小さな店で昔のボデガ(酒屋)もしくは、バルを改造した店でしょうか。
せっかく胃潰瘍も治ったところで、あまり飲みたくないのですが飲んべい相方に付き合って、今日もCAVAでまず乾杯!
おつまみはローストしたアーモンド。
左が焼いただけのパンで右がパン・コン・トマテ。
トマテの方はバゲットみたいになっています。
中身はもちっとしていて相方、とてもお気に入りになられた様です。
何種類か試した中で、この地元アルベッキーナ種のオリーブオイルが私達には一番おいしいと感じました。
味のポイントはブテイファラネグラ(血入りソーセージ)
スペインにしては、ソフトでやさしい味付けです。
評3.8/5
味のポイントはパンセッタ(豚トロ)
これまた、ソフトでやさしい味つけです。
評3.8/5
マグレの鴨です。
マグレ鴨とはフォアグラを取るために肥育された鴨で、飼育期間が長く、サイズも大きいものです。
また大きく育っているので肉はやや硬めですが、獣臭が少なく、脂はフォアグラのような香りがします。
付け合わせの栗は私が子供の頃に好物だった、マロングラッセの様に甘い。
いつもレアで焼いてもらうのですが、今日はなんとなくミデイアムで注文。
でもやっぱりレアにした方が良かったかと後悔。
と言っても、お味は悪くありません、甘い栗との相性も良いです。
評4/5
この店の名物のフォアグラ。
まるですき焼きの様な香りがします・・(笑
シンプルな料理ですが、これもお味は悪くはありません。
中々いけます。
評4/5
トリフチョコレート。
上には粗塩。
お味は・・・
まあ普通ですね。
凄いレシートです!
これを見ても何を食べて飲んだか? さっぱり分かりません・・
■一言メモ■
地元のグルメの中でも、この店を知っているならかなりの好き者と呼べるかもしれません。
ロケーションはAuditoriの前の路地を少し入ったところで、レストランを営業するには全く不適な辺境の場所と言って間違いありませんしバルセロナに長く住まれている日本人の方でも、殆ど誰も知らないんじゃ無いでしょうか。
さて、料理に関しては悪くはありません、また素材も良い物だと思うのですがシンプル過ぎると言うかなんだか華がありません。
また、絶品と呼べる程の料理も今日食べた中にはありませんでした。
決して安い店と言う訳でも無いので、場所も不便ですしリピートするには当分はちょっと厳しいでしょうか。
ところで・・・
白髪のちり毛オーナーが料理を作り、奥さんと若いお兄さんがサービス担当で3人で回っているこじんまりとした店ですが、このお兄さんが中々感じが良くて今日はとても気持ち良く食事ができました。
本当のところ・・
この店の最大の長所は彼かも知れません (笑
評価65点