エルブジ劇場その③
海老が蒸篭に入っています。
ここまで食べた中では見た目が一番まともな料理でしょうか(笑
日本の甘エビを想像しましたが、そんなに美味しい海老ではありません。
南京豆。
中にはトロトロのピーナッツバターのソース。
とても柔らかい物で、少しでも力を入れると潰れてしまいます。
塩味が効いて、リーシーズのチョコーバーの様な味です。
エルブジの昔からの定番と説明を受けました。
そうですね、私も以前に雑誌等で何度か見ましたこれ。
オリーブの実なのですが、実際はオリーブをソース状にしてオブラートで包んだ物です。
俗に言う、食材を解体して再構築と言うやつでしょうか。
緑茶のビスケット言う事ですが、夏だからか冷えていました。
お味は、ここまで食べた中の一番のハズレ。
何の花でしょうか?
でも、この花を食べるのではありません。
中を見ると、雄しべの様な物が・・・
酸っぱいジャスミン風味のハチミツでした。
さて、どうやって食べるかというと・・・
花の根元を引っこ抜いてそこから、チュ~っと吸います。
うまく栓の様になっています、もちろん人工的じゃなくて自然の物を
栓に利用しています。
ココナツ味のスポンジ。
これも手づかみでパクリと一口。
今回、、一緒に行ったスペインで修行中の知人の料理人曰くここまで薄くするのは大変難しいそうです。
で、お味の方はと言うと・・・・ まあ・(??)
ホセリートと言う最高級ブランドの生ハムを使った一品ですが・・
私もたまにグルメショップでこのハムを買うのですが、何だか全く別物というか・・これも、可哀そうにフェランさんに見るも無残に解体されて
再構築された様です。
下は生姜味のカナッペ。
ただ、お味は悪くありませんでした。
牡蠣の貝の中にエスプマで見えませんが下にキノコとあと何だか入っていました。
この葉っぱ以前もレストラン「Toc」で食べた事がある牡蠣の味がする葉っぱです。
聞いたところ、オランダから持ってくるとか。
この葉っぱを半分丸めて、牡蠣の貝殻の中に入っている具をすくって食べます。
それなりに美味しくいただけましたが、葉っぱの枚数が足りませんもう3枚程あれば良かったのですが。
キャビアとヘーゼルナッツ。
これは、面白い一品でした。
ダリのだまし絵じゃないですが、フェランに完全に騙されました。
キャビアと見えているのが実はヘイゼルナッツでソースの方が実はキャビアだったんです。
地元で取れる高級エビです。
スプーンにはこの海老の蟹ミソじゃないですが海老ミソが入っています。
海老の尻尾は生に近くて、その上の足の部分はカラッと揚っています。
一粒で三度美味しいと言うやつですね。
若い人にはこのギャグは分らないかな(笑
まだまだ続くエルブジ劇場・・>>