バルセロナのメイン、幾つものブランドショップが建ち並ぶグラシア通りに大規模なレストラン街ができました。
場所はガイドブックにも載っているレストラン「QuQu」の横の路地を入ったところ。
バルセロナに長く住まれている方なら、憶えておられる方もいるのではないでしょうか?
この路地の入口に昔は革製品の店の客引きのお兄さんが、何時も居ましたよね。
30メートルほど進むと、見えてきたのが新しく出来たレストラン街。
全景のこれが左半分。
まあとにかく、これまでバルセロナ見た事が無い様な巨大な施設そしてゴージャス。
テーブルに置いてあった、新聞を見るとこのレストラン街の地図が載っていました。
さて、のそ中の一軒に入って見ました。
メニューを見ると値段は割とリーズナブル、この場所でこの雰囲気にしては安い
!
さて、まずワイン白を一本注文。 16€
軽薄なラベルですが・・・
お味もなんだか薄くて・・ インパクトまるで無し。 (笑
最初のタパスは、バカラオ(鱈)の入ったトルテイーヤ。 5.50€
日本人にとってのスペイン料理と言えばコレ、アヒージョ。 5.50€
さて、どんどん食べていきます。
次は定番タパのアルボンデイガス。 5.50€
二人で食べて
総額:57.50ユーロ (ワイン白1本含む)
サービスに付いてはに大したものはありませんが、かといって問題も無し。
あとこのレストラン街の作りについての感想は、とにかくそれはバルセロナで初めて目にする物で非常に大規模かつゴージャス。
料理に付いてざっと述べると・・
バカラオのトルテイーヤは何も印象に残らず。
次のカジョス、ムール貝、アルボンデイガス、ソーセージ、パエリヤ全てに言えますがお世辞にも大した料理と言えません。
ただしリーズナブルな値段なので、この店に関しては今日は特にお金を損をしたと言うような感じはしませんでした。
まとめると・・
このレストラン街の狙いコンセプトは非常に明瞭。
バルセロナでも一等地とも言えるグラシア通りにほぼ面して、今までに無い大規模そしてゴージャスな施設。
それをを武器にし、正直料理はこの店以外にも何軒かで軽くつまみましたが、それはどれもお祭りの屋台レベル。
ただしその代わり値段をある程度抑え集客を図るという、非常に分かりやすい戦略。
年中無休でアクセス最高、そして雰囲気があって
店にもよるとは思いますが、それほどに高くはない。
英語を話すスタッフを多く揃えていますので、旅行者の方には使い勝手良くお勧めできます。
在住者の方も一度は話のネタに訪れる価値はあるでしょう。
私的には、便利な場所にあって雰囲気も良いのでカウンターバルで一品だけつまんで一杯飲むと言う感じでしたら、これからも訪れて良いかと思っていますし、日本から友達が来たら連れて行くと喜んでくれそうかと思います。
ところで、このレストラン街の出現で、一番影響を受けるのは路地の入口にあったレストラン「QuQu」かも知れません。
同レベルの料理に同レベルの価格でも、雰囲気は間違い無くこちらが上ですからこれから厳しい経営になるかと予想されます。
あと、ピカソ美術館近くにある昨年出来たレストラン街。
先で潰れると以前から思ってはいましたが、この施設の出現により確実にその日が早まったと思います。
色々な意味で非常にインパクトのある施設、これからバルセロナの新名所となる事は間違いないでしょう。
お勧め度:★★★★★ (好奇心的には)
お勧め度:★★★☆☆ (グルメ的には)