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Can Roca

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今日はバルセロナの市内の外れ、郊外にあるアウトレットモール「ラ・ロカ・ビレッジ」行きのバスの出るFabra i Puig駅 の近くの、カリスマ・バルに来てみました。
何も無いだたの町外れの住宅街でバルセロナにもう10年以上住んでいますが、私も初めて来ました。

 

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さて、この店が噂のカリスマ・バルですが・はっきり言って、予想した以上にしょぼい店構えです
店の名前は、世界レストラン・ランキング2位のバルセロナから電車で一時間のジローナにある、あの三つ星レストランと同じな名前ですがずいぶん差があります・・(笑

 

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店の中はこんな感じ昔ながらのどこにでもある普通のバル。
ただし、予約が必要なのとランチメニューは26ユーロとこの手のバルにしては異例と言えます。

 

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まず、パンは近所のパン屋で買って来たであろう普通のバゲット。
あまり美味しく無いパンでした。

 

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ここのハウスワインはあまり美味しくないと聞いていたのでカルタからこのワインを選びました ↑20€。
どのワインも10~20€程で、店が店ですから高い物は置いていません。

 

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プリフィックスメニューで前菜10品程とメインも10品程の中から選びます。
紙のメニューは無くて、オーナー自ら口頭でスペイン語で読み上げてくれるのですが、さすがに10品程もあると最後の方は・・・最初に何の料理を言われたのか忘れてきて全部覚えきれないと言うことになります(笑

さて、奥様の前菜はアロース・ネグロ(イカ墨のパエリヤ)↑

 

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少し芯が残ったアルデンテに炊きあがっています。
炊き加減については好き好きと思いますが味は悪くありません、これで十分合格点を付けれます。
評4/5

 

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私の前菜は、鴨肉のカネロニ。
なぜか、酸っぱい味がします。
上に掛っているバルサミコがそうなのかなと思ったら

 

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肉が少し酸っぱい。
普通のカネロニに、一ひねり加えたと言うところでしょうか?
味は悪くは無いのですが、でもかと言って感動する様なものでもありません。
評3.8/5

 

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奥様メインはアルボンデイガス。
肉団子をトマトソースで煮た典型的な地元伝統料理の一つです。
最近あまり食べていなかったのですがこの料理

 

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この店のこれは、セピア(モンコ烏賊)とキノコが入っているのですが、そのキノコが、なめこの様にぬるっとしていて中々面白いアイデア。

 

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お味も悪くありません。
これも合格点を付けれます。
評4/5

 

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私のメインは豚足。
上に掛っているのはXatoソースとのことです。
こう言う組み合わせは初めて見ました。

 

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これも悪く無い味です。
付け合わせのジャガイモ、また野菜もこう言う伝統料理として見ると完璧な出来です。
ただ、前菜にも掛っていましたバルサミコソースは全く意味がなく、それは不必要。
評4/5

 

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本当は、デザートもあったのですが・・・
一皿それぞれの量が多くて、お腹一杯でそれは遠慮してコーヒーで〆にしました。
カップと砂糖に描かれているのがこの店のオーナーシエフ。
感じよく対応して頂きました。

 

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お昼のバルで食べるランチにしては結構な額とも言えますが・・

 

■一言メモ■
知る人ぞ知ると言っても、日本人は殆ど誰も知らないと思いますがバルセロナの町外れのカリスマ・バルです。
さて、店はバルなのですが出している料理はしっかりしたものでそう言う意味ではこの店はレストランと言えます。

味については、伝統料理としてはレベルは高く決して悪くありません。
確かに巷のその評価に、私自身納得できました。

ただし、地元伝統料理としてはそれなりに評価できる訳ですがだからと言って、この店でしか食べれない事も無いのでこの街外れの不便な場所にまでまた来ると言う選択は正直難しいところ。

あと、バルのランチとしては70ユーロは高いのですがレストランと思えば、まあこんなものと思えますが、しいて言うならドリンクも込みで一人26€だと完璧なのですが。

当分、私が再訪する事はありませんが、この地区のカリスマとしてこれからも続いて行く事は間違いないでしょう。

評価68点


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El Filete Ruso

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バルセロナではなぜか現在ハンバーガーがブームになっています。
今日は、その中で新しくできた話題の一軒に来て見ました。

 

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店の中、最近のおしゃれなバルと言う感じ。

 

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カウンターの上には、地元新聞また雑誌に紹介された記事が自慢げに貼ってあります。

 

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メインのハンバーガーの前に、おつまみと言うか前菜というかシャンピニオンを頼んでみました。

 

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オリーブオイルをたっぷり使ってグリルした、その上にチーズが掛かっています。

 

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面白いところでは、クルミが乗っかっています。
さて、お味はと言うとただの冴えない創作タパス。
チーズは直ぐに冷めて硬くなるし、クルミを組み合わせたのもただ奇を狙っただけ
全くがっかりする一品でいきなりテンション下がりました。
評2.8/5

 

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さて、私はお勧めのこの季節限定ののハンバーグにしました。
普通のハンバーグと違ってパンは下だけで、それも普通のパンと違ってフォカッチャのようなパンです。

 

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肉の上には、スペインの定番とも言える赤ピーマンを焼いたもの。

 

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ケチャップとマスタードは自分で付けます。

 

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注文した際に焼き加減を聞かれましたが、今日はミデイアムにしました。
さて、お味なんですが肉には全く味が付いていませんので、ケチャップとマスタードを付けて食べることになるのですが
、結局その味、ケチャップの味しかしません
肉の美味しさ何て全く解りません。
評3.1/5

 

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奥様は、この店の名前が付いた「El Filete Ruso」と言う名のハンバーグにしました。
これまた、ハンバーグと言ってもパンは無しで、表面は粉を付けて揚げていると言う創作ものです。

 

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これは、付け合せの甘く炒めた玉ねぎと同じく炒めたトマトのソースで食べます。
こちらのほうが、私が頼んだ季節限定お勧めハンバーグよりまだましですが、量が少ない・・。
評3.3/5

 

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腹八分目以下でこの値段。
ところでハウスワインがグラスで3.40€と、たかがファーストフード店のくせして高く取ります。

 

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おまけ・・。
カウンターに名刺が有って後で気がついたのですが・なんとこの店は「La Burg」の姉妹店でした。

■一言メモ■
在住者の方でしたらご存知だと思いますが、なぜかバルセロナでは現在、日本食と並んでハンバーガーブームか起きています。
理由は、私には良く解らないのですが。
ところで食べてから気がついたのですが、この店の姉妹店(本店)でもある「La Burg」、あの店がそのブームに火をつけたのかもしれません。

さて、今日食べた感想を言いますとパンにフォカッチャを使ったり、本来なら焼くものを揚げてみたり、またシャンピニオンも普通オリーブオイルで焼くだけを、わざわざチーズを掛け、クルミまで乗せてみたりと本店の「La Burg」に比べても、より創作っぽくなってきたようです。

ただ私に言わすと、だからなんなんでしょうか?
一言で言うと全くくだらない、どうでも言い様な食べ物です。
こんな物が新聞、雑誌でとりあげられて話題になり、そして今日は地元客で満席とはバルセロナに住むスペイン人達はただのミーハーな味オンチかと思えてきます

評価53点


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Le Petit Bergerac

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フランス人のシエフと地元スペイン人の奥様とがやっているフレンチ、ビストロです。
地元のネット上での評判は悪くありません。

 

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店は、バルセロナに良くある間口に比べて奥に長い鰻の寝床の様な作りになっています。
店全体があまり広く無い分、ちょっと閉塞感があります。

 

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基本はビストロなので、こんな感じでシンプルな作りです。

 

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使ってるフォークもナイフもシンプル且つ使い込んだ物で皿なんかも、昔ながらの地味なものでいかにもビストロと言う感じ。
この飾りの皿が実際は使いませんが、これが唯一、今っぽいですが・・。

 

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お通し

 

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スイカのジュース、中にミントとハーブのオレガノが入っていますが、お味は殆どインパクト無し。

 

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パンは近所のパン屋で買ったものと思いますが外はパリッとして、中はしっとりで悪くありません。

 

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ランチでも二人でワイン1本いつも飲んでいたのですが、なんだか最近疲れるので今日はグラスで。
ところで、この白なんですが全然美味しくない。 トホホ・・。
お隣は地元のガス入りウオーターの地元を代表するVICHY。
少し塩辛い水で、好き嫌いはハッキリ分かれるんですが、日本人でも結構ハマル人も多いです。

 

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さて料理は、27ユーロのプリフィックスメニューとなり料理によって追加料金がかかります。
相方の前菜は、マンゴー入りの野菜サラダ。
なんだか豪快と言うか無造作に一杯チーズが掛かっています (笑

 

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いかにもビストロ庶民料理と言う感じ。

 

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レタス2種類にマンゴーが入っているだけの超シンプルな物です。
ただ、味付けはしかりしていてスペインのサラダとはその点は大違い。
評3.7/5

 

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私は、なんだか毎週食べているような気もしますがフォアグラその上にはウヅラの卵焼き、下にはカリカリに焼いたパン。

 

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卵は半熟とろ~り。
お味そこそこなのですが、やはりフランス人シエフだけあってソースは悪くないですね。
これがスペインだと、意味の無いフルーツのソースだったりするんですよね。
評3.8/5

 

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奥様のメインは、海老にアンコウのグリル。
ソースはバターとレモンの味がします。
奥に見える稲荷ずしみたいなのは、クロワッサン生地のパンで、いかにもフランスっていう感じ。

 

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ご飯も付いていますが、これが中々美味しかったですね。
クミンなんかも入っています。
海老、アンコウ共に素材もそこそこで、味付けはやさしい味で食べやすい一品。
評3.9/5

 

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この店の名物のタルタルステーキ。
周りのお客の殆どが、これを頼んでいました。

 

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付け合せのポテト。
大量に皿に山盛り。
味はまあ普通なのですが、硬くて食べてて途中で飽きてしまい殆ど残してしまいました。

 

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さてmタルタルは確かにこの店の名物だけあって悪くは無いのですが・・
私は、この店のこれより美味しいタルタルを既にバルセロナで3軒知っているので特に印象には残りませんでした。
評3.9/5

 

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デザート。
結構ボリュームあります。

 

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先日、「のんべいガールズさん」達と行ったカクテルバーで飲んだシンガポールスリングにもこの果物が。
 

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こちらも、昔ながらと言う感じのデザート。
どちらのデザートも、ありふれた物なんですがお味はそれぞれ悪くありません。
評3.8/5

 

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最後はエスプレッソで〆。
ちっちゃな、お茶菓子も付いてきます。

 

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細かく、色々加算されて税金も入れるとこうなりました。

 

■一言メモ■
バルセロナでは評判の良いフレンチ、ビストロです。
食べた感想としては、最近何年も行ってないので忘れているのですがフランスの地方都市で食べたビストロ料理とはこんな感じだったんだろうなと言う気はしました。

ただ、ビストロ料理だと言っても今日のランチの支払いがボトルでワインを飲んだ訳でも無いのに80€するとなると、私的には今日のこの料理ではイマイチ満足感に欠けます

不味くは無いですが、かと言って凝った料理でもないビストロ料理なんですからMAXで二人60€ぐらいが妥当なところでしょう。
実際その値段なら再訪してもいいですがこの値段なら迷わず私なら「Embat」に行きます

もしかすると地元スペイン人がフランスに持つコンプレックスの表れでそれが過大評価の原因??

このぐらいの料理、CPにしては巷の評価は私にすれば異常に高すぎるかと思いますしこの程度の料理ならスペイン料理で十分でしょう。

評価62点。


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Piratas

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場所はL’Auditori(コンサートホール)のすぐ近く。

 

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小さな店で昔のボデガ(酒屋)もしくは、バルを改造した店でしょうか。

 

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せっかく胃潰瘍も治ったところで、あまり飲みたくないのですが飲んべい相方に付き合って、今日もCAVAでまず乾杯!
おつまみはローストしたアーモンド。

 

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この店オリーブオイルのお試しができます。

 

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左が焼いただけのパンで右がパン・コン・トマテ。
トマテの方はバゲットみたいになっています。
中身はもちっとしていて相方、とてもお気に入りになられた様です。

 

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何種類か試した中で、この地元アルベッキーナ種のオリーブオイルが私達には一番おいしいと感じました。

 

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ミネストローネ

 

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白アスパラまたアーテイチョークも入っています。

 

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味のポイントはブテイファラネグラ(血入りソーセージ)
スペインにしては、ソフトでやさしい味付けです。
評3.8/5

 

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ひよこ豆の煮込み。

 

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味のポイントはパンセッタ(豚トロ)
これまた、ソフトでやさしい味つけです。
評3.8/5

 

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マグレの鴨です。
マグレ鴨とはフォアグラを取るために肥育された鴨で、飼育期間が長く、サイズも大きいものです。
また大きく育っているので肉はやや硬めですが、獣臭が少なく、脂はフォアグラのような香りがします。
付け合わせの栗は私が子供の頃に好物だった、マロングラッセの様に甘い。

 

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いつもレアで焼いてもらうのですが、今日はなんとなくミデイアムで注文。
でもやっぱりレアにした方が良かったかと後悔。
と言っても、お味は悪くありません、甘い栗との相性も良いです。
評4/5

 

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この店の名物のフォアグラ。
まるですき焼きの様な香りがします・・(笑

 

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シンプルな料理ですが、これもお味は悪くはありません。
中々いけます。
評4/5

 

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プチフールではありませんよ、れっきとしたデザートですこれ。

 

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トリフチョコレート。
上には粗塩。
お味は・・・
まあ普通ですね。

 

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凄いレシートです!
これを見ても何を食べて飲んだか? さっぱり分かりません・・

■一言メモ■
地元のグルメの中でも、この店を知っているならかなりの好き者と呼べるかもしれません。
ロケーションはAuditoriの前の路地を少し入ったところで、レストランを営業するには全く不適な辺境の場所と言って間違いありませんしバルセロナに長く住まれている日本人の方でも、殆ど誰も知らないんじゃ無いでしょうか。

さて、料理に関しては悪くはありません、また素材も良い物だと思うのですがシンプル過ぎると言うかなんだか華がありません
また、絶品と呼べる程の料理も今日食べた中にはありませんでした。
決して安い店と言う訳でも無いので、場所も不便ですしリピートするには当分はちょっと厳しいでしょうか。

ところで・・・
白髪のちり毛オーナーが料理を作り、奥さんと若いお兄さんがサービス担当で3人で回っているこじんまりとした店ですが、このお兄さんが中々感じが良くて今日はとても気持ち良く食事ができました

本当のところ・・
この店の最大の長所は彼かも知れません (笑

評価65点


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