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Cal Xim (閉店)

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ワイン産地でもあるペネデス地方に本店を持つレストランがバルセロナ市内に開いた店です。

 

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このレストランのオーナーはワイン通の間では名の知れた人で地元のペネデスのテレビでワインに関する番組も持っているそうです。
店の入り口には選りすぐりでしょうか、ワインが並んでいます。

 

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店は案外小さく鰻の寝床の様。

 

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店の一番奥では炭焼きコーナーが。

 

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お通しのオリーブ。
なかなか美味しく、厳選したという感じ。

 

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パン・コン・トマテ。
自分で作ります。

 

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パンが少しモチっとしていて、最初はこれはイマイチかな・・
と思いましたが食べた感じは悪くありません。

 

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ロメスコソースをかけたバカラオ、アンチョビ、オリーブなどの入ったサラダでカタルーニャ料理でXATOと言います。

 

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おなじみの塩漬けのタラを戻したものです。
これは、最近食べたサラダの中ではとても美味しい一品でした。
良い出だしで、この後のメインに期待が高まります。
評4.2/5

 

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私の好物のアーテイチョーク。
また時期が少し早いかなと思いましたが、お勧めと言うことなのでオーダーしました。

 

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どうでもいいのですが・・・・
貧弱なアーテイチョークで、尚且つ味も普通で正直これはガッカリ。
評2.5/5

 

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ブテイファラ(ソーセージ)。
下は大量のひよこ豆。
美味しいソーセージですが、豆の味付けもあっさりしていてわりと平凡な一品でした。
評3.2/5

 

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豚足のハンバーグ。
メニューの中に初めて見るこの料理。
どんなものか頼んでみました。

 

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中はこんな感じで、コラーゲンたっぷり。
アイデアは面白いんですが、味はそれほどでも。
評3.2/5

 

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デザートはやめてカフェで〆ました。
おまけのカルキニョネスはなかなか美味しい。

さて、さすが伝統料理と言うのでしょうか、これだけ食べただけですが夜寝るまでお腹が空きませんでした。

 

■一言メモ■
3年ほど前に出来たのでしょうかこの店。
出来てすぐにこの店の前を通り外に掛けてあるメニューの値段を見ると、結構いい値段がしていました。
最近、不景気でしょうか大分値段を下げたようです。

さて、料理はカテゴリー的には伝統料理。
ブラセリアと言ってもいいでしょう。
伝統料理のわりには味付けは上品で、XATOサラダは絶品でしたし他もアーテイチョーク以外は、このタイプの店としては悪くない出来です。
観光客ご用達の有名店の「Los Caracoles」よりは確実に上と断言できます。

店は小さいですが、それなりの雰囲気。
サービスは高級レストラン並みで悪くありません。
今日は、ランチで食べてこのあとすぐに仕事があったので、ワインはグラスで軽く飲みましたが、ワイン通のオーナの店だけあってグラスワインもそこそこ美味しかったです。

今日二人で食べて70€弱。
この料理とサービスなら、まあ適正価格の範囲でしょうか。

評価68点

Qu-Qu (quasi queviures)

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ガイドブック掲載店の検証です。
場所はバルセロナでも一等地にあるタパスレストランです。

 

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入るとすぐにカウター席が有ってお一人様も問題無し。

 

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地下と中二階の2つのフロアーに別れています。
私たちは地下で食べましたが、思ったより広く無い印象だったのでウエイターに聞いたら、下が120で上が80合計200席のキャパシテイーと言うことで。やはりかなりの大箱なレストランでした。

 

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メニューにはスペイン語以外にも英語の他に日本語もあって旅行者にも安心して頼めます。

 

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さて、適当につまんでみました。
まず、グワカモーレとナッチョス。
もちろんスペイン料理ではありません、おなじみメキシコ料理です(笑
家で飲む時のおつまみで、私もたまに作ることがあるのですがまあ私と同レベルですので、悪くないような大した事無いような。

 

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ちなみにサーモンの刺身が入っているのがこの店のオリジナル?
食べてみての感想は・これを家でも真似しようとは・・思いませんでした(笑
評3/5

 

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トルティーヤ。
う~ん・・、いつ焼いたのでしょうねこれ・・
厳しいですね~・・・
評2.4/5

 

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ハンバーガーがメニューに何種類かありました。
この店の売りなのでしょうか?

 

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シャンピニオンのソースが別に出てきました珍しい。

 

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上のパンを捲ってソースをかけてみました。
さてお味の方はというと、普通です。
不味くも無いし、褒めるようなことも無し。
評3/5

 

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焼き野菜も頼んでみました。
これもお味の方はというと、普通です。
不味くも無いし、褒めるようなことも無し。
評3/5

 

■一言メモ■
昔アメリカのデニーズで何回か食べた事があるのですがあれと良く似た感じがしました。
日本のデニーズは、日本人向けになっているのですが向こうで食べた経験がある方ならわかると思うのですが全て大味。
でもそれが、アメリカの食文化なので文句を言う事も無いと思いますがここバルセロナに来てまでデニーズと言うのはきついですね。

この店は、同じグラシア通りにある有名タパスレストランの「TAPATAPA」の何軒もあるグループ店の一つなんですが、はっきり言ってこの店はどう言うコンセプトでやっているのか、私には理解不能。
もちろん外国からの観光客向けとは解るのですが・・・
それにしてもメニューにある料理の構成が中途半端、もちろんどれを食べても美味しくないので、いちいちこだわる必要もないと言えばそうなのですが・・。

さて、料理は既に述べた様に全てイマイチ。
サービスは観光客向けですが、まあ問題ないレベルです。
値段は、この立地にしては安く一品5€程で良心的な値段設定でこの日飲んだCAVAも一本11€とお安いです。
また一人前から頼めるパエリヤがあるのは、気が効いているでしょうか。

総評・・
立地は最高の場所にあって値段もお手頃、また日本語メニューもあるので味にさえこだわらない人なら使える店かもしれません。
ただ美味しい物を食べたい方には、この店と言う選択は一切ありえません。

評価56点

Abac

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今年4月、このレストランを2つ星にまでしたXavier Pellicer に代わってスペインで最年少で星を取ったイケメンのシエフJordi Cruzに代わりました。
以前はフランサ駅の前にあって、開店と同時に何度か行きましたが数年前にこのホテルに移転してから、初めての訪問です。

 

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かつてアメリカ領事館として使用された建物を改装したこのホテルです。
客室はわずか15室のデザインホテルで高額な事でも知られています。
なんだか入口はショボイと言うかインターホンを押してドアを開けてもらうと言う、これが隠れ家と言う趣向なのでしょうか?
ちなみに私たちが押したら「ご用件は?」と聞かれました(笑

 

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中に入るとこんな感じ。
昔、バリのウブドウで泊まったホテルを思い出します。
もちろん、ゴージャスなバリの高級ホテルの足元にも及ばないですが。

 

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さすが、市内のはずれでこのレストランを売りにしているホテルだけあって各テーブル間のスペースも十分で贅沢な作りと言えます。

 

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この店だけではありませんが、日本人の殆どの方は色々食べられると思う
また、メニューをいちいち読まなくて良いコースにしてしまいますが頑固な私は自分の哲学にのっとって、もちろんアラカルト。

まずは、パン。
なんだか最初は見た目も味もイマイチなパンだと思ったのですが、噛んでいくうちに味がして、美味しい。

 

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バターかオリーブオイルどちらか選択できます。
私は、こちらにしました。
美味しいオリーブオイルです。

 

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アミューズの一品目。
洋ナシのアイスの下にリンゴ。
出だしとしては、割りに普通の一品。
評3.3/5

 

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アミューズ2品目。
トマトのコンフィ。
スープはアンチョビで味は濃かったですが、トマトは美味しい。
評3.4/5

 

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アミューズ3品目。
スプーンに乗ってるのを一口で食べた後に、スープを飲んでまた食べてスープを飲むと言う趣向。

 

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サルチッチャにトマトのそれぞれの味が
口の中で微妙に共鳴しあい、またパンのサクサク感が良いアクセントになっています。
近年食べたお通しの中では抜けた一品で印象に残りました。
評4.4/5

 

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前菜、奥さん。
タラのエスケシャーダ。
地元伝統料理を現代風にオシャレに。
黒く見えるのは、オリーブをゼラチンの皮でカプセル状に包んであります。
手が込んで綺麗にできてはいますが、相方曰く所詮はエスケシャーダ、と珍しく私以上に辛口評価でした。
私的には、まあまあでしたが・・。
評価3.2/5

 

 

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私の前菜。

これは鳩肉で巻いた春巻きというのでしょうか。
中にはご飯が入っています。
ポテトに見えるのは、この時期が旬の地元のセプス茸。
このキノコ最初食べた時は、ホタテかと思いました。
今まで、このキノコを何度も食べましたがこう言う食べ方があるのかと感動しました、美味しい

 

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中を見てみると、ご飯リゾットがはいっています。
フォアグラ、パルメザンなんかが入っていて濃厚な味でなかなかいけます。
ただ鳩肉のカルパッチョを巻いたのは、あまり意味がなかった様に思います。
評4.1/5

 

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私の魚。
天然のスズキ。

ちなみに、メインは魚と肉をそれぞれハーフポーションで合計4品頼みました。

 

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普段はエスパルデーニャスだそうですが、今日は無くてペルセべス(烏帽貝)が入っていますが、これを入れる意味があったのか少々疑問ですが、お味は一応合格点。
評3.7/5

 

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奥さんは、舌ヒラメ。

 

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今流行の低温調理(真空調理)というところで、味は無難なところでしょうか。
かぼちゃのピューレが付きます。
私的には、この調理法がイマイチ好きになれなくてインパクトは弱いいのですが奥さんの評価はそこそこでした。
評3.7/5

 

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仔山羊のグリルでしょうか。
付け合せはキノコ、ソースもキノコ味です。
リンゴペーストと食べるのですが、そのままでも十分味がしましたので私的には、そのまま食べる方がよろしいかと。
ただ相方はリンゴと食べるほうがその酸味であっさりしてより良いとのこと。
今日は微妙に意見が分かれます(笑
評3.9/5

 

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牛のロワイヤル。
付け合せは細かく切ったリンゴに今日食べた料理の幾つかにも入っていたのですがアニスの葉なのでしょうか?
このカイワレの様な葉っぱはアニスの味がします。
今日食べたセプス茸と共に本日の料理で非常に印象に残るものでした。

 

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中にはフォアグラ。
評3.8/5

 

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ヨーグルトのアイスとメロン。
口直しのデザート。
評3・6/5

 

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おまけのデザートいうのでしょうか。
ヨーグルトの瓶に入って出てきました。

 

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お味は普通。
3.3/5

 

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ブリオッシュ。

 

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バタースカッチなんかが入ってまったりした味でした。
評3.8/5

 

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昔はこの店、こう言うおもちゃと言うか遊び物は無かったのですが最近の流行りですね。

 

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口紅の様にニョキっと出てきます。
ちょっと酸っぱいプチフール。

 

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こっちは昔からのプチフール。
以前に比べると、種類が減った様ですがこの辺までくるとお腹一杯なので、量的にはこんなものです。

 

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シルバーメッキのピカピカのゴージャスなティーカップです(笑

 

■一言メモ■
ホテルのオーナーと問題があったのか、新聞で読むと前シエフであるXavier Pellicer氏がこの店でやっていくモチベーションを失ったと言うような事がかいてありました。
ちなみに、現在Xavier氏は彼が修行した三ツ星レストランである「Can Fabes」でチーフシエフとしてやっているそうです。
さて、新く迎えられたシエフのJordi Cruz氏の料理を食べての感想は・まあ一言で言えば、こなれた料理でバルセロナ市内にある他の星付きレストランと比べても、遜色ないと思います。
ただ、それらの一つ星の店の中から抜けて二つ星の実力があるかと言うとどうかなと言うのが正直な感想です。

以前のサービススタッフはホントに若い、研修生の様な感じでしたが今回もまあ若いスタッフばかりなのですが、ほんの少し落ち着いた感じです。
料理の値段は、二つ星だからでしょうか少し高め。
ワインの値付けは2倍掛で、安くは無いですが相場の範囲。
ただし、安いワインは無く赤なら最低でも税金入れた値段ですと50€から始まります。
今日のワインは、そんなに美味しいと感じませんでしたがしっかり80€。
二人で食べて300€ちょっとの支払いとなりました。

私のリピートしてもいいと言う基準の点数は70点以上なのですが
この店今日の支払いが200€前半ならまだOK完全合格なのですが正直、少し不便な場所にあり、この値段なら・・微妙です

私ならぎりぎりですが・・
評価70点

相方は
評価68点だそうです。

La Fonda Gaig

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1つ星レストラン「GAIG」の姉妹店でそのセカンドの店と言う人もいますが最近流行の料理とあえて袂を分けて地元有名シエフが昔からある伝統料理で勝負すると言うコンセプトのお店です。

 

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店の作りは見ての通り最近流行りのモダン。
伝統料理を出す店にしては、なんだかちぐはぐな印象が・・

 

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さて、お通しです。
黒い熟したオリーブのパテとカリカリのパン。
癖の無いオリーブで少しインパクトに欠けるような気もしましたが上品な味で悪くはありません。

 

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本店の「GAIG」のパンはとても美味しかったのですがここのパンは、わりと平凡な味。

 

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コロッケとブニュエロ。
バルセロナで食べれる中ではトップレベルです。
特にブニュエロはタラのすり身をわざと粗くして食感を残してなかなかです。
評4.2/5

 

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トリンチャット。
典型的な伝統料理です。
わりと薄味なんですが、上に乗っているカリッと焼いた厚切りのナチュラルベーコン(スモークしていない)が味のアクセントになっていて、これも悪くありません。
評3.4/5

 

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温野菜。
見た目も綺麗ですし、丁寧に作っていますが素材の味だけとも言えます。
下のソースを付けて食べるのですが上品過ぎていインパクトが弱いような。
評3.4/5

 

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野菜に付けるロメスコソースは少し酸っぱくてマヨネーズの様でした。

 

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アルボンデイガスとセピア。
バルのタパスまたランチメニューにも出る地元料理の定番物です。

 

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日本語で言うと肉団子とモンコイカの煮込みでしょうか。
街場のバルでお昼の安定食で普通に食べれる物ですが、さすがに地元で知られたシエフだけあって、この店のはとても美味しい。
今まで10年以上の間に食べたこの料理の中では一番の出来です。
評4.4/5

 

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スズキのグリル。
お味は、この料理以外の全般に言える事ですが地元伝統料理によくある味が濃いと言う事も無く食べやすい。
3.2/5

 

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デザートはシエアしました。
この店は、二皿に取り分けて持って来てくれました。
気がききますね。
パン屋普通に売ってるカベーヨ・デ・アンヘルに生クリームが沿えてあります。
評3/5

 

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カフェの後に出る最後の茶菓子。
別にコメントする事も無し。

 

■一言メモ■
さて、料理については一品一品丁寧に作ってあり悪くなくブニュエロ、アルボンデイガスと街場のバルでも食べれるありきたりの料理なのですが、今まで食べた中ではトップレベルと言って差し支えありません。
ただ、伝統料理にしてはと言う前置きが無いと、料理よっては正直インパクトが弱くデザートなんかも伝統と言えば聞こえがいいですが、地方の国道沿いのドライブインのランチのデザートとどう違うのか?
悪く言うと、ただの田舎料理と言う話になってきます。

あと、サービスについては良くも無く悪くも無いと言うところで普通。
店の作りは、薄っぺらい流行のモダンなだけで私的には微妙
値段については飲み物を抜いた料理だけで二人で80ユーロなので塔にに安いと言う事もありませんが、決して高いと言う事でもありません。

評価69点

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