バルセロナで料理学校を経営している著名なメイ・ホフマン女史のレストランとして知られているミシュラン一つ星のレストランです。
以前は旧市街サンタ・マリア・デルマル教会のすぐ近くにあったのが数年前に現在の地に移転してまもなく星付きとなりました。
今まで、なぜかこの店に関しては興味がわかなくて、今回も・・
まあ試しにと言う事でお昼のランチ、プリフィックスメニュー45€を食べて見ることにしました。
アミューズ1。
それぞれ悪くありません。
左のパイナップルジュースとビールとマテイーニのカクテルだけはイマイチ。
何の事は無いただのジュースでした。
アミューズ2.
下はイカで、上はホタルイカのフリート。
これは、なかなかいけました。
評3.8/5
具が少な過ぎ・・・。
この倍は詰めて欲しかったです。
3/5
Sopao de cebolla can huevo poche y crujiente de jamon.
ここから料理。
私の前菜は玉ねぎのスープの中にポーチドエッグ。
アクセントに生ハム。
お味は悪くはありません。
評3.3/5
Coca de reapte.
前菜2
相方は頼みました。
アンチョビのペーストの下のパンは揚げパンでした。
なかなかいけました。
評3.5/5
bacalao cocido a baja temeratura con samfania y su jugo.
メイン1(私)
タラの低温調理。
生ハムとカリっと揚げたたらの皮が付きます。
ソースは美味しくてタラ料理としては悪くは無いのですが
以前から何度も言っているのですが、食材としてのタラはなんとも面白みの無い魚でその点はいつもの通り満足感に欠けます。
評3.3/5
Salomon con piel crujiente,pasta fresca con pesto y aceiteuna negra.
メイン1(相方)
パスタは手打ちで、これは美味しくて今日食べた中では一番でした。
ただ肝心のサーモンは殆ど味がしません、パスタが絶品だったのにそれが非常に残念でした。
評3.4/5
codornices lacada con miel,soja,sesamo,verduritas,
pure de garbanzos y cjips de boniato.
スペイン伝統のうずら料理は、あまり美味しいと思った事が
無いのですが、これは結構美味しいでしょうか。
ただ、醤油ベースのソースで、悪く言うとただの照り焼き味とも言えなくもありません。
評3.2/5
Cordero con tosta de papa arruga,tomates y ajos confitados.
羊肉のグリル。
焼き加減も、外がパリッとしていないしいまひとつ肉の美味しさが感じられません。
付け合せののポテトは全く味が塩すらしない。
評2.8/5
デザート1
何も聞かれず持って来られました???
チョコレートのアイスでしょうか。
平凡です・
3/5
こちらも、何も聞かれず私の前に置かれました??
この店はデザートが美味しいと評判だそうですが・・・
私には、普通のレベルに思えます。
評3/5
プチフールは乾き物じゃなくてその点評価できますが。
お味は、まあ普通と言うところです。
3.5/5
■一言メモ■
以前は料理学校の上に併設されていたレストランで私的にはいま一つ評価していなかったのですが、今回試してみての感想は・・
まあ、味、サービス、店の作り、雰囲気共に星付き高級レストランの平均レベルにはあると思いますが、だからと言ってそれ以上に抜けた様なものを感じませんでした。
一点気になったのは、皿出しが非常に遅く一品食べ終わってから次の皿まで10~20分近く待たさせられかなりストレスを感じました。
この日の客は20数人、キッチンで働いているのも同じぐらい人数がいるにも関わらずいったい何をしているんでしょう?
今日のランチ、アミューズ3品に前菜1品メインが2品のプリフィックスメニューで45€。
値段的には悪くありませんし、量的にも満足できます。
アラカルトメニューも以前この店の前を通った時に見た値段より不景気のせいでしょうか、だいぶ値下げした様です。
再訪してアラカルトで食べてみないと、評価しきれないのですが私の今日の感じとしてはバルセロナに幾つもあるミシュラン星付きレストランの中では個性がなく埋没気味。
評価65点