なんとか細々と続けています・・。今日は英語サイトにて市内でお勧めのカルソッツ・レストランと
紹介されていたこの店にやってきました。
ちなみにトリップアドバイザーはじめとして、大体イギリス、アメリカ人等
英語圏の人達の発信するバルセロナレストラン情報は・・
経験則から言うとレベルが低いのですが、さて今回はどうでしょう?
お店の造りはこんな感じ。
ウナギの寝床がUの字になっていて、この右の壁の向こう側に全く同じ席が並んでいます。
今回のカルソターダの飲み物は、ビールもしくはワインがグラス1杯だけ。
なんとも、しみったれていますね。(笑
これがパン・コン・トマテ。
笑ってしまうと言うか、このパンは何と食パン!
こんな店、初めて見ました。
ネギの後はメインの肉はソーセージが2種と、チキンの・・・足?
メインは2皿出てきて、これは羊肉と付け合わせのポテトのアーテイチョク。
*今日は使いなれないカメラで撮ったので写真は全てイマイチとなりました。
二人で食べて
総額:56ユーロ (追加でビール、ワインそれぞれグラス1杯含む)
サービスは街場のレストランなのでこんなものかと言うところでしょうか。
この日は平日のお昼だったせいか、客の全てが近所で働く地元の
サラリーマンとOLさんと言う事で地元率100%だったのは予想外。
さて料理(カルソターダ)に付いてざっと述べますと・・・
焼き加減は火が通り過ぎの上に、意味も無く油が掛かっていてイマイチ。
ネギの太さも、旬の最盛期にも関わらず全体的に細いものが多かった。
ソースの味は平均点、あまり硬過ぎずネギに絡め易かったその点は◎
メインの肉は2皿あってボリューム的には満足感は高いですが、
特に美味しいと言うような事は無く、また食べたいとは全く思えず。
更に付き合わせのアーテイチョークまたポテト共に手抜きとも言える
いい加減な調理で残念。
ちなみに、前菜に子供騙しの様なサラダが出た時点で既に気が付いてはいましたが
果たしてこの店が「カルソターダ」とは何か? それを果して本当に理解しているのか?
結局のところ、この時期の季節物の料理をただとりあえず出しているだけ。
無知なイギリス、アメリカ人や味に無頓着リーズナブルな物にしか興味の無い
地元の庶民サラリーマンやOLならともかく
私達があえてこう言う店に行く理由は、全くないでしょう。
味わい:3.4 食材:3.5 技術:3.5 個性:3.5
雰囲気:3.5 ボリューム:4.4 コスト:4.2 サービス:3.7
満足度:61点