まずはビールで乾杯ですがKELERと言う聞きなれいブランド 3.95€
カニータ(生小)と言ったつもりが・・、生中サイズでした。
食べてみると、思った程の油っぽさは無いですが、粘る・・
コンスターチがはいっているのでしょうか?
パン・コン・トマテ。 2.30€
使われているバゲット、シリアル入りとは珍しい。
コロッケ 3€/個
今まで見たことの無い具があったので頼んでみました。
左が甲烏賊とそのイカ墨入り、右が仔牛の頬肉(Galta)とムルグラ茸入り。
Galia2009 37.90€
ワインは、オーナーのおじさんにお勧めを聞いて決めました。
掛け値に関しては市売の1.5倍弱で、私の中の基準でみると、しっかり合格点。
おじさん、ご自慢の秘密兵器が登場!
ワインに空気を含ませる、この手の器具
10年程前に買って私も持っているのですが、もう何年も使っていません・・(笑
トマトのカルパッチョにブラタチーズ 13.50€
この店ご自慢、ベストの一品だそうです。
トマトの上にブラタチーズ、バルサミコ、ピーナッツ、アーモンド、ピスタッチョと賑やか。
メインまた〆に頼んだチュレトン 29.00€
溶岩プレートに盛り付けるとは、街外れでも頑張っていますね。
付け合わせのドライピーマンは、ほんの少し苦味があって面白いですが
肉は、期待するような旨味はありません。
ワインが残ったので、チーズの盛り合わせを頼んで
それを終わらせました。
食後、オーナのおじさんからのプレゼントはグラスのシエリー酒。
シエリーの中では高級ブランドです。
2人で食べて
124.10€ (ビール2杯、ワイン1本、カフェ2杯含む)
サービスは親切キャラが体から滲み出ているオーナー自ら。
それは料理以上に、この店の評価を上げている大きな要因になっていると思います。
料理ついては・・
最初に食べたトリンチャットはポテトが粘って面白いと言えばそうですが味は平凡。
コロッケは中の具は他では見かけない物ですが、また食べたいとは全く思えず。
この店のベストと言う、ブラタチーズの一品は上に掛けているナッツ類、バルサミコの
組み合わせも確かに悪くは無いのですが、何か味の繊細さに欠けます。
また、最後のチュレトンは肉の旨味があまり無く残念。
バルセロナ市の外れ特に何があるでもない無い住宅地にしては、それなりに
凝った料理を出しているとは思いますが、全体のレベルには物足りなさを感じます。
とは言ってもオーナーのおじさんの、あの体から滲み出る人の良さに接して・・
しばらくしたら、また食べに行こうと思っている私って、
甘っちょろい批評家でしょうか?
味わい:3.8 食材:4.0 技術:3.9 個性:4.0
雰囲気:3.5 ボリューム:4.3 コスト:4.0 サービス:4.8
満足度:67点