通常このガイドブックで一度紹介されますと数年は同じ内容同じ写真を使って(笑
お勧め店として掲載される続けることになります。
場所はバルセロナ港にあるカタルーニャ歴史博物館の最上階に位置します。
ちなみに地球の歩き方の紹介文はと言うと・・・・
「眺めのよい穴場スポット」
カタルーニャ歴史博物館の屋上階にあり、テラスからは港や
バルセロナの街並みが一望できる。
コメ料理やシーフード、タパスなどのメニューが豊富。
さて、この歴史博物館の入り口でレストランはこの屋上階にある訳ですが予約したのが博物館の休日だったので、入り口が閉ざされていて入ることができません。
他にも欧米人がこのレストランに行こうとしていましたが、あきらめて立ち去っていきました。
私はネットで予約をしていたので、予約の確認書に書いてあった電話番号にかけてみるとドアの横のインターホンで呼んでくれたらリモコンで自動ドアを開けるとの事でした。
すったもんだの挙句にやっと入れて最上階に上がってみるとこれがお店の入り口となります。
お店はかなりの大箱で100席は優にあります。
店への入り方が非常に分かりにくいせいでしょうか、この日は私のテーブル以外は2組のみ。
港にあるこのレストランですが、カモメの代わりに閑古鳥が鳴きまくっています(笑
テラス席からの眺めです。
実際にテーブルがある場所はもっと中なのでこう言う感じでは海は見えませんが、それでも景色は良い方でしょう。
Esqueixada de bacalao 14€
エスケシャーダは地元の定番料理、塩漬けのタラを戻したサラダです。
ただ定番とは言ってもバルサミコを使っているところがこの店のオリジナルでしょうか。
お味は、まあそこそこで悪くは無いです。
3.9/5.0
ひよこ豆を使ったブニュエロス。
揚げ自体は悪くはありませんが、豆のザラザラ感が私には今一つ。
いつものタラを使った物にしておけば良かったと後悔。
3.8/5.0
Mejillones al vapor 12€
ムール貝は大体オレンジ色なのですが、たまに白色の身もあります。
この店のは御覧の通り。
蒸し加減も丁度ですし、美味しいムール貝でした。
4.1/5.0
Arroz Marinero 19€×2
メニューでは漁師風ごはんとなりますが、見ての通り使っている鍋だけが違うだけでパエリヤです。
かなりの具だくさん。
3人で2人前食べましたが、量的にちょうどいい感じでした。
お味は特筆するような事は無いのですが、味も濃くないですしこれなら一応合格点です。
4.0/5.0
リンゴのパイの上にアイス。
まあ、普通です。
3.8/5.0
3人で食べて一人当たり
総額: 40€程 (ワイン、カフェ含む)
ピンチョスでおなじみのSAGARDIグループが展開するレストランの一店です。
まず料理に付いてですが、印象はまずまずと言うところでしょうか。
何か特筆する物があるかと言えばそれは無いのですが、何軒もレストランを経営しているだけあって 大きく外していると言う様な料理も無く及第点と言えるかも知れません。
ただ地球の歩き方には穴場スポットと書かれていますが、博物館の最上階と言う珍しい立地のそれは確かに穴場な訳なのですが、この店の場合は俗に言う美味しい料理を低価格で 満足感が高いにも関わらず殆ど人に知られていないそういう言う意味での穴場ではありません。
この店の下、歴史博物館の一階には「Cal Pinxo」を始め「Merendero de la Mari」等日本のガイドブックにもお馴染みのシーフードレストランがあります。
静かな博物館の最上階そしてモダンでオシャレと言えば聞こえは良いですが見方を変えると何だか味っけ無い。
私でしたらせっかく海に来ているのですから、この店より一階に並ぶニギニギしたレストランのテラスで食べる方がその料理と値段を比較しても、より楽しいと思えます。
味わい:3.9 食材:3.9 技術:3.9 個性:3.7
雰囲気:4.0 ボリューム:3.9 コスト:3.8 サービス:3.5
満足度:63点