バルセロナを真横に突き抜ける大通りグランビアの外れ。
決して便利とは言い難い場所にあり、また外観はその辺にあるバルそのも。
パン・コン・トマテも頼みました。
パン自体はパリッとして良いのですが、オリーブオイルの掛け過ぎでびちゃびちゃでした。
あと、オイルが美味しくないと言うか全く味が無くイマイチ。
私の前菜はミルフィーユ。
上のパンはハンバーガーの様に見せますが、クロワッサンの様な生地で非常に軽いものです。
割ると中から黄味がとろ~り。
フォアグラも美味しいし、半熟玉子と軽いパン地元料理と言うより創作ですけど、美味しく頂けました。
評3.9/5
私は、元来パスタは手打ちだから美味しいとは思わないんですが今日も別にどうという印象は無し。
野菜は、Judia verde辞書では鞘インゲンとなっていますが、日本のそれとは違ってもっと大きくて鞘が平べったい物です、あとは人参。
豆は食感があって良い感じでしたが、クリームチーズ味のソースはなんだか。はっきりしない味でした。
評3.5/5
相方のメインはマグロのタルタル。
いつもは肉のタルタルを注文するですが・ 聞いてみると日本のニュースを見てビビッて今日はマグロにしたそうです(笑
淡白なマグロの赤身にアボガドを合わせたと思うのですが何だかそのアボガドの量が中途半端でイマイチ。
あと、レモンでしょうか酸味が効き過ぎて全くダメ。
こんな物なら私が家で作る方が数倍上です。
評2.9/5
私のメインはアンコウの尻尾。
日本では鍋にしか使わないアンコウですがスペインでは非常にポピュラーな食材です。
これこそ、地元料理の基本と言う感じ。
味付けは濃く無いですが、地元スペイン人が好みそうな、また彼らが評価しそうな一品でした。
上質地元料理と言うところで悪くありません。
評3.8/5
量が結構あったので、今日はデザートは無し。
最近は私がワインを飲めなくなったので全体的に安く付きます。
但し、相方はグラスワインは美味しくないぞー!と 怒り爆裂(笑
■一言メモ■
地元カタルーニャ料理を基本とした店ですが、味付けは地元料理にありがちな濃い、塩が効き過ぎと言う事も無く食べやすいと思います。
マグロのタルタル以外はどれも一定のレベルに上手くまとめた料理とは思いますが、私的にはもう少しインパクトのあるものが食べたかったでしょうか。
料理の値段に付いては、高過ぎずこれぐらいなら適正価格と言うところ。
但しワインの値付けは高く、特に安いワインは日本並みの3倍掛け。
またこの店ニュヨークタイムスで紹介されてニューヨーカーが多いせいか?
ワインリストにはロマネ・コンティ なんてバブリーなのがありました(笑
店の作りは、最初一階しかないと思っていましたが地下にもありかなりの大箱なレストランで100席以上あります。
今回はその地下の席でしたが、結構他の客の声が響いてうるさかったです。
あと、サービスは大箱のレストランですので大した事は求められないのですが最低のラインは一応クリアしています(笑
地元のレストランガイド、また欧米の旅行ガイドブックにも載っている店で知名度はかなりある方です。
街の中心から外れた場所にも関わらず、この日もかなりの数の欧米人旅行者がきていました。
最後に・・
食べやすい料理、高すぎない価格、私好みの店と言う訳ではないのですが
一般向けとしては合格レベルで選択的には悪くないと思います。
評価68点