バルセロネータのビーチの目の前にあるレストランでネットの情報ではバスク料理と言う事です。
週末ドイツ駐在中の友人が遊びに来たので二人で訪問しました。
昼しか営業してない珍しい店で、この時期この場所なら夜もかなりの客が見込めるのに・・
なんとも強気な経営です。
私達は、外は太陽がまぶし過ぎるので中で食べる事に。
客層は観光客が殆どとは言っても、この季節はこの辺りのレストランはどこも同じ。
店中は非常にシンプルな作りです。
また家族経営と聞いています。
メニューは額の様な物に入っています。
そして、私が店の怠慢と以前にも糾弾した事がありますがカタルーニャ語と英語のみ。
スペイン語メニューをわざと置かない、その卑屈な精神に呆れます。
お通しのチップス。
スーパーで売っている普通の物。 日本言えばカルビーのポテトチップス。
無いよりマシか?
地元ペネデス産の白 18€
この産地の赤は冴えない物が多いのですが、白なら悪くない。
エビの下は牡蠣の味がする葉っぱで、創作料理のレストランでたまに見かけます。
さて、お味ですが・・
これは非常に気に入りました。
評4.2/5.0
イソギンチャクのフライ、以前「エル・ブジ」で食べた事があります。 14€
ソースはアリオリとマンゴー。
中を開けてみるとこんな感じ。
珍味と言うところで、特に美味しいと言う物ではありませんが面白い。
3.9/5.0
ネットで非常に評判の良かったパエリヤ。 16.60€×2人前
炊き上げたご飯にはアーテイチョークとニンニクの若芽が入っています。
珍しく今回は残らず完食。
鍋底を見て頂くとわかるのですが、底に油もたまらず健康的。
友人と二人で訪問
一人当たり
総額:44€ (1/2本ワイン含む)
もう少し量が多ければ完璧ですが前菜のエビは非常に気に入りました。
イソギンチャクのフライは珍味としては面白いですが、安くも無いですし一度で十分でしょう。
パエリヤは私には味のメリハリが弱くインパクトがありませんでしたが友人は、このぐらいの 味付けでOKとの事で意見が分かれました。
全体的な印象は悪く無かったので、再訪して他の料理をまた試してみます。
評価:65点
味わい:3.9 食材:4.2 技術:4.0 個性:4.0
雰囲気:3.6 ボリューム:3.7 コスト:3.8 サービス:3.7