5種類のスナックが最初に出ます。
それぞれのスナックについての説明の紙が添えられていて、言葉に自信の無い方でもこれなら安心
ちなみに、アミューズとしては同クラスの他店と比べてもレベルが高く、それも美味しく頂けました。
バカラオ(鱈)のチップス。
他でも何度か食べた事がありますが、この皮のチップス大して美味しい物ではありません。
またソースもわりと平凡です。
アミューズの続きです。
以前、二つ星レストランのLasarteでも似たような物を食べました。
ここにスープを注いで、中のチーズと混ぜて食べます。
アクセントは日本のシソの葉です。
まあ無難なところでアミューズはどれも、なかなか良いと思います。
パンは4種類ですが、他の星付きで食べるパンと比べるといま一つでしょうか。
あと時間が経つうちにパンが冷えるのですから、こんな置きっぱなしじゃなく
料理の進み具合に合わせて。その都度温かいパンをサービスするべきではないでしょうか?
シエフの代表作でしょうか。
良く雑誌やネットで紹介されているビシソワーズ。
何と言ってもこの氷の皿が 特徴。
氷との接触面が、独特の粘りを出していてその食感とても印象的でした。
ビシソワーズの味も悪くありません。
カニの身その中にはマスのイクラ。
そしてインチキキャビア(本物は高すぎて使えません)
手巻きの中にはサーモン、そしてまたインチキキャビア。
このキャビアは普通にスーパーで一瓶3€程で売っています。
ビシソワーズは中々美味しかったのですが、他に付いてきたカニ、キャビア、サーモン全てが私には何だかインパクト無し。
評4.0/5.0
食べた感想は悪くはないのですが、あまり印象に残らない。
この店でこそと言う様な特徴が無いのが残念。
3.9/5.0
お腹が膨れるだけの無駄なデザートは食べずこれにて終わり。
赤いのは昔懐かし、ドンパッチン。
お口の中でパチパチはじけました。
エスプレッソのカップは、初めからこの様に傾いています。
初めて見るデザインです。
総額: 110€ (ワイン、水 含む)
前菜のビシソワーズ自体は良いのですが、付け合せのキャビア、カニ、サーモンは、なんだか安直な物でこんな物は付けない方が良いでしょう。
あとメインですが 客の殆どがコースで頼むせいか、アラカルトメニューは非常に選択枠が
少なく物足りなさを感じます。
他のバルセロナのミシュラン星付き レストランと比べると及第点と思いますが私が求めている料理とは違う様な気がします。
ところで、今日は料理以上に気になったのは日本人のツアー観光客の団体16人。
この日はほぼ満席、客は全部で30人弱ほどでしたからその半分はツアー客となります。
つい気になって帰りにメートル君に尋ねてみると、日本人、中国人、韓国人の団体が
しょっちゅう利用しているとの事でした。この日は日本人の団体だったので非常に静かでしたが、もしこれが中国人の団体だったら・・
今まで、飛行機の機内で、ホテルで中国人団体客に不快な目に何度も遇わされて来た事もありますが、私には幾ら不景気だとしてもツアー団体客を取るという星付きレストランにあるまじき事をやっているこの店に再訪はありません。
味わい:3.9 食材:3.9 技術:4.0 個性:4.2
雰囲気:3.5 ボリュームと:3.9 コスト:3.8 サービス:4.2
満足度65点