以前よく通ったレストランです。
半地下の隠れ家的な店で、普通知らない人は前の道を通っても気がつかないし、入って行くには勇気が要りそうな店です。
このブログでお勧めしている「Embat」の道を渡って斜め前。
テーブルは4人掛けが5つ程のこじんまりとしたお店でレストランぽくありません。
お通しでしょうか。
魚のスープ。
日本で冬に食べる鍋のスープそのもの。
これはイマイチ。
トーストしたパンにオリーブオイル。
以前は、カリカリに焼いたパンでしたがこの方が美味しい。
あと、クルミに最初はまたマグロかと思ったらメンブリーヨでした。
お味は、まあまあですがメンブリーヨは美味しい物を使っています。
評3.3/5
最近の和食ブームで生魚でしょうか。
この店10年近く通っていますが、以前なら考えられない組み合わせです。
評3.5/5
ヒレ肉グリルにフォアグラ。
焼き加減はレアで頼みましたが、火が通り過ぎていました。
私は、血がしたたる・・と言うのが好きなんですよね。
あと、料理はありふれた何処にでもあるもので味も平凡でした。
評3/5
鴨のから揚げに、ワイルドライスと言うところです。
悪くは無いのですが、味にもうひと工夫ほしいですね。
評3/5
デザート。
パンナコッタをジュースにしたような・・
なんだか良く憶えていません・・。
お味はすっきり系
評3.6/5
この店の定番デザート。
タルタ・デ・チョコラーテ。
割ると中から熱々のチョコレートが。
評3.8/5
■一言メモ■
前菜はなかなか良く、特にタコとマグロのタルタルはバルセロナの他の創作料理のレストランの中でもレベルの高い物です。
あと、メインの三品はどれも決して悪くはありませんでしたが、わざわざこの店と言う程では無く、エスカリバーダは最近の和食ブームなので生魚を使うのはしょうが無いと思いますがもうひと工夫欲しいところですし、
肉はフォアグラとの組み合わせですが平凡、鴨もただのから揚げで終わっていて前菜に比べて満足感に欠けました。
前回の訪問時にも書きましたが、紙に書いたメニューは無くてシエフの奥さんが、口で述べていくので言葉に自信が無い旅行者ですとかなりきついかもしれません。
ただ、今日はめずらしく外国人客がいて英語で対応していましたのでてっきりスペイン語だけだと思っていました、英語もOKのようです。
店の作り雰囲気はまさに隠れ家で、こう言う店はバルセロナでもあまり無くて面白いと思います。
今日の支払いは、料理にワイン、コーヒー入れて三人で150€程。
安いと言う店ではありませんが、量も十分ありますし考えた料理ですのでこれで適正価格と思います。
最後に、この店のオーナーシエフは私の友達でもあるのですがそれと評価はきっちり分けて言うと・・
今日の料理は、いつもに比べてメインが弱かったので・・・
評価68点