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El Tropezón

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日本のガイドブックにも良く載っているゴシック地区にある昔ながらバル。
紹介記事には地元に愛されているお店とか書いています。

今日は、私が旅行者向けにどんな店かリアルにレポートしてみます。

 

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店はの中は、昔ながらでコテッとした雰囲気が良く出ています。

 

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入り口にテーブルが三つ程。
奥の方にもまたテーブルがある何だかウナギの寝床の様な店で私達のテーブルの前に階段があったのですが二階にもテーブルがあるのでしょうか?

ちなみに、写真に写ってるお兄さんがウエイター。
靴下がなんとも言えぬコテコテ丸出し感をかもし出しています。

 

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さて、料理ですが。
ポテトのトルテイーヤを頼んでみました。
卵も少ないし水分も無い殆どがジャガイモで、喉がつまりました。
黒く見えるのは、ジャガイモの悪くなった所を皮を剥く時にしっかり取らずにそのまま作った様で、何とも豪快料理です。

結局食べきれずに半分程残したのですが、かなりキツイ一品でした。

 

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パン・コン・トマテ。
パンは柔らか過ぎでこう言う食べ方には全く向いていません。
オリーブオイルはかかっているのでしょうか?味がしません・・
また、トマトは水っぽくて・・
ここまで不味いパン・コン・トマテを食べたのは久ぶりです。

 

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小魚のフライ。
これは、何とか食べれました。
かといって、上手く揚っていて美味しいと言う物でもありませんがとりあえず許しますそうしないと前に進めません。

 

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パタタス・ブラバス。
アリオリソースと良くあいます。
以前の記事で紹介した「Bar Tomas」の超有名ブラバスと大して変わりありませんので悪くは無いとも言えます。

私の持論ですが、やはりこれは唯のアリオリソースで食べるジャンクフード

ところで、かなりのカロリーがありそうですね。

 

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見ての通りそれぞれ、一皿が大きいです。
二人で行きましたが、これ以外にあと一品食べてお腹一杯になりました。

写真を撮るのを忘れましたが、あと一品はムール貝のワイン蒸し。
ちなみに、だいぶ前に蒸したみたいで貝と言うよりゴムを食べてる様な食感でした

 

■一言メモ■
値段は高くはありませんし、量も多いその点ではで安いと言っていいでしょう。
店の雰囲気は地元コテコテ風で確かにガイドブックに書かれている通り。
ただ客層は地元民に愛されていると書かれているわりに、フランスのガイドブックに載っているせいでしょうかこの日の客のほんどはフランス人観光客でした。

びっくりしたのですが、靴下が印象的なコテコテのウエイター君スペイン語以外になんと英語もフランス語も話すバイリンガルでした。

客層が観光客ばかりの店と言ってもウエイターが客を舐めたような接客も無く無理やり高い料理を頼まそうと誘導するような事もなくて、ランブラス通りにあるボッタクリの店なんかに比べると随分良心的です。

さて、料理については間違いなく全てがイマイチ(笑
30年以上前のバルセロナなら確かにこんなレベルだったのかも知れませんが今の時代、場末のバルでももう少しましな物を出す店がたくさんあります

昔ながらの雰囲気、昔ながらの料理と言うのはガイドブックに書いている通りで間違いはありませんが、美味しいと言うのは全く別の話。

一体、今までいい加減な編集の「歩き方」「わがまま歩き」等のガイドブックに乗せられて何百人の日本人観光客がこの店で悲しい思いをした事でしょうか・・

評価 46点