客層はチャライ観光客も居なくて、地元のいかにも経済的に余裕のありそうな顔ぶれ。
Moritz 3.24€
地元バルセロナのビールの一つなのですが、私はイマイチ好きじゃありません。
最初に出たのはこれ。
悪くは無いですが、しょせんはコロッケと言うところ。
全部で4種類から選べます。
私が選んだのはオニオン(左)と普通のノーマルなパン。
焼き立てなんですが、イマイチ個性に欠けます。
いわゆるバターの代わり。
地元の定番のアルベッキーナ種のバージンオリーブオイル。
アミューズとパン代が4.10€。
Huevo ahumado nacido en tierra de trufas con miga de pan y boletus 23.54€
シャンピニオンの下にはポーチドエッグ
トリフの匂いはイマイチしませんでしたが、ミーガがサクッと揚っていて良い感じ。
卵とのコンビネーションもグー。
これは気に入りました。
評4.2/5.0
Magret de pato lacado con 3 compotas y macarroes gratinados 14.58€
最近食べていなかったのでメインは鴨にしてみることに
フルーツ等を使ったソースを付けると言うのが最近の料理の傾向のなのですが
個人的には手抜きに感じて好きでありません。
ただ、今日のこの料理に関して言えば悪くありません左から茄子、トマト、マーマレード。
肉も非常に美味しくて、ここ一年に食べた鴨の中でも一番でした。
評4.4/5.0
Poster Nectari 9.56€
奥からチョコレート、テイラミスとデザートは盛り合わせを頼みました。
お味は、まあ予想範囲内の出来でこれと言ってコメント無し。
評3.8/5.0
チョコとこの時期良く食べる地元のお菓子トウロン。
なんて事の無い普通。
最後はエスプレッソで〆。
ところで、デザートは無しにしようかと迷ったのですが、やはりお腹一杯になってしまい
夜の食事は永谷園の「松茸のお吸い物」を一杯で済ませてしまいました。
総額:61.83€ (上記以外に、グラスワイン白1杯とエスプレッソ含む)
前菜は料理全体を煙で燻して薪の匂いを付けてある一品でしたが、その匂いのバランスそしてミーガのサックリ感が非常に気にいりました。
またメインの鴨は肉の旨みも素晴らしく、付け合わせのソースとの組み合わせもフルーツ等を使ったソースの割には悪く無く満足感が高い物でした。
ただ一点気になったのは、サービスの年配のスタッフ。
もしかと思い聞いて見ると、やはりシエフのご両親でした。
自分の可愛い息子の店で仕事されている訳で、もちろん誠実さは感じるのですがプロフェッショナルの経験が殆ど無いのが直ぐに見てとれて、それが少し気になりました。
最後に・・・
久しぶりに良い感じの料理にに出会いました
間違いなく近いうちにリピートすると思います。
味わい:4.2 食材:4.2 技術:4.3 個性:3.9
雰囲気:3.8 ボリューム:3.9 コスト:4.0 サービス:3.7
満足度78点