サグラダファミリア教会とカサミラの中間程のデイアゴナル通り沿いにある老舗レストランでカタツムリ料理が売りです。
FCバルセロナの選手や関係者のパーテイーなんかがここで良く行われますし観光客には全く知られていませんが、有名人も何人か来ています。
また、この写真に写っているバルサのプジョール選手、実はその日私はこの近くを歩いていて、道でばったり会いました。
ストーカーよろしく、彼の後をつけてみるとこの店に入ったと言う次第です。
中は創業90年の老舗だけあって、こってりまったりしています。
過去3度程来ていますが、今日はお昼の高い方と言っても22ユーロですがスペシャルランチメニューを食べてみます。(飲み物、コーヒー別)まずパンとオリーブですが、こう言う地元料理のランチはヘビーなので今日はパンには手を付けませんでした。
オリーブを少しつまんでみましたが、味はまあ普通。
小魚のフライ。
これは、非常に上手く揚っていました。
評4.1/5
ムール貝をマリネ。
ビネガーが良く効いていますが、だいぶ前の作り置きだと良く分かります。
評3/5
コロッケ。
まあ、どこにでもあると言うか、その辺に転がってると言ってもいいでしょう。
評3/5
かたつむり。
この店の名物ですが、ランチメニュー用に大量に作り置きしたせいかイマイチ味が薄い。
私的には、こう言うトマト味より「Can Cargol」のカタツムリの方が好きなんです。
まあ何ともいい加減さを感じてしまう料理です。
評2.8/5
メインは通常魚と肉から一品選べるのですが木曜日だったので、パエリヤにしました。
注)後日どうして木曜はパエリヤか別記事でお話しします。
ところでこれで一人前です。
写真では分かりにくいですがかなりの量ですす。
オリーブオイルを大量に使うのが日本と違うこちら本場のパエリヤです。
今日のこれは、まだ使っているオイルは少ない方だと思いますがこれだけで軽く1000カロリー以上はあるでしょう。
味はトマトベースですがコクが無くて、はっきり言ってトマトスープで炊きあげたべちょべちょ炊き込みご飯。
ただ、具が一杯はいっていたのでご飯をよけて具を重点的に食べました(笑
評2.8/5
これだけ残しました、約半分弱です。
パンにも全く手を付けていません。
この後、デザートになるのですが断って代わりに・・・
エスプレッソを一杯。
おまけに出てきた、定番のチューピート。
以上。
■一言メモ■
今日のお昼は家で食べようと思ったのですが、中途半端な時間になったので久さしぶり5年ぶりぐらいになるこの店に来ました。
日本の皆さんの大好きな、地元客がメインのレストラン。
実際この日は40人程が食べていて私一人が外国人。
料理は昔ながらの地元伝統料理で若い世代からお年寄りまで根強い顧客を持ったレストランです。
料理は既に見られた読まれた通りで小魚の揚げ物以外全くダメ。
前菜の殆どは作り置き料理を並べただけで、丁寧さも味の工夫も全く何のかけらも無し。
パエリヤは何なんでしょうかこれ?と言いたくなります。
でもこの店はちゃんと地元固定客がしっかりいるんです。
バルサの地元出身選手や関係者もたまに来ているようです・・・。
地元客で賑わう=美味い店。
有名人=美味しい物食べている。
と言う関係式は常に成り立つとは限らない。
いやその逆で、私は殆どの場合はその式は成り立っていないと思います。
私の説では・・・
ほとんどの地元客=変化を求めていない、探究心が無い。
それにも一つ加えれば、大した味覚を持っていない。
では有名人は・・・
これも似たような物じゃないでしょうか。
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