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Bilbao

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今回2回目久しぶの訪問。
・・と言っても前回は10年程前で、まだ通貨はペセタでした(笑

 

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日本の「歩き方」のみならず、欧米の旅行ガイドブックにも広く紹介されていますし、地元でも人気の老舗の部類に入るレストランです。
場所な何も無いグラシア地区の外れ。

 

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お通しにサーモンが出てきました。
スモークかと思いきや生。
カルパッチョというところですが普通では、ありえないお通しですこのサーモン。

 

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これもまた珍しくCAVAが一杯お通しと共に付いてきました。
ただし、このCAVAガス抜けで切れが無い。

 

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パンは普通。
悪くないです。

 

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私の前菜は半熟目玉焼きにフォアグラとトリフ。
ベタな組み合わせの料理ですが、出てきた料理もご覧の様に垢ぬけしません。

 

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お味は、まあまあで分り易い味です。
チーズの様に見えるこれがフォアグラで! 面白いですね。
上に乗ってるキャビアは、これは意味が無かった様な気がします。
評3.6/5

 

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奥様の前菜は中華の麺を使ったスープスパゲッテイーにホタテ。
スープにはココナッツが使われている、まるっきりの創作料理です。

 

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素麺の様な麺もそれなりで悪くはありません。

 

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ホタテは肉厚で美味しく、また火の通りも悪くありません。
ただし料理としては、まだまだ完成度は低いと思います。
評3.7/5

 

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私のメイン。
ロダバーヨ(だるまカレイ)。
脂がたっぷりのっていました。

 

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味付けは、オーソドックスにオリーブオイルとニンニクを効かせて焼いたものです。
評3.7/5

 

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奥様のメインも魚でMero。
私の魚と全く同じ調理でオーソドックス。

 

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付け合わせの野菜は少し凝っています。
評3.7/5

 

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デザートのタルトタタンを二人でシエアしました。
これは、完全ハズレ。
評3/5

 

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このレストランのオーナーのご家族でしょうか?
私達の横で食事されていました。

 

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まあ、そこそこの値段と言うところ。

■一言メモ■
店の作りは、伝統を感じるクラシック。
料理はオーソドックスなもので、昔ながらの味付けは地元スペイン人には非常に分かりやすい物です。
ただ、時代に流れも考えているようでメニューの中には
創作料理も幾つかあるのですが、その完成度はイマイチ。

基本のクラシック地元料理とすれば合格点ですが、今の時代の流れに乗ってこれからも創作を取り入れて行くと言うのであれば、今日食べたこの店の創作系料理では力不足です

あとサービスに付いては日頃私が嘆いている「アマチュア・バイト」じゃなくて年季の入ったスタッフで好感が持てます。

最後に・・・
この店、伝統で行くか流行りの創作で行くか決め切れて無いと感じました。
私の意見では、しっかり地元の小金持ち客を掴んでいる老舗の店ですから中途半端な創作料理はやめて昔ながらで行った方が良いと思います。
もちろん、将来それが時代遅れとなる危険はありますが・・

評価62点

追)この店はカードが使えず現金のみです。
安いお昼の定食屋でないんですから今時何を言っていると言う気も。2%のカード会社に払う手数料を惜しみ、その上客側に脱税の手伝いをさせる、今の時代こんな事が許されるのでしょうか?・・


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