バルセロナ出身でマドリッドに進出しミシュラン二つ星を獲得したRamon Freixaシエフがバルセロナにいた頃に、プロデユースしたレストランです。
ミシュランのバルセロナお勧め店の一つにもなっています。
旧市街の地下鉄JAUME駅の近くにバブル景気の頃に出来たホテル内にあり店の中はご覧の様にモダンな作りとなっています。
今日はランチメニューにしようかと思いましたがアラカルトで頼むのとあまり変わりがない様なのでアラカルトで前菜メインそれぞれ一品頼みました。
まずお通しとパン。
どちらも、悪くありません。
ちなみに一人1.87ユーロチャージされていて、タダではありません。
私の前菜。
アロースアバンダと川の手長エビと言うことでした。
川の手長エビ?
何だろうと思いましたが・・ みての通り日本でもお馴染みのザリガニでした(笑
ザリガニを食べるのは初めてなのですが・・ 尻尾にも殆ど身が無いので、面倒くさがりの私は頭からバリバリボリボリと食べてしまいました。ちなみに歯が丈夫なのがとりえです(笑
ところで、微妙な味です。
エビの様な味でも無いし、何でしょうこの味。
2匹食べて残り一匹・・奥様に回しました。
ところで、このザリガニ君なんだかリアルですね。
相方は皮をむいて食べていましたが、お味はやはり微妙との事。
ご飯は、別段これと言う程美味しくも不味くも無く普通。
わざわざこの料理にザリガニを使う必要はなかったと思います。
評3.3/5
手羽先のマリネと下にはマッシュポテト。
マッシュポテトは固めて表面を焼いています。
あと中には・・・
これは付け合わせですが。
ポテトの中にも同じく血入りソーセージのモルシーヨが入っていました。
手羽先もポテトもそして付け合わせ、どれも悪くは無いのですがかといって、インパクトの無い料理です。
評3.4/5
すごいボリュームです。
一個で充分な大きさなのですが2個も・・。
脂がよく乗っていました。
付け合わせは、野菜のミルフィーユ。
ズッキーニの中にチーズとトマト。
これをパクリと一口で頂きました。
さて、お味なんですが・ 魚は良く脂が乗っていますが味があまり付いていません。
付け合わせは、まずまず。
評3.6/5
もう一つのメインの肉はリブロースこれで150グラムです。
野菜は、良くアンチョビを乗っけてサラダにするコゴーヨとそれにチップスが付きます。
焼き加減はいつものレア。
肉の味は、そこそこするんですが塩が足りないし胡椒も・・。
なんだか、ただ焼いただけの料理で、私が家で焼く方が美味しい。
評2.9/5
魚がかなりのボリュームがあったので、今日はデザートはやめてコーヒーで〆なんですが・
エスプレッソを頼んだはずが、相方と同じコルタード?
面倒なので替えてもらわずそのまま飲みました。
付いてきたチョコは、おなじみバルセロナの歩道のモザイクと同じ模様ですね。
二人でビール2本とワイングラスで赤白1杯。
ランチメニューとあまり変わらないと思ってアラカルトで食べたら飲み物がプラスされてそこそこの額になりました。
■一言メモ■
今日食べた感想をずばり言うと二つ星シエフのプロデユースした料理にしては、なんともインパクトが弱い。
見た目はそれなりですし、味が濃いとか言う事も無いのですがどれ一つ取っても印象に残らない料理、味です。
値段的には前菜はどれも10ユーロ以下で、メインは10~12ユーロと高くは無いと思いますが、肝心の味が何とも頼りない。
今日は、夫婦揃って全く同じ意見同じ評価・・
評価62点