エルブジ劇場⑤
鮑とイベリコハムの脂身が交互に並んでいます。
良く見るとエノキ茸が入ったソースがかかっていたり。
緑色のY染色体の様な形の物が、海藻の一種です。
わりと分かりやすい料理でした。
手長海老。
左がオルチャーターで右の半身がゴマのソース。
はっきり言って、変に味付けするより良い素材ならこの手長エビは確実に美味しい物ですので、私に言わすと余計な一仕事。
この一品を見れば素材以上に調理が勝っているとは思えません。
サンドウイッチ。
パンの代わりに、綿菓子の様な物を使っています。
ただし、甘くはありませんが軽い物です。
中はフォアグラとウナギ。
レストラン「Lasaret」にもこの組み合わせの一品がありました。
ただ、完成度としては向こうには到底及びません。
まあ、同じ土俵で比べる事自体に無理がありますが。
ベトナム春巻き。
フェランさんの十八番のオブラート巻きです。
残念ですが、アイデアも味も平凡です。
赤く見えるのがリンゴのゼリー。
周りにぽつぽつある黒いのがカシス。
野ウサギのソースが注がれて。
メインの肉料理と言うところでしょうか。
その上に抹茶とザラメ砂糖が掛けられて・・。
これをスプーンで割って食べます。
さしづめ、かき氷と言うところです。
パイナップルのミルフィーユだそうです。
まあ、そう言われればそうなのでしょうが・・。
超薄皮にできた繊細な物です。
ただお味は美味しいのかなんだかわかりませんでした。
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