赤白それぞれグラス2杯、カフェ2杯含む)
サービスは家族全員でやっています。
レストランとして見ると雑なのですがバルとしてみるとそれは問題無いでしょう。
家族の長であるオーナーは非常に親切で、他の家族もしっかり仕事をしています。
料理はバスク地方はサンセバスチャンの一つ星「Zuberoa」で修業した息子のボルハ君と、お母さんの二人の担当。
修行先の星付きレストランの料理と比べると全く繊細さに欠けますが、それはそれで面白い創作料理があったり丁寧に作った地元の伝統料理と楽しませんてくれ、味もまずまず。
グラスでしか飲みませんでしたがソムリエのお父さんのセレクションも悪くなくトータルすると「ALWAYS 3丁目の夕日」、工場労働者地区に輝く地元住民の星付きレストランと言うところでしょうか。
ちなみに、初めての訪問としては良い印象を持ちました。
味わい:3.9 食材:4.2 技術:4.0 個性:4.1
雰囲気:3.5 ボリューム:4.5 コスト:4.1 サービス:4.1
満足度:69点
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