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Mercer Hotel (Jean-Luc Figueras)

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今日やって来たのは市庁舎の近くにあるホテル。

 

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いつ出来たのか全く知らなかったのですが5つ星GL、一応バルセロナのホテルの中では
最高級のカテゴリー。

 

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ドアを開けて入るとこんな感じで、古い建物の中を完全改装したみたいですね

 

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中庭に小さなテラス。

 

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さて、こちらがレストラン。

 

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テラスに面した窓側の席で今日はランチを楽しんでみます。

 

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さて、バルセロナに長く住まれている方で食通なら誰もが知っている↑この名前。
一時バルセロナから消えていましたが、数年前にまた戻って来たあのシエフの
ジャン・ルック・フィゲラス氏

 

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久しぶりに彼の料理を試します。

 

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アぺリィティフに私はCAVA、            相方はビールを1杯

 

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パンはサクッと焼けていて

 

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このオリーブオイル、塩とも良く合う。

 

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お通しは2品あって、これは外皮が揚げワンタンの様な物

 

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中にはサーモン、上には最近はグルメショップでも売っているオリーブオイルのキャビア。

 

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もう一つは

 

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外側のビスケットがモルシーヨ入り、中はいわゆるクリーム系の練り物。
感想としてはどちらもインパクトに乏しい。

 

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ワインリストは最低でも白なら30、赤なら45€ぐらいからと、それなりの値段の品ぞろえ。
今日はその中でも最安(笑
の地元Monsant産の白29€にしました、ちなみに掛け値は市売の2倍弱と言うところ。

 

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Crema de Gallina y Castanas con Palomitas de Crestasy Foie 17€
私の選んだ前菜

 

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フォアグラのスープが注がれて、こんな感じ。
スープはコクが足りず、中の具も印象に残ら無い物でした。

 

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Ravioli de Ostras y  Manitas con Pequenq Plenta de Pasa 22€
相方は生牡蠣のラビオリ

 

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ラビオリはワンタンの皮の様です。
ちなみに生牡蠣は美味しかった。

 

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Espalda de Cabrito Asada,Rabanos y Cebollitas Confitadas 25€
私の選んだメインは

 

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仔山羊肉のグリル、付け合わせは小玉ねぎのコンフィとポテト。
お味は・・・・・ 普通・・。

 

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Mi Clascia Lubina de la Costa,Tripa de Bacalao y Butifarra Negra 32€
相方のメインは魚、ルビーナ。

 

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付け合わせはバカラオ(鱈)のトリッパとブテイファラ・ネグラ。
ボリュームは凄いのですが、これも味は普通。

 

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Bozcocho de Miel,Lavanda,Vodka y Sorbete de Limon 9€
デザートは二人でシエア。

 

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蜂蜜のビスコッチヨ、ラベンダー、ウオッカ、レモンのシャーベット。

 

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エスプレッソで〆  3€

 

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最後にお茶菓子がでて

 

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2人で食べて
143.40€ (ワイン白1本、水1本、カフェ2杯含む)

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サービスは若い人ばかりですが一応高級レストランの最低条件はクリアー。
店の造りは悪くは無いとは思うのですが最高級の5つ星GLにしては少し貧弱。
ゆったり感ゴージャス感は無く、それを高いレベルで期待して行く店ではありません。

さていつもの様に、ざっとしつこく料理を述べると・・ (笑
まずアミューズ2品はどれもインパクトがまるで無く、色どりに添えられている
葉っぱ一つ取っても、もう少し綺麗に盛り付けれないものか・・ と、ため息一つ。
前菜フォアグラのソースは中の具ソース共にその完成度は低く、この料理
一体何が言いたいのかさっぱり分からなく意味が不明。
生牡蠣のラビオリは素材以外は結局、中途半端な創作としか私の眼には映らず。
メインの仔山羊そして魚はどちらも悪くは無いのですが、ただこの程度の料理なら、
この店以外に食べれる店はバルセロナに数多くあり、更に言うとそれらは
カテゴリー的には中級レストランな訳で、ここよりもっと安く食べれます。
〆の最後のデザートも9ユーロで・・ この程度? もう少し工夫は無い物なのか?。

今日の料理を見る限り、シエフのジャン・ルック・フィゲエラス氏は既に終わった料理人
このレストランは彼の過去の名声でホテル側からから招かれ、任されたと思うのですが
残念ながらハッキリ言って高級レストランをやるだけの力は現在の彼にはもう無いと思います。

味わい:3.5  食材:3.8  技術:3.5 個性:3.5
雰囲気:4.0 ボリューム:3.9 コスト:3.7  サービス:4.0

満足度:59点

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