バルセロナの観光で人気のおすすめ情報サイト

提供:Office Hill お問い合わせ
提供:Office Hill お問い合わせ

La Maison du Languedoc Roussillon (閉店)

IMG_1984-1.jpg
前回の「Dos Cielos」のネット予約で味をしめて2匹目のどじょうを狙い
2×1(一人分の値段で二人が食べられる)と言うのがあって今回も利用してみました。

この店は、バルセロナで一つ星を取っている「Caelis」シエフが監修しているとのこと。
また、店の名前でも分かるようにフランス風料理です。

 

IMG_1985-1.jpg
間口は狭いのですが、中に入ると2階席もあり結構なキャパがあります。

 

IMG_1939-11.jpg IMG_1941-11.jpg
お通しは。
オリーブとチーズが練りこんだパイ。
まあ、別にどうと言うものではありません。

パンは2種類あって一つは玉ねぎ味で美味しかったんですが焼きたてとは言わないまでも、暖めてあるとより良かったのですが。

 

IMG_1986-1.jpg
シーフードの盛り合わせ。
なんだかフランスっぽいですね。

 

IMG_1988-1.jpg
これ、海のカタツムリなんて別名もありますが
サザエとタニシの中間みたいな感じです。
さて、この盛り合わせ美味しいかったかと言うとまあ・・・素材以外ないのですが、その素材はインパクトまるで無し。
エビも食べてすぐ安物とわかる物でイマイチ。

 

IMG_1987-1.jpg
アスパラのグリルと温泉卵。
トリフも入って、香りが食欲をそそります。

 

IMG_1989-1.jpg
また下にパンが敷いてあるのですがサクっとして良い感じ。
これは、なかなか美味しかったです。

 

IMG_1990-1.jpg
牛すね肉の煮込み。
お味は平凡。
付け合せのポテトはバターが効いていて悪くなし。

 

IMG_1991-1.jpg
スケット。
魚貝のスープ煮込みでしょうか。
この料理は良く塩が効き過ぎて濃い事が多いのですが味もソフトでその点は悪くありません。

 

IMG_1994-1.jpg
私のデザート
ホワイトチョコレートスープにバニラのアイス。
また、ビスケットの欠片が入っているのが面白い。
今まで、バルセロナでは食べた事の無いタイプのデザートでした。
お味は悪くありません。

 

IMG_1992-1.jpg
奥さんデザート
チョコのアイスとチョコレートケーキ。
これも悪くありません。

 

IMG_1995-1.jpg
カフェには、ミニマドレーヌが付いていました。

 

■一言メモ■
今日の料理は本来なら1人50ユーロなのですが、ネットのプロモーションで2人で50ユーロで
含まれている物は水とコーヒーでアルコールは別料金です。
食べて見ての感想は、この料理が本当にもし50ユーロするなら、とんでもないと言えます。
25ユーロなら・・・まあ、許せるかと言うぐらいで全くお得感無し。

料理は、取り立てて不味い物も無かったのですが、かといってこれと言う物も無し。サービス、店の作り、雰囲気共にこの値段(一人25ユーロ)でしたらなんとかぎりぎり合格でしょうか。
ただ、かと言ってリピートしてアラカルトで他の料理をチエックしようなんて気はおこりません。

子供だましのプロモーションなんて、結局はなんの集客にもならないと解らないんでしょうかね、この店。

評価63点

Allium

IMG_1924-1.jpg
Javier Mariscal。
バルセロナ出身のデザイナーで彼が作ったキャラクターのCobiちゃんが1992年のバルセロナオリンピックのマスコットに起用されて一躍有名になりました。
最近、彼がデザインしたバルが出来たと聞いて来て見ました・・

 

IMG_1925-1.jpg
中に入ってみるとこんな感じ。
小さな店ですが、感想としては期待していた物と違って平凡。
20年前ならこれはこれで、オシャレだと感じたことでしょうが今のこの時代・・・・何のインパクト無い。

 

IMG_1928-1.jpg
さて、料理です。
まずはコロッケ2種類。
お味はそこそこで、まあ普通。

 

IMG_1927-1.jpg
パン・コン・トマテ。
この店の自家製だそうですが、食感がモチっとし過ぎていてパン・コン・トマテには不向きなパンで美味しくない。

 

IMG_1926-1.jpg
ハブーゴの生ハムです。
ハムスライサーでは無く、ちゃんと手でカットされています。

 

IMG_1933-1.jpg
ただ、見ての通りハムは乾いている上に筋があります。
生ハム好きで、今まで何本となく足一本物を家で自分で切って食べて知ってるのですがこれは、だいぶ切り取ってもう骨に近い所でそれも外皮のジューシーな方じゃない内側だとすぐ分かりました。
なので、全然美味しく無かったです。

 

IMG_1932-1.jpg
ブニュエロ。
これは、中々いけました。
今日食べた中では一番ましでしょうか。

 

IMG_1929-1.jpg
パタタス・ブラバス。
バルの定番物ですが、これも悪くはありません。

 

IMG_1931-1.jpg
フォアグラ。
なんだか、全くそのまんまで出てきました。
工夫ゼロ。
これなもんなら誰でもできますね。
黄色い脂肪・・・毒ではないでしょうが何とかなんないの。

 

IMG_1930-1.jpg
白アスパラ。
卵の黄身を絡まして食べます。
普通は缶詰でまるっきり食感がないんですが生をこの店で茹でた物で食感があって良かったのですが、惜しい事にちょっと塩が効きすぎていて、それだけが残念でした。

 

IMG_1935-1.jpg
イカ墨のパエリヤ。
普段なら、夜にバルで食べることは無いのですが今日は日本から来た知人もいたので頼んでみました。
味は、少しだけ塩が効きすぎかと思いましたが平均点のレベルで悪くありません。
あと、一緒に付けて食べる、アリオリソースがイカ墨パエリヤに良くあうマヨネース系で無くて昔ながらのヘビーな物でその点はイマイチ。

 

■一言メモ■
最近、あまり聞かなくなった地元の有名デザイナーが作った店と聞いてきましたがインパクト無いデザインでがっかり。
料理は、これまたバルとしては標準レベルでインパクト無し。

サービス、味、店の作り、雰囲気全てリピートする程良い物でも無く、
今回の訪問限りで充分と言うところです。

評価58点

Mariscco

IMG_1797-1.jpg
今日はシーフードの量り売りレストランに来て見ました。
このタイプのレストランの元祖は以前の記事で紹介した「LAPARADETA」がここバルセロナでは有名です。
今日は後発のこの店と両店の比較も兼ねてのレポートです。

 

IMG_1795-1.jpg
お店は作り雰囲気は「LAPARADETA 」に比べると随分オシャレ。
注文するシステムは変わらないのですが、ここはウエイターがちゃんと料理を運んで来てくれます。

 

IMG_1794-1.jpg
まずは、野菜サラダ。

まあ、両店ともに普通と言うか適当に野菜を切っただけのシンプルな物で野菜はカットしてから大分時間が経った様で、切り口が変色していました。
ツナもしくはチーズ入りのどちらかの選択となります。

 

IMG_1791-1.jpg
珍味のペルセベス(烏帽子貝)
向こうには無いものです。
スペイン人は好きですが、日本人にとっては美味しいと言うよりただ珍しいだけですけどね。

 

IMG_1790-1.jpg
ムール貝。
ソースはこちらの方が美味しかった様に思います。

 

IMG_1788-1.jpg
モンゴイカのグリル。
こちらの方が綺麗に盛り付けてありますし、焼き加減もちょうど。

 

IMG_1793-11.jpg
カタクチ鰯のフライ。
向こうには無い物で、美味しく頂けました。

 

IMG_1792-1.jpg
イカリング。
向こうに比べるとイカが小さくてイマイチでしょうか。
揚げの油切れがもう少し良いといいのですが。

 

IMG_1798-1.jpg
タコ。
これも、向こうには無い物です。
味はバルセロナのほかの店の標準をクリアーしています。
あらためて、この料理はタコの茹で方以外ない料理だと実感。

 

IMG_1789-1.jpg
マテ貝。
向こうより、サイズが大きくて食べ応えがあるのですがこの日はイマイチ鮮度が良くない気がしました。

 

IMG_1787-11.jpg
エビのグリル。
悪くはありませんが、向こうの方のエビが美味しいように思います。

■一言メモ■
値段的には、「LAPARADETA 」に比べて1~2割高いようです。
お味はどちらも、どっこいどっこいと言うところでしょうか。
ただ、調理方は両店ともにあまり変わりは無いのですがこちらの方が、プルポガジエゴ(タコ)が食べれたり、小魚のフライがあったり、他にも米料理、ガスパチョ、また肉もあってバリエーションが豊富で、また使っている皿とか盛り付けもオシャレです。
サービスについては、他のレストランに比べてレベルの高いものではありませんが、「LAPARADETA 」に至っては全くサービスも無しのセルフサービス。
ですのでその点では、雲泥の差があると言ってもいいかも知れません。
あと、店の作りもこちらは現代風のコジャレたお店ですが、向こうは
雰囲気も何も無いドロドロの店ですから、その点は勝負にならないでしょう。

総評・・・
値段は、多少高いですがその差は知れたもの。
「LAPARADETA 」の欠点でもある、料理が単調で飽きる店に雰囲気がまるで無くサービスもまるで無しと言うところをさすがに後発だけあってその点を改善しているので、はっきり言って勝負はこちらに軍配があがります。
観光でバルセロナに来られる方でしたら間違いなくこちらの店が良いでしょう。

在住者でLAPARADETA好きマリスコ好きの方でこの店へまだ来られて無い方は、一度試しにどうでしょうか。
こちらの方が落ち着いて食べれますし、飽きなくていいですよ。

追)両店とも安くシーフードが食べれる言うことで、決して素材が良調理法に秀でたとかではまるっきりないので、グルメの方は他の店にした方が良いです。

評価66点

Biblioteca

IMG_1695-1.jpg
ゴシック地区、リセウ劇場の横の道を入っていった所にある人気のレストランに来てみました。
ちなみに、バルセロナでも一番治安が悪い所でまだ時間が早かったのですが深夜になるとこの辺りやばそうな人が一杯います(笑

 

IMG_1696.jpg
料理の前に出てきた、自家製パンとバージンオリーブオイル。
パンは焼きたてで、中はしっとりして良いのですが外皮が硬くて、また食感がもっちりし過ぎでイマイチ。
オリーブオイルは、私達の舌が肥えすぎていると言う事もあるのでしょうか?
インパクト無く、ウエイトレスのフランス人の女の子にこのオリーブの種類を聞いてみたら何も知らなくて、奥に聞きに行ってしまいました・・・
まるで、日本のファミレスみたいです(笑

 

IMG_1697-1.jpg
アミューズ。
トマトのポタージュ。
ただのトマトジュースでした。

 

IMG_1698-1.jpg
きのこと、ゴンゴンゾーラのキッシュ。
この店の定番のお勧め料理のようです。
お味は、まあまあと言うところで悪くありません。

 

IMG_1699-1.jpg
エスケシャーダ。
皿が凍らしてありました。冷た~い!

鱈の塩抜きが足りずに最後まで塩が舌に残りましたし、味もいまひとつ。
料理の前に出てきたインパクトの無いオリーブオイルを自分でかけて味を調整してみたところ少し良くなりました(笑

 

IMG_1701-1.jpg
鳩のグリルとご飯。
ご飯にはブテイファラ・ネグラが入っています。
味はしっかりしていましたが、ご飯の量が多くて途中で飽きてしまいました。

 

IMG_1700-1.jpg
骨抜きの豚足。
ほうれん草とプルーン、松の実、そして甘いソース。
なんだか、オイスターソースを使った中華それもかなり甘い料理を昔にバンコクの中華街で食べたことがあるのですがちょうどそんな感じ。

これも量が多いし、やたら甘いだけの単調なソースで飽きました。

この後デザートになるのですが、店が混みだして来たこともありなかなか注文を取りに来ません。
なんだか、待つのが面倒くさくなりこれにて精算。

終わり。

 

■一言メモ■
地元の若い世代、また外国人観光客にも人気の店です。
料理については、私の好みとは違う物ばかりでした。
私自身がもう若くないせいもあり量を一杯食べるより美味しいものを少し食べれればそれで満足できます。

値段は前菜がどれもだいたい10ユーロほどで、メインが15ユーロ程なので高くもありませんし、量が多いのである意味CPは良いです。

店の作りはとてもシンプルな物で照明を思いっきり暗くして細部を誤魔化してはいますが、実際は全てちゃちいものです。
またサービスはフレンドリーなのですが、悪く言うと素人レベル。
ですので、そう言う物を期待して行く店ではありませんし日本から旅行で来られる方は治安の良くない場所でもあるので、あえて行く必要のない店です。

評価60点

1 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 316