「Xemei」と言うベネチア出身の双子がやっているイタリアンのレストランがあるのですが彼ら双子のシエフがお勧めしていたレストランにやってきました。
19時半に到着、スペインではまだ夕食には時間が早かったのでカウンターでベルモットを飲んで、だらだら世間話・・・ （笑
お店は、こんな感じ。
近所のオヤジさん達が、まったりとやっていますね
昔ながらの店は、ボデガ（酒屋）も兼ねている様で、１Lが2€弱の樽出しワインの量り売りもしています。
メニューは前菜とメインに分かれていて、前菜は7品程ですがメイン料理はこの手のレストランにしてはかなりの品数。
そして一番高い皿が4€と、非常にリーズナブル。
ドリンクは赤を1本頼みました。
樽出しのワインを瓶に詰め替えて、ご覧の何かの栓で蓋。
お味は樽出しなので、それなりですがアルコール入りグレープジュースと思えば悪くありません（笑
パンは見た感じは安定食に付きものの、スカスカの麩の様なパンかと思ったら、そこそこ食べれます。
前菜に頼んだ、定番物のロシアンサラダ
野菜も一杯入って彩もよく、また味も悪くない。
今日は二人で食べに来て、料理はシエアしました。
これは、もう一つの前菜のトルテイーヤ。
中にはモルシーヤ（血入りソーセージ）が入っています。
卵は半熟。
ランチ中心の店の様で、この日の夜に食べていたのは、このおじさん達と私達だけ。
ところでバルセロナは夏時間になって日が長くなり夜9時だと言うのに、この明るさです。
まったりした時間が過ぎて行きます・・
私もグレープジュースで、まったり・・・ ほろ酔い・・・
さてメインの一つは
この、カジョス（モツ煮）
普通に美味しい。
もう一つのメインは、スペイン料理の定番アルボンデイガス。
肉団子、ソースの味も濃すぎ無くてちょうど。
まだ食べれそうだったので、もう一品追加。
ガルタと呼ばれる、豚の顎の肉。
肉の塊の中には大きな骨（右側）が入っています。
最後はエスプレッソで〆
2 人で食べて・・
総額：約26.20ユーロ（ベルモット2杯、ハウスワイン1本、カフェ2杯含む）
お店は全く観光客が来そうにない、近所のオヤジさん達ワールド。
そこに東洋人2人で初来店、にもかかわらず常連と全く差の無い対応。
特に愛想が良いわけでは、ありませんが気持ちの良いサービス、店です。
料理は定番料理のオンパレード、昔ながらの料理、家庭料理の延長ですが今日食べたどれもが美味しかったです。
あと、これだけ食べて飲んで、この値段と言うのは正直、驚異的。
地元の普通のスペイン人が一体どういう料理を食べているのか知りたい人。
観光客のいない、美味しくて安い地元料理を食べたい人にお勧めできます。
ちなみに・・
久しぶりにバルセロナでも第1級の大衆食堂を発見！ 双子さん、ありがとう！
味わい：4.2 食材4.0. 技術：4.2 個性：3.5
雰囲気：4.0 ボリューム:4.2 コスト：5.0 サービス：4.0
満足度：85点
大きな地図で見る
