特に目指して来た訳では無いのですが、ランチ時に前を偶然通りかかって
どんな感じか試してみる事に
店内はかなりの大箱で、この日の客の殆どはビジネスマンでした。
ペラペラ紙のまるで日本のファミレスの様なメニューで、びっくり。
今日は前菜、メイン、デザートをそれぞれアラカルトメニューの中から一品選んで
ワンドリンクとカフェが入って35€のお得なランチメニュー、それを試してみます。
最近、胃の調子が良くないので今日は大人しく水にしました。 (笑
このバージンオリーブオイルを付けると、まあそれなりに食べれました。
見た目はいつも美味しそうに見えるのですが。
本当にスペインのイチゴって甘味が無くてまるで木の様です。
この後カフェを一杯飲んで〆。
1人で食べて
総額:35.00ユーロ
(水1本、カフェ1杯含む)
近代的なホテル内の店は、窓が大きく大量の光が入って明るく開放的。
ただし大箱のそれはモダンでオシャレと言うだけで、何か私には味気ない。
サービスに関しては、とりあえずマニュアルを最低限こなしていると言うところ。
さて料理ですが・・
前菜のオーガニックの卵を使ったスクランブルエッグは、しっかり味が付いていて◎
メインの魚(ダルマガレイ)はボリュームはたっぷりは良いのですが
表面に塩が効いているだけで、その肉厚な身のせいか中は殆ど味がしない。
ただ初めからそれは計算づくで、スケットのスープで食べてもらう意図・・・だった
と分かるのですが、肝心のそのスープは味が薄く弱過ぎて、これでは話にならない。
それはまるで、味のしない白身魚を味噌汁に浸けて食べる様な物。
最後のデザートはシンプルでしたが、まずまず。
さて、一応はヒルトンのレストランなので少しは高級感を期待しましたが
食べた印象は高級は高級でも高級ファミレス。
35€のランチ、特に損したと言う気はしませんでしたが・・
ファミレス好きの人ならともかく、グルメと自称する人が わざわざ食べに来るような店で無い事は確かなようです。
味わい:3.8 食材:4.0 技術:3.9 個性:3.8
雰囲気:3.8 ボリューム:4.3 コスト:3.9 サービス:3.7
満足度:65点