このプレースマットのイラスト、オーナのPepさんの奥様が書いてられるそうです。
パン・コン・トマテ 3.50€
使用しているこのパン美味しいとは思うのですが、私的には既に時代遅れとも感じます
他にも選択の余地があるのでは?
なぜならこのパン、ほんの少しでも時間が経つと味が落ちると言う欠点があります。
季節にはまだ早いのですが、アーテイチョークがあると言うので頼みました。 5.20€
これは、なんだかイマイチ。
まだこの時期は食べない方が無難、もう少し旬の季節になるまで待ちましょう。
パドロンは過去に何度かこの店で絶品級を食べたのですが、きょうのこれは普通。 5.15€
ハウスワインの白は地元産。 8.90€
一時、他の白を入れていたのですが結局、元のこのスマロッカのブランクに戻りました。
子供の頃から生魚を食べている日本人には特にどうこうと言う事は無いと思いますが
ヨーロッパの料理を食べた続けると、こう言うのがホッとするのでは。
あと、巷に蔓延るヘンテコ和食のマグロのタルタルに比べたら100倍ましかとも思います。
砂抜きは完璧。
今までこの店で十数回食べていますが砂を噛んだ事がありません。
貝の鮮度も良く少し甘味もあって、この貝をバルセロナで食べるならベストの1軒でしょう。
ソーセージの中にはフォアグラ。
豆はポート酒を使った甘いソースで、人に寄っては好みが分かれるかも知れませんが
私は結構好きなんです。
こんなの作ったみたいです、料理のレシピ。
私の昔から尊敬する料理人の方がいて、その方も誰にでも店を代表する料理の
レシピを教えるのですが、こう言う事が出来るって自信の表れなんでしょうね。
3人で軽く食べて
98.29€ (白1本、ビール3杯、水1本含む)
サービスは、カウンターバルなので特に評価することはありませんが、
スタッフはベテランばかり10年近く同じメンバーと言うのもバルセロナでは珍しい。
さて、既に何十回と来ている店。
常連の私が食べる物も決まっていて、一応今日食べたものがその定番物でこの店の
お勧めですが、そうは言っても味に毎回多少のブレはあります。
今日の場合はアーテイチョークの揚げ物がイマイチ、旬にはまだ早過ぎました。
食べるなら来年の年明けからにしたほうがよさそうです。
ところで巷では他のバルで食べるタパスより高いと言う人もいますが、PepはPepであって
他とは比べられない、なぜならこの店と同じタイプの料理を出す店が無いから、
「Cerveceria Catalana」でも「Taverna de clinic」でも「Coure」
そのどれでも無い個性、それがPepの料理と私は思います。
味わい:4.2 食材:4.4 技術:4.0 個性:4.2
雰囲気:3.9 ボリューム:3.9 コスト:3.9 サービス:3.8
満足度:74点