このブログのお勧めレストランを載せている記事に「私との相性の良くない店」として紹介しているバルです。
この日は「Cal Pep」に行くはずでしたが開店15分前に並んだにも関わらず、満席で 座れなかったので、やむなく近所ででもあるここに来たわけです。
こんな小さな厨房でやっているのには、いつもながら感心しますし30人程入るキャパの店ですから、本当に大変だと思います。
さて、この店がイマイチ好きになれない理由の一つなのが、このオシャレと言えるのでしょうが今時、どこにでもある、悪く言えば猫も杓子もモダンでクール、バカの一つ覚え的な内装が何だか安っぽくて全く味気無い。
出だしから文句ばかり言っていますが、それはさて置いて料理に入ります。
まずは、お通しのオリーブ。
まあ悪くないです。
平均点はクリアーしているのですが、それなりに評価されている店なんですから
ポテトの揚げ具合またソース共にあと一歩上を行かないと私には、これでは物足りない。
評:3.9/5.0
パン・コン・トマテ
最近はパンに拘って色々なタイプがありますが、シンプルなこれはこれで良いと思います。
ビール はMorits。
あまり好きなブランドじゃないのですが最近、営業頑張っていますね。
面白いのは緑色のソース。
中にはミントが入っていて 夏らしくて、こう言うのも良いですね。
評:4.0/5.0
アンダルシア風の揚げ物と言うのがあったので頼んでみると、小魚の揚げ物でした。
素材なのか揚げ方なのか? 固くてジューシーさも無く私的にはイマイチ。
評:3.7:5.0
これも定番物のピメント・デ・パドロン。
孫にも衣装と言うわけで(笑
盛り付けの仕方で、見え方も違いますね。
見た目では揚げ方がイマイチの様な気がしましたが、食べた感じは
これなら合格。
またもや、定番物ですがアルボンデイガス。
日本で言うミートボール
セピア(甲イカ)の出汁が良く効いています。
まあ、これも合格点。
評:4.0/5.0
モルシーヨ(血入りソーセージ)は玉ねぎと米入りがあるのですがこれは観ての通りご飯入り。
表面がパリっと焼けてそれは良い感じなのですが、あの血の独特の味がイマイチ弱い。
評:3.7/5.0
今日は3人で食べて
一人当たり 総額:20€弱 (ビール3杯 グラスワイン白1杯含む)
ここ数年バルセロナでも最も人気のあるスポットの一つとなってきたBorn地区。
その中でも向かいには超有名店の「EL XAMPANYET」があり、また周りに人気店がひしめく競争も激しいですが集客的には、素晴らしい立地条件にあります。
料理については姉妹店の「Tapas24」と基本的には同じ流れの物で、本店が既に知名度また高い評価がされている店なので、この店も味、値段共に保証されていると言えます。
ちなみに、日本人でこの店tapas24から独立して新規開店と言っている方もおられますが今日この店の店員に確認したら、やはり複数ある「24グループ」の一店だそうです。
最後に・・・
私の好みとは微妙に違うので、この店をお勧め店には入れてはいませんが食べた後にガツカリする様な事は無と思うので行かれる方は、どうぞ安心して行って下さい。
味わい:3.9 食材:3.9 技術:3.9 個性:3.9
雰囲気:3.8 ボリュームと:3.9 コスト:4.1 サービス:3.9
満足度:68点
大きな地図で見る