以前2回程、最後に来たのは4年程前でしょうか。
その後も、他で飲んでから行った事はあるのですがいつも満席で断れていたので、今日はちゃんと予約していきました。
いきなり、ビールを飲み終えたグラスで失礼・・
この店のビールはバルセロナでは珍しくクリーミーなギネスの様な泡です。
味は普通なのですがおもしろい。
エスパルデーニャスときのこのグリル。
ナマコの筋肉だそうですが、バルセロナを代表する珍味というところでしょうか。
以前、近所の魚屋でよく買ってましたが高価なので、グラムじゃなくて4個とか6個とか数を言って買ってました(笑
きのこmurgula
子供の頃にアンデルセン童話の絵本で見たきのこのイメージ通り。
ぷりぷりしていて良い食感で初めての経験。
乾燥していない生なのでしょうか?
今まで良く食べてたのは、あれは乾燥物だったと言う事か。
偉そうに食通ぶってる私のレベルも、しれたものですね (笑
でも、これ気に入りました!
また、エスパルデーニャス。
今日の、お勧めと言うところですが先ほどの料理と良く似ていますが違いはちょっと、下にひいてあるパパーダ(豚の脂肪肉)。
皮はパリッと焼いてありました。
料理名は「マル・モンターニャ」直訳すると海と山となります。
悪くは無いのですが、ちょっと凝りすぎのような・・
料理を一皿食べるごとに、取り皿にナイフ、フォーク、ナプキンを
替えてくれます。
たこのグリル。
スペインで、タコの焼いたの初めてたべました。
これでもかと言うほど、しっかり火が通っていました。
お味は・・
これは、完全にハズレ! (涙
近年、オシャレなレストランならどこでも見るマグロのタタキ。
下に、甘くなるまで炒めた玉ねぎ。
玉ねぎとの組み合わせは、別段良いとは思いませんがマグロの鮮度もよさそうで、お味は素材となりますが悪くはないですね。
ポテトと半熟卵焼き。
これも、今のバルセロナの料理の定番となってきています。
ただ、ポテトに工夫していますし、卵は白身を使わず黄身だけ。
濃厚な味で、美味しかったです。
これも、定番と言えばそうですが。
牛ひれ肉のグリルの上にフォアグラ。
先日の記事で、「素材にこだわる」と言う言葉に文句を言いましたが。
今日ここで、食べたのは焼きすぎたタコは分かりませんでしたが間違いなく素材は良いと分かります。
この肉も美味しくい頂けました。
■一言メモ■
地元のグルメサイトの口コミに
この店でグウィネス・パルトロー とラッセル・クロウを見かけたとありました。
オシャレなバルですが、結構知られているんですね有名人、特にアメリカ人に。
料理については流行りの創作。
使っている素材も悪くなくて、どれも充分満足できるものです。
ただ、その辺のバルのタパスと思って行くと安くはありません。
また、ワインの値付けは非常に高くて小売価格に3倍は乗っかっていて今日飲んだ白ですが小売で6ユーロがこの店で出している値段が18ユーロ。
バルセロナでも3倍も乗っけているのは多くはありません。
最後に・・・
それなりの値段はしますが料理は悪くありません、予算に余裕がある人でしたら一度は試す価値はありそうです。
また、それに納得した人が来る店なのかもしれませんね。
高級バルと言うカテゴリーがあるのなら、この店がそうでしょうか。
もしかしたら誰かハリウッドのスターに会えるかも?
評価73点