バルセロナでも屈指の高級シーフドレストラン「Rias de Garicia」が、あのフェラン・アドリアのコラボで始めたタパスバルです。
こう言うデザインはどうなのでしょう?
「Tikets」もそうですが微妙です、私の感性とは合わない事だけはわかります。
先日の話題にした満席疑惑の「Tikets」とは、オーナーは同じなので使っているオリーブオイルも これまた同じ。
お通しと言うか、お試しにと頂きました。
この店は、珍しいことにハム切り専門にスタッフが一人います。
ちなみに、お皿はこれまた「Tikets」と同じで、ガリシアのサルガデロスの陶器です。
タパスの値段は高くはありません。
プロモーションでしょうかビール1杯が1€で飲めます。
私はワイン好きなので、恩恵は少ないですがビール党の方ならたまりませんね、お安く済みます。
店は結構なキャパで、外のテラス席も含めると100席はあります。
さて、まず最初につまんだのはアンチョビ
さすが有名シーフード店の姉妹店だけあって、これは美味しい。
パン・コン・トマテ。
たまに見かける自分で作ると言うものですが、今まで食べたこの手のパン・コン・トマテでは最高に美味しかったです。
パンが絶妙。
ブラタチーズとトマトです
チーズの上に掛かっているがマンゴ。
トマトは缶詰のホールトマトの様な味。
これは私的には、イマイチの一品でした。
パタタス・ブタバスですが、なんとポテトは揚げないで、代わりに茹でています。
ガリシア風とメニューに書いていましたが、それの真偽は別に初めて食べる物ですが油を使っていない分健康的で、そのくせアリオリも効いていてとても気に入りました。
カネロン。
悪くはないですが、平均点。
ガリシアのレストランなので、白はもちろんアルバリーニョ。 22€
タコ。
ヌルヌル、ベチャベチャと言うあの感触は少なくわりとしっかりした食感ですが
これはこれで美味しい。
豚足ハンバーグとで言うのでしょうか
豚足のコラーゲンたっぷり。
結構、濃い味付けで白ワインよりこれは赤が合いました。
この辺りですでにお腹一杯でしたが、もう一品。
最近はやりの、ポテトと半熟卵の組み合わせにアクセントはチョリソ。
まあ、そこそこで悪くないのですが最後の〆では無くて最初前半に食べるべきでした。
おまけに、もらったチュピートは青汁の様ですが、ピーチ味。
二人で食べて一人当たり
総額:37€ (ビール1杯、ワイン1/2本含む)
久しぶりに、人にお勧めしても大丈夫な店に遭遇しました。
料理の中にはイマイチもありましたが、全体の印象は決して悪くありません。
間違い無く、味、量、、値段、サービスどれも合格点です。
ただ、街の中心からアクセスが良いとは言えないので、わざわざこの店を目当てに食べに来る価値が あるかと言われれば微妙ですが 観光で来られる方でカタルーニャ美術館下で週末開催されている噴水ショーに行かれる方なら徒歩圏内で超オススメです。
場所柄、客の入りはイマイチですが決して失望する様な事は、ない店だと言えます。
味わい:4.1 食材:4.1 技術:4.1 個性:4.2
雰囲気:.3.9 ボリューム:4.0 コスト:4.1 サービス:3.9
満足度:73点