フィンランド人のロンパーネン↑もう一人はシルターネン↑さんと言う名の若い二人のシエフの店です。
店の中は壁に床共に白でまとめていて、そして椅子の黒がアクセントになっています。
モダンですが、小いさな店の狭い空間にテーブルを詰め込み過ぎでゆったり感は無し。
あと、店内の照明が暗くてカメラ感度を最高にして撮ったので、今日のフォトの画像がザラザラしていますが、ご勘弁ください。
今日はコースにすることに・・
理由は、この店のHPを見たらコースの料理が美味しそうに見えたので・・つい・
まず最初に出てきたチップス。
このソースを付けて食べるのですが
なんだかタルタルソースの様な感じなのですが、これがなかなか美味しくて気に入りました。
これはフォアグラでしょうか、良く憶えていません(笑
味は普通だったような・・
コロッケ。
日本の野菜コロッケの様な味がしました。
評3.6/5
パンは3種類。
一番小さいのが玉ねぎ入り、他も美味しいパンです。
全部この店で焼いています。
バターは地元カタルーニャとフランスの種類。
オリーブオイルは定番のアルベッキーナ種です。
ラモラッチャ(ビーツ)の上には鰯。
横のゴーフルはバターの濃い味がしました。
見た目は涼しげ、味そこそこ。
評3.8/5
前菜のオマールエビのサラダ。
メニューにはもう7月なのに、春のサラダと書いてありましたが
確かに、見た目が春らしいサラダで綺麗ですね。
色々味のソースがあって、なかなか丁寧に作ってあるのですが食べ終わってみると、そのソースの量が多いせいかちょっと濃い味の印象が残りました。
あと、オマール海老は茹で過ぎなのか、まるで蟹かまぼこの様で全く旨みを感じません。
盛りつけは最高点に近い点数になるのですが、味的には
評3.9/5
低温調理した鱈。
後ろに少し見えるコロッケの様な揚げ物も鱈です。
トーストしたアーモンドのソースに泡はムール貝の味がしました。
私の持論ですが、鱈が美味しい魚とは思えないので低温調理しようがどうしようが知れてる訳ですけどソースの味も含めて評価するとまあ悪くはありませんが
評3.9/5
中にフォアグラを巻き込んであります。
ソースはシェリー。
これは、味が濃すぎてイマイチでした。
横の白い肉団子はまあ、それなりだったのですが・・
評3.6/5
デザート
青リンゴのアイスの下にはクレマカタラナ。
これは悪くない。
評4/5
デザート②
これ以外に、溶けたフィンランドチョコと言うのが付いてきました。
粉は、オリーブ、ビスコッチョその他いろいろ。
まあそこそこ、特にどうこう無いです。
評3.7/5
最後のプチフールは何だかヘビーなチョコで、もうこれでお腹一杯!
コースにするといつもこうなります。
奥様はお茶。
お茶と言っても日本茶じゃないのですが、最近どこでも良くこの鉄瓶が出て来ますね。
■一言メモ■
まず、スカンジナビア料理についてなのですが私には何がそうなのか?さっぱり分かりませんでした。
料理自体は、バルセロナで一般的なクリエイテイブ創作料理のそれと何も変わりありませんし、使ってる食材にも別段他に比べて特徴があるわけでも無く、ただシエフの二人がフィンランド人と言うだけで、スカンジナビア料理と名付けただけと思えます。
さて、その創作料理ですがレベル的には決して低い物ではありませんがかと言ってこのレベルの店は、バルセロナには結構いっぱいあります。
例えば、Gresca、Osmosis、Lbentia、Geronch、Toc、Coure・・等など。
その中で料理の盛りつけの美しさ、今日の場合は前菜のサラダに関しては他の店より一歩抜けているのですが、肝心の料理の味自体は
同レベルの店の中では埋没ぎみと言っていいでしょう。
また、私的には今日の料理、この店の作り、サービスを総合的にみて納得できる適正価格は二人で90~110€と言うところで、CPがいま一つ。
評価62点